2009/02/07

ガザの歌『僕らは屈しない』マイケル・ハート(訳・千早)

NaomiToyodaのJPG

メディアはもう報じなくなってしまいましたが、ガザ地区へのイスラエルの攻撃はエジプト国境付近などで大規模ではないにしろ続いています。なんせ、ガザ地区の封鎖はまだ続いていますので人々の暮らしが苦しいのは変わっていません。

想像してみてください。日本が封鎖され海外から物資が何も入ってこなくなり、誰も海外には出られなくなったとしたら、と・・・。

年末にイスラエルがパレスチナのガザを攻撃し始めてまもなく、この歌が外国の友人たちからまわってきました。歌詞もメロディーも素晴らしい。私はこの歌を1月20日に仙田典子さんの訳でブログに掲載しましたが、今度はオーストラリアの千早が訳してくれましたので、以下に再録します。

この歌は、ロサンゼルス在住のシンガー・ソング・ライターのマイケル・ハートによるもの。「聞いた方は是非、パレスチナのために活動しているNGOに寄付をしてほしい」と彼は訴えています。

原文URL:
http://www.michaelheart.com/Song_for_Gaza.html
歌はこのサイトの中(スクロールして)の映像をクリックすると聞けます。
*この曲の著作権は、作者であるマイケル・ハートに属します。

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僕らは屈しない (ガザのための歌)

マイケル・ハート作  (千早訳)
----------------------------------目もくらむような白い閃光が
ガザの空を今夜も照らしている
人々は我が身の生死すらわからずに
逃げ場を求めて走る

奴らは戦車や戦闘機でやってきた
すべてを破壊する激しい炎とともに
あとには何も残らない
ただ、煙ったもやの中から湧き上がる声だけが

僕らは屈しない
夜のなかで、闘いもせず
僕らのモスクや家や学校は焼き尽くせても
僕らの魂は決して死なない
僕らは屈しない
今宵、ガザで

女たちや子供たちが
幾夜も幾夜も殺され、虐殺され
その間、遠い異国の「指導者」と呼ばれる人たちは
「誰が悪いのか、誰が正しいのか」と議論している

しかし彼らの無力な言葉は 虚しいだけ
そして爆弾は酸性雨のように降り注いだ
けれど、涙と血と痛みをつらぬいて
煙ったもやの中からの声は まだ聞こえている

僕らは屈しない
夜のなかで、闘いもせず
僕らのモスクや家や学校は焼き尽くせても
僕らの魂は決して死なない
僕らは屈しない
今宵、ガザで

(翻訳・千早/TUP)
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ガザのことや世界各地で次々と仕掛けられる戦争のこと、今回の金融危機のこと、そして今日本を襲うリストラの嵐などを理解する絶好の書に出会いました。菊川征司さんの3部作『闇の世界金融の超不都合な真実』『9・11テロの超不都合な真実』『世界恐慌という仕組みを操るロックフェラー』、そしてジョン・コールマン博士著の『新版300人委員会 支配される世界(上下)』です。

みなさんも心して読んでくださいね。そして周りの人にも教えてあげてください。手遅れになる前に。

2月11日には、以下のような緊急報告・講演・上映会があります。私は倉敷(岡山県)の生協会館で講演しており参加できませんが、お近くの方は是非。

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2月11日(水・休) 緊急開催
イスラエルのパレスチナ人虐殺に抗議する
−講演と現地報告、映像上映もあり−
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Gaza Genocide
ガザの民衆を殺すな ガザ封鎖をすぐに解除しろ
−イスラエルは、ガザ住民を抹殺するつもりかー
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昨年12月27日から1月18日まで続いたイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で、パレスチナ人は子供を含め多くの市民が殺されています。

報道によれば「今回の攻撃による死者1330人、負傷者約5450人以上。死者のうち16歳以下の子どもが437人、女性が110人、高齢男性が123人」とのことです(現地医療関係者が22日発表)。
(1月22日AFP通信による)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2561747/3712981

また現在イスラエル兵は撤退したものの、ガザへの封鎖がいまだに解かれていないため必要な物資が現地に入らない状況となっています。

この問題で緊急に現地報告・講演会を開催することになりました。
講師は下記の3名を予定しています。

皆様、ぜひご参加ください。

※なお会場の都合により、恐縮ですが先着50名様とさせて頂きます。メール・FAXでお申し込みをお願いいたします。 (TELも受け付けていますが、お手数ですがなるべくメール・FAXでのお申し込みをお願いいたします)

《3人の講師》
 ■志葉 玲さん(フリーランスジャーナリスト)
 「ガザ現地報告」  …現地時間1月23日からガザに入り、現在取材中です。
  ○ブログ
  シバレイのblog ガザ現地取材中!
  http://reishiva.exblog.jp/


NaomiToyodaのJPG

 ■豊田 直巳さん(フォト・ジャーナリスト) ※予定

  …民族問題、難民問題などをテーマにイラク・パレスチナ・アチェ等
   で写真を撮られてきています。1月25日まで写真展「パレスチナ・
   ガザの子どもたち」を開催されていました。
  ○Webサイト
  Naomi Toyoda Website 境界線の記憶〜Memory of Borderline
  http://www.ne.jp/asahi/n/toyoda/

 ■山崎 久隆さん(劣化ウラン研究会、たんぽぽ舎)
 「ガザでどのような兵器が使用されたのか」

  …原発、軍事の問題に詳しい劣化ウラン研究会代表。
   先日山崎さんに「今一番話したいテーマは?」と聞いたところ
   「イスラエル問題」との答えから今回の開催を決定しました。

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●日 時:2009年2月11日(水・休)13:30開場、14:00〜17:30

 ※先着50名…メール・FAX・TELでお申し込みください。
(できればメールかFAXでお願いします)
 Mail:nonukes@tanpoposya.net(たんぽぽ舎宛て)
 FAX:03-3238-0056

●会 場:たんぽぽ舎会議室
     東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
              JR水道橋、地下鉄神保町下車
     TEL 03-3238-9035
●資料代:1,000円
●共 催:劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
     劣化ウラン研究会
     いろりばた会議(環境と原発の学習会)
●連絡先:
   劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク
 TEL&FAX 03-3238-0056(13:00〜20:00)
   東京都千代田区三崎町2-6-2
   ダイナミックビル5F(たんぽぽ舎内)

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