2008/06/18

ありがとう、オーストラリア

ブリスベンでオーストラリア人の友人のお父さんの家に泊めていただいています。名前はジョー。84歳というのにとても元気で若々しいのです。今回の旅の目的の一つは彼に新しいコンピュータを届け、古いコンピュータを日本へ持ち帰ることでした。

一人暮らしで、週の半分が肉、半分が魚、という感じの食生活。野菜は冷凍食品で、電子レンジを常用し、コーヒーはインスタント。わたしたちからすると健康的な食生活とは言い難い(まあ、ごく普通の食生活かもしれません)のですが、ジョーはとても元気でスタイルも抜群なのです。

そんな彼の健康の秘訣は「少食」でした。

ジョーのJPG

一緒にインド料理を食べにいったとき、ジョーはラムカレーライスを頼んだのですが(野菜は入っていない)、1人前の半分しか食べません。「あまり食べ過ぎない方がいいんだ。体型を維持しなくちゃいけないからね」とウィンクした84歳のジョー。すばらしいです。

奥さんとはだいぶ昔に別れてずっと一人暮らし。そんな彼が選んだ健康法は、好きなものをほんの少しだけ食べる、ということでした。「腹八分目、医者いらず」というのは本当ですね。わたしは美味しいものがあると、つい食べ過ぎてしまうので要注意です。どんなにヘルシーなものでも、食べ過ぎはだめ。

今回の短い旅の間に、サンシャインコーストでゆかりさん一家と、バイロンベイでピップとグレースと再会し旧交を温めました。グレースは生死をさまよった難病から生還し、今はパートナーのピップと一緒に難病患者のサポートをしたり、セルフケアのワークショップをしたり、自らの体験を本にしたりと大忙しです。いつかわたしたちも彼らと一緒に仕事をすることになるかもしれません。

途中寄ったゴールドコーストでは、わたしのことをインタビューしたことがあるという元テレビ制作会社の女性とも再会しました。地球の裏側での偶然(必然)に驚いています。

オーストラリアには持続可能で健康的なライフスタイルを求める人々が大勢います。そういう人たちを訪ね、暮らしの工夫や健康的な生活のコツを学ぶだけでも、毎日が楽しくて、あっという間の3日間でした。

明日早朝、日本に向けて出発です。9月にまた戻ってくるかもしれない(平和省地球会議がシドニーで行われる)ので、そのときはもう少しゆっくりしたいなあ。

ありがとう、オーストラリア。この大陸のあまりに美しい自然と、おおらかな人たちに惹かれています。

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