2009/01/09

ガザの大虐殺を止めるためにわたしたちができること

メディアの論調は「暴力の応酬」で、停戦を実現するには「ハマスが攻撃をやめるしかない」と実にイスラエルに甘く、ハマスに厳しいのが多いですね。そもそも占領をしたのはどちらかしら?

マスコミが言うところの「暴力の応酬」を現地の写真で見せてくれるサイトが送られてきましたので共有します。前半がイスラエル軍によるガザ攻撃、後半がハマスによるイスラエル攻撃です。
http://groups.yahoo.com/group/shamireaders/message/1233
ガザで今起きている生き地獄の映像はメディアにあまり流れませんが、ありのままの様子がテレビで毎日流れたら、日本人は戦争反対にみんな立ちあがるでしょう。同じ年頃の子どもがいるので、正視に耐えられない映像ですが。
I am sorry, please forgive me.

http://sabbah.biz/mt/archives/2008/12/31/hussam-ayloush-dead-palestinian-children-have-names-too/


イスラエルの最新鋭の武器の出所はアメリカです。その資金の出所は米国債を買い続けている日本(人の貯金を銀行や日銀が勝手に使っているのだが)ですよ。おとといのブログ「子どもたちを殺さないで——ガザとつながる沖縄」にも書きましたが、そのイスラエル軍と米軍と自衛隊の合同訓練の計画があるのが、沖縄の高江。そこにヘリパットを強引に作ろうとしている。日本人の税金で。ガザで起きていることと日本も、めっちゃつながっている!

ガザの人口の過半数は18歳以下の子どもで、150万人もが分離壁の中に閉じ込められて暮らしています。逃げ場はなく、医薬品や水や電気や食糧やガソリンなども底をつきつつあります。そこに殺傷力抜群の兵器をこれでもかと使っています。さらに驚いたのは、米国の「海外援助」の3分の1はなんと、もっとも一人当たりの所得が高い国の一つであるイスラエルへの軍事援助だということ!!(リッチな人は援助はいらない)

昨日の森田玄のブログを読んでください(米国の海外援助の3分の1がイスラエル向け)。
http://moritagen.blogspot.com/2009/01/0.html
カナダでユダヤ人の若い女性たちのグループがイスラエル領事館を占拠しました。抗議のためです。メディアやカナダの政府がイスラエルの行動を支持しているので、カナダ人の多くはガザ攻撃に賛成していないということを伝えるためにやった、とラジオのインタビューで言っています。
http://www.radio4all.net:8080/files/newsnet@ckut.ca/1193-1-occupation070109.mp3
画期的です(カナダのメディアも取り上げている)。
わたしもできることをやらなくちゃ。子どもたちが、無実の人たちがこれ以上殺され続けないように。

明日、明後日とあちこちで停戦を求めるデモがあります。以下は詳細。こういうとき、あなたは何を優先しますか?
意思表示、しましょう。

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■□ ガザの大量殺傷と破壊に対する抗議行動□■
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

【ガザに光を! 即時停戦を求める ピースパレード&シンポジウム】

■開催日:2009年1月10日(土)

■プレイベント
13:00上映会『パレスチナ1948NAKBA』(監督 広河隆一)
     場所:増上寺 慈雲閣(都営三田線「御成門」駅から徒歩3分)
     共催:浄土宗平和協会  (詳細計画中)

■ピースパレード
15:30 「芝公園23号地」集合(東京タワーのふもと)
16:00 出発、パレード開始
17:30 「六本木三河台公園」にてパレード終了

■シンポジウム
【時間】 18:30〜20:30 
【会場】 聖アンデレ教会(港区芝公園3-6-18 東京メトロ日比谷線「神谷町」駅から徒歩10分)
【内容】・トークリレー 
    池田 香代子さん(『世界がもし100人の村だったら』再話者)
    広河 隆一さん(ジャーナリスト) 
    パレスチナに関わるNGOのアピール 他
    現地の声(電話録音) 予定

■ 主催: 1・10 ガザに光を! ピースパレード実行委員会
■ 呼びかけ団体:特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク、社団法人アムネスティ・インターナショナル日本、特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター(JVC)、日本山妙法寺、日本聖公会東京教区「エルサレム教区協働委員会」、日本パレスチナ医療協会、日本YWCA、特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン、パレスチナの子供の里親運動、ピースボート、平和をつくり出す宗教者ネット、『1コマ』サポーターズ

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スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!
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日時:1月11日(日)
14時開場/14時30分開始(14時から映像上映あり)
16時45分終了(デモ出発は17時00分)

場所:四谷地域センター・多目的ホール(12階)
地下鉄丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分(四谷方向に向かってまっ
すぐ歩き、右手/新宿区内藤町87番地)

■アピール:
阿部浩己さん(国際人権法/神奈川大学法科大学院教授) 
鵜飼哲さん(ティーチイン沖縄/一橋大学教員) 
小倉利丸さん(ピープルズプラン研究所/富山大学経済学部教員) 

■リレーアピール: 
国富建治さん(新しい反安保行動をつくる実行委員会) 
杉原浩司さん(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン) 
園良太さん(憲法カフェ)
北林岳彦さん ほか 
※当日の飛び入りアピールも受け付けます。

■デモ:四谷地域センターを出発し、新宿方向に向けてデモを行います。
※出来るだけ、各自で手作りのプラカードなどを持参して下さい(主催者側も用意します)。

イスラエルはついに地上戦を開始しました。40年以上も占領を続け、人権を侵害して苦しめてきた人々を逃げ場のない空間の中で追いつめて殺すという、こんな酷い行為は一刻も早く止めさせなくてなりません。

イスラエルを非難する国際的な声は鈍く、多くのマスコミはイスラエルとハマースの「暴力の応酬」という構図を作り上げて事態を矮小化し、イスラエルの占領行為を免罪しています。しかし2006年のレバノン戦争と同様、イスラエルが「自衛」戦争を演出し続けなくてはならないような事態を作り出したのは、他でもないイスラエルによる占領です。

ガザのむごい光景は、私たちの無惨な日常生活の延長上にあります。アメリカのイラク占領を支援するためイラクに自衛隊を送り、インド洋で給油活動を続けることでアフガニスタン攻撃を支えて来た日本。目先の「安全」や政権の安定を得るために「対テロ」の名目で人を殺すことが当たり前のようになっている世界。もうこりごりです。
この日本社会の中から、今こそ戦争と占領をやめろ!という声を大きく響かせましょう。

主催:「スピークアウト&デモ:イスラエルは占領とガザ侵攻をやめろ!」実行委員会
<連絡先>
メールアドレス:speakout.demo@gmail.com 
電話:090-6498-6448
郵便物送付:〒162-0823東京都新宿区神楽河岸1 - 1 
   東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114 
   ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉気付 

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<東京外国語大学・中東イスラーム研究教育プロジェクト>

●緊急集会「イスラエルによるガザ侵攻を考える」

昨年12月27日にイスラエル軍が開始したガザ地区への攻撃が激しさを増しています。1月3日からは地上侵攻も始まり、6日現在でパレスチナ側には600人を超える死者と3000人近い負傷者が出ています。パレスチナにおけるこの事態を受けて、東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトでは緊急ワークショップを開催します。中東地域・パレスチナに長年関わってきた学内外の研究者を中心に、今の状態を招いた背景と今後の展望、訴えていくべき内容や取るべき行動について考えます。

日時 1月11日(日) 11:00 〜 14:00(11時開場、11時15分開始)
会場 如水会館 1階 如水コンファレンスルーム(参加費:無料、最大100名まで)
東京都千代田区一ツ橋2−1−1(Tel 03-3261-1101(代))
アクセス http://www.kaikan.co.jp/josui/company/access.html
・地下鉄東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩4分
・地下鉄半蔵門線・三田線・都営新宿線 神保町下車 A8・A9出口 徒歩3分

講演者 酒井啓子(東京外国語大学・教授)
    臼杵陽(日本女子大学・教授)
    川上泰徳(朝日新聞・編集委員)
    飯塚正人(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
    黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・教授)
    山本薫(東京外国語大学・助教)
    錦田愛子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・非常勤研究員)

問合せ先 東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
Tel &Fax 042-330-5568/5618
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[関西]
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  許すな!イスラエルのガザ侵攻 1・10緊急行動

 ------------ パレスチナ民衆を殺すな! ----------

イスラエルは、昨年末から続くガザ攻撃によって、すでに500人以上のガザ住民を殺害しています。今も、人々は、電気や水を止められ、食糧確保もままならない状況のなか、イスラエル軍の攻撃にさらされ続けています。

私たちは、イスラエル軍による虐殺行為の中止、ガザ地区の封鎖解除、そして、パレスチナにおける公正な平和の実現を広く訴える緊急集会とデモを行います。イスラエルの暴走を止めるには、国際社会からの圧力、抗議の声を挙げていくことが不可欠です。より多くの方の結集を!! 

なお、参加される方はプラカードや横断幕など、街頭にアピールできるものをご持参いただければと思います。

日時●2009年1月10日(土)午後2時集合
〜午後2時45分頃デモ出発 (3時半頃梅田で解散)

会場●中之島公園女神像前(地下鉄淀屋橋駅下車北へ3分、市役所南側)

発言●・岡 真理さん(京都大学教員)
・B・サーメドさん(ガザ住民、携帯電話を通じての参加)
・参加団体・個人からのアピール

主催●許すな!イスラエルのガザ侵攻1.10緊急行動実行委員会

【呼びかけ団体】ATTAC関西/アムネスティ・インターナショナル日本/釜ヶ崎医療連絡会/釜ヶ崎パトロールの会/関西共同行動/日本キリスト教団大阪教区社会委員会/パレスチナの平和のための関西連絡会/パレスチナの平和を考える会/しないさせない戦争協力・関西ネットワーク

【連絡先】
・関西共同行動
 TEL:06-6364-0123 FAX:06-6364-5247 (中北法律事務所)
Email:kyodo@cpost.plala.or.jp
・パレスチナの平和を考える会
TEL:06-7777-4935 FAX:06-7777-4925(共同オフィスSORA)
Email:palestine.forum@gmail.com

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

【ガザに光を! 即時停戦を求める ピースパレード】ゆみさんの分も一緒に参加してきましたよー。
集合場所の芝公園23号跡地にはたくさんの人(何百人?)。団体参加のほかにも老若男女、一人参加・カップル・親子など様々な顔ぶれで、イスラエルのガザに対する虐殺行為に市井の人々が関心を持っていることに心強い思いがしました。
デモ参加というハードルを越えた人がこれだけいるということは、心の中で同じ思いでいる人はこの何倍もいるということですよね。
ピースパレードの名にふさわしく、攻撃的なシュプレヒコールも何かを強制されることもなく、ただ黙々とプラカードを掲げて歩く人あり、グループでパフォーマンスする人あり、抗議の意図を明確に示す団体あり、それぞれが自分らしく自分のやり方で参加していました。
後ろを歩いていた若者たちはずっとジョン・レノンのイマジンを流していて、私も2時間のパレードを良い気分で歩けました。
プレイベントの「NAKBA」上映会も会場はほぼ満席。
パレードの後のシンポジウムには参加しませんでしたが、今日はお天気にも恵まれ、明るく温かい雰囲気のパレードでした。