2008/07/19

東京平和映画祭二日目

東京平和映画祭二日目の朝。代々木のオリンピックセンターの宿泊施設に泊まっています。毎年この期間はここに滞在しているのですが、この5年間で樹木が成長しているのに気づきました。まるで森の中にいるようで東京にいるとは思えません。今朝も鳥と虫の声で、すがすがしく目覚めました。気がいい場所なので、この中を散歩するために来てもいいかもしれません。

まだ朝6時前ですが外にでると、世界と日本各地からいろいろな研修のために集まった若者たちが散歩や体操をしています。わたしは1人静かになれる場所を見つけて、太極拳をしました。体調は万全。今日は長い一日ですからね。

田中優さんの JPG

さて、昨日の初日に上映した「Iraq for SALE」と田中優さんの講演は、素晴らしいものでした。今回のイラク戦争がいかに民営化され、軍需企業が米国民の税金(それは日本人の貯金の一部が形を変えたもの)で大儲けしているのかをかいま見ることができました。それでも、氷山の一角でしょう。このDVDはまもなくGPCストアでも買えます。

田中優さんのJPG



でも、日本人が貯蓄をどこに預けるかを変えれば、これは解決できる、ということでもあります。わたしたちの郵便貯金や銀行貯金が日銀経由で米国債の38%に化けているのですからね。このことを知らせましょう。そして、銀行を変えましょう。

参加できたお客さんはみなびっくり&満足だったと思います。一日目は大成功!優さんはアーティストパワーバンクのイベントに行かなくてはならないところを、無理をしてここにきてくれました。どうもありがとう!!

さて、本日は朝10時から。ボランティアの集合は大ホール前に朝8時です。帳合は8時半には始まりますので、チラシを配りたい方はこの作業に加わってくださいね。

午前中は、わたしたちの食べ物について『いのちの食べ方』と『ニンジンから宇宙へ』を。この2本を観た人は、今日から食の選び方が変化するでしょう。

午後は『帰ってきたスターウォーズ』。昨日優さんも話してくれましたが、日本の防衛産業でトップ10に入っている三菱重工、NEC、三菱電機、石川島播磨、東芝などの超一流企業が「宇宙基本法」を成立された背後にあることを見抜いておきましょう。宇宙基本法、一見する名前もいいし、良さそうな法律ですが、内容は「宇宙戦争法」ですよ。

そして、BBCが捉えた沖縄は『破壊を伴う開発』でした。沖縄のことは、わたしたち日本とアメリカの問題です。米軍基地がなくてもやっていけるような沖縄、そして日本をどうやってつくっていくのか、問われます(個人的には、一刻も早く「戦争ごっこ」をやめてほしいですけどね。)

『慈悲を生きる』はチベットのダライ・ラマのお話。この作品に対して中国を支持する人たちからの反論も寄せられています。東京平和映画祭は特定の政党や宗教を支持しているわけではないので、一つの見方として視野を広げてくれれば、と思います。

そして、わたしのトークと映像(ほとんど映像)『9・11とつくられる戦争』。今年1月に参議院外交防衛委員会で9・11事件が本当にアルカイダの仕業なのか、と質問した藤田幸久議員の話から始まります。

最後は『PEACE BED』。音楽、アートを通して平和を体現したジョン・レノンとオノヨーコ。2人の存在をどれだけアメリカやCIAが恐れていたかを改めて知るでしょう。彼の暗殺についても、いまだに謎があります。

というわけで、今日はまだ当日でも入れます(会員3000円、非会員4000円)ですので、お早めにご来場くださいね。わたしはお昼や休憩時間はブースにいますので、どうぞ声をかけてくださいね。

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