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8月31日、成田を出発して10時間後、ロサンゼルスで飛行機を乗り換え、さらに2時間でオレゴン州のポートランド空港に着きました。
ゲートから出てすぐ、写真で見覚えのあるまん丸の目を輝かせた小柄なスザンヌ・ワードさん(以降、スージー)をわたしはすぐに見つけることができました。近づいて「Are you Suzanne?」と声をかけると、「You are Yumi!」といいながら抱きしめてくれました。一緒に来ていたのは夫のボブさん。がっちりした体の髭もじゃさんで、目が優しく笑っています。
空港の駐車場には彼らの車が止めてあり、そのナンバープレートがなんと「369」。スージーたちがその意味を知る由もありませんが、今回の旅に同行した瀬戸夫妻は「弥勒」を意味するこの数字に心底驚いていました。
空港からコロンビア川を渡るとワシントン州。Camasという小さな町でハイウェィを降りて森の中にある彼らの家へ。
家に入るとすぐ、わたしより大きな白い犬に顔中をなめられました。5匹の犬ーーそのうち4匹は私より大きくて、5匹とも捨て犬ーーが今はスージーとボブの子どもたちなのだ、と教えてくれました。
5エイカーの敷地があるコテージ風の家は、5匹の犬がいるとは思えない程、隅々までそうじが行き届いていて、気持ちの良い空間です。壁にはたくさんの絵と子どもたちと孫たちの写真、センスのいい家具には生花が飾られていて、リビングの数多くの観葉植物がどれも生き生き輝いています。わたしたちは1階の寝室、瀬戸夫妻はロフトを与えられ、二晩の滞在がはじまりました。
わたしたちは初めて会った気がしなくて、起きている間中、話が弾みました。スージーがときどきマシューくんと話しているようで、会話の途中で「マシューがあなたたちをとても歓迎しています」と伝えたりするのです。彼女にとっては普通のことなのでしょうが(なんせ、毎日マシューくんと話しているのですから)、わたしにはもちろん何も聞こえないし、28年も前にこの世を離れた息子と話ができるということ事体が、不思議でなりません。
スージーは17歳でマシューを交通事故で失ってから、長い間深い悲しみの中にいました。
「喪失と悲しみの罠にずっとはまっていて、そこから抜けられませんでした」
「それはあまりに長すぎたのです」と話してくれました。
実際、彼女の人生がまた「意味をもち始めた」のは、今の家に引越した1993年ごろから。ここの大自然、特に樹々になぐさめられ、心が開きはじめたのです。そして、忘れもしない1994年1月末、キッチンテーブルに座って庭を眺めているときに、突然、パワフルな声が彼女の全身を貫きます。
「あなたは地球を愛していると言った
あなたは地球の役に立ちたいと言った
あなたは何をすべきか知っている
それなのにやっていない
すぐに始めなさい」
その深遠な声は後に、Hatonn(ハトン:銀河艦隊の艦長)からのものだとわかります。
翌日、スジーは息子への思いを初めて短い手紙にして黄色いメモ帳に書き綴ります。
「マシュー、あなたがいなくなってさみしいわ
今どうしているの?
様子を知らせてちょうだい」
4日後、彼からのメッセージが戻ってきます。
「おかあさん、マシューです。
これから僕がいうことを書き留めてください」
こうして1994年から今日まで続く対話が始まります。もう14年も!その間、会話を綴ったノートの厚さは数十センチにもなりますが、スージーはそれを本にして出すなんてことはまったく考えていませんでした。
やっと息子とコンタクトができるようになった彼女は、マシューくんを二度と失いたくないという思いで、ただただ来る日も来る日も、会話を続け、ノート(やがてパソコン)に書き続けたのです。
やがてそれらは編集され一冊目の『Matthew, Tell Me About The Heaven』(日本語版『天国の真実』)として出版されます。それで終わると思っていたら、そうではなくあと3冊も出さなくてはなりませんでした(今回、マシューブックを全部入手してきました)。本を出すなんてことはもちろんしたことがなかった彼女にとって、この仕事に取り組むこと事体が癒しの旅であり、彼女の今生の使命を発見する旅でもありました。
今こうして、わたしたちがスージーに出会い、マシューくんのメッセージを翻訳することになったのは必然だと思っています。彼の最近のメッセージは今地球で起きている大きな政治的、経済的、環境的変化に言及しており、緊急性が高いので、なんとか米大統領選挙(11月)の前に出したいです。
そんなことを思っていたら、福田首相が辞任し、日本でもそろそろ選挙がありそうではありませんか!もたもたしてられませんね。
マシューくんから今回聞いたことで大切なことをみなさんにひとつお伝えします。
「これからの移行(アセンションへの移行期のことを言っていると思います。Time of Transitionという言葉を使いました)のときを迷わずに生き抜くためには、真実を知らなくてはなりません。真実があなたたちの行動の指針になります。真実を知らないとこの移行についていけないでしょう」(肉体をもって生きられない、という意味かもしれない)
マシューくんが911事件のことやイルミナティにまで言及しているのは、そのためだったのか、と気づきました。多くの人に気づきのチャンスを与えてくれていることに感謝します。こんなことをマシューくんから直接聞いてしまうと、11月3日の911真相究明国際会議はなんとしても、1人でも多くの人に参加してもらわなくっちゃ、と思います。
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8 件のコメント:
ロボットです
私も霊感がありませんが、魂の存在があるの
だろう、あってほしいと思います。
亡くなられた方の思い、意志を知る事ができ
たら、
又、そのような存在と協力して良い未来が築
けたらいいのになー、なんて感じます。
『天国の真実』という本を読むと、わたしたちが死んだあとに行く場所はとても魅力的な感じがします。そしてこの世で学びきれなかったことをあちらでも学び続け、またあちらの世界で成長を遂げて、再度、こちらの世界へ志願する魂もいるそうです。
戦争やテロなどで理不尽にいのちを奪われた人たちの魂は、大変なケアを受けるようです。といっても、わたしもまだ経験がないので(過去にあったとしても覚えていないので)、どういうものか、本当かどうかも、わかりませんが・・・。ただマシューくんのメッセージは本当に愛と叡智に溢れていて、読むだけで元気になるのです。
もし貴方が本気で9.11事件を探求したいのなら、ニューエイジ系のトピックは書かないほうが良いと思います。きくちさんの御考えはあると思いますが、世間一般では超常現象とましてや霊と現実世界をリンクさせてしまえば非常に胡散臭く思われてしまいます。そうなれば9・11事件の探求自体が非常にいかがわしい作業だと誤解を与えかねません。
なるほど。匿名さんのように考える人は、まだまだ多いのでしょうね。ちょっと考えさせてください。わたしの中では同時に起きていることですし、どれも大切なことなのです。
「うさんくさい」という感情は、いったいどういうときに湧きあがるのか、ご自身の心の中ものぞいてみるといいと思います。たとえば、「政治はうさんくさい」というとき、政治特有の権力争いや金銭欲を忌み嫌う気持ちが、そう言わせます。
ニューエイジの中にはうさんくさいものもあるでしょうが、そうでないものもあります。人は、自分の感性と合わないものは「うさんくさい」と蓋をしてしまいます。人の感性は人の数だけ存在しています。その多様性を私自身は大事にしたいです。
胡散臭くても何でも、真実だと思うことは伝えていかなければならないと思います。それをどうしても信じられない人、情報さえ入ってこない人は、まだその時期でないため、2012年以降も地球でなく3次元の星に転生する事になるんでしたっけ。でもマシュー君によれば10月14日には全て分かるのでしょうから、宇宙におまかせするしかないかもしれませんね。マシュー君のお母さんは、NESARAについて何か言われていませんでしたか?玄さんにNESARAについて是非訳していただきたいです。
ところで、半分だけローフードを9月から始めて、すでに3kgも減ってしまいました!!炭水化物やチョコはたくさん食べているのですが、最初にフルーツを食べる事が効いているのでしょうか。体が軽くなり顔の血行が良くなりました。本当に不思議です。
チャオさん、
ローフードをはじめると、確かに血行がよくなり、頭はすっきりしますね。眠りも深い(短くても良い、つかれない)です。体重はあまり減りませんが、相変わらずウエストは細いままです。結構好きなものを好きなだけ食べているんですけど、体型は元に戻らないですね。すごいです。ローフード。
NESARAについて、確かに書いてますね。4冊目の本にあります。今日ちょうど読んでいたところです。マシューくんによれば、NESARAは地球のライトワーカーの仕事のようですね(それを悪くいう人は、情報をゆがめる仕事を担当している人たち)。わたしもまだ詳しく知らないので、自分でも調べてみるつもり。
お返事ありがとうございました。
下のサイトにNESARAについて詳しく説明があるので分かりやすいのですが、彼は否定派のようです。
http://www.keimizumori.com/articles/nesara2008.html
Dove of Oneness という女性ジャーナリスト(シャイニ・グッドウィン氏)が寄付金を募っているから怪しいという考えなのでしょうか。マシュー君は彼女のやっている事が正しいと言っていますね。
こちらは宇宙関係のサイトでしょうか、マシュー君のメッセージからNESARAを抜粋してあります。
http://www.luisprada.com/Protected/matthew_on_nesara_and_the_dark_forces.htm
上のサイトでも紹介されている、地球を救いに来る?銀河連邦のサイトです。NESARAについてや、マシュー君のメッセージとも重なる部分が多いと思います。
http://oneness-net.jp/pao-updates/index.htm
10月14日より1ヶ月前から何かが変わるようですので、NESARA施行が関係してくるのかなと思っています。「胡散臭そうな」コメントになってしまってごめんなさい。載せて頂かなくても結構です。
きくちさん。圭と言います。
ともだちはきくちさんのお手伝いをかなりしてきています。
さて天国からの手紙はお母さんの脳内にテレパシー的に入ってくる何らかのコントロールも考えられますし、
イミナルティや9.11についてマシュー君は知る術をもっていません。生きていないと言うことは彼はそれを感じて推察する術がないのです。ですから地球を見守る優しい気持があってもそのことを知ることはできません。
人間の思考は全てその固体の脳内に再構成されたものです。マシュー君のお母さんが日本語でマシュー君の声を聞くことはありません。
なぜならお母さんは日本語を理解しないからです。
きくちさんや森田さんのなかで生きることの感動があるのは良く分かります。
どこにその感動が生まれているのかを私は考えます。
例えば特定の数字に意味があると思うのはそれを知っているからです。
666の意味を知るまでは何らそれは意味のない666なのです。
とほほさんとのやり取りを思い出してください。
そして9.11を追求する立場としてどこから先が踏み込んで繋げてはいけないところなのかを考えてください。
英語の演説を素敵だと言うだけでなく概要とかポイントを示してください。
きくちさんは英語が堪能です。同じに行かない人々に伝えるのが堪能な人の役目の部分もあります。
そうしないとつたえ切れないものができてしまいます。影響力のある立場にいることを最もよく理解して欲しいと念じています。
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