さて、表題の「アナスタシア」はシベリアの森で持続可能なコミュニティーを営む女性の名前。懐かしい未来というメーリングリストでご一緒の冨田さんから教えていただいたサイトで初めて知りました。今は子どももいるようです。
http://www.suga-izanai.org/japanese/note/090106.html#_0206
「シベリアの森で自然そのままで一人暮らしをしていた美しい女性、アナスタシア。1995年に発見された彼女のライフスタイルとは、「野生」動物たちが自ら彼女の元へ持ってきてくれる果実や木の実、ベリーやキノコを食べ、平安に生きているという奇跡に満ちた生き方。それは現代の文明社会に生きる私達にとって、まさに驚嘆すべきものでした!彼女の人生の中の『奇跡』とは、自然が地球とともにあるように、当たり前のように彼女の生活に満ち満ちたものでした。自然を理解し、未来を予知し、テレパシーで交信、テレポーテーション・・・etc、それらを当たり前のこととして、その中で自然に生きているのです!そんな彼女が伝える叡智は、人々に感動と「気づき」を与え、既に、ロシアの数知れない人々のライフスタイルを自然へと回帰するものに大変貌させているのです」
私たちのここでの暮らしもかなり自然ですが、インターネットや電気など文明の利器に頼っています。アナスタシアはどんな風に暮らし子どもを育てているのかしら。
彼女のことを伝えるために来日中のレオニド・シャラシュキン博士の講演は、あと一度だけ香川2月11日にあります。でも、その日は私自身の講演会(岡山/倉敷の生協会館で午後1時から3時まで)と重なっているー!!
アナスタシアという女性が実在し、今も同じライフスタイルを保っているということそのものが奇跡。彼女の本はまったく宣伝なしで口コミだけでロシアで1千万部が売れ(大ベストセラー)、20カ国語に翻訳され(日本語はまだみたい)読んだ多くの人が仕事を辞め、大地に種をまく暮らしを始めている、というのも驚きです(私の本『地球と一緒に生きる』を読んで仕事を辞めた人も数人は知っていますが)。
アナスタシアが極寒のシベリアで元気に生きているパワーの源は、木の実とベリーやキノコという食べ物にその答えがある、彼女はローフーディストかもしれない、と思いました。
2月8日に東京で行われたシャラシュキン博士の講演会に参加した冨田さんによると、彼の講演は「アナスタシアの本の内容」に触れるものではなく、
・アナスタシアの本が世にでた経緯
・王政以前のロシアと王政以後のロシア(抑圧された原住民と伝統)
・アナスタシアの本がロシア世界に与えた影響
・アテスタシアがきっかけでできた、コミュニティの話し
というような内容で、後半はビデオ映像を交えて現在進行形の
・農の話し
・コミュニティの話し が中心
とのことです。特に、「子供たちが自分たちで全てを切り盛りする、学校の映像は私の想像をはるかに超えていました。この花ファミリーとシュタイナー教育をさらに進化させたような学校がそこにはありました。(子供たちが作っている学校です。)」と感想を述べられています。
どんな学校か興味がわきますねー。
シャラシュキン博士もアナスタシタとの出会いによって実業界のエリートへの道を手放し、深い精神性に根ざした自然の中で、自然と共存するエコ・コミュニティを育んでいるそうです。そうした活動を通じて彼女の叡智を人々に伝えるために世界をまわって講演しているとのこと。
アナスタシアを知る手だては、シャラシュキン博士らが英訳した書『響きわたるシベリア杉(Ringing Cedars)』しかありません。原書はこちらから買えます。
http://www.RingingCedars.com
アナスタシアに関する英語の情報はこちらに豊富にあります。
http://AnastasiaGarden.com
http://www.anastasia.ca
明日、2月10日の講演会(香川、綾歌のレオマワールド内、レオマホール)のテーマは
『スピリチュアルなパーマカルチャーを通じての自然とのリコネクティング』
以下に、その要旨を引用します:
「私たちの世界に変化をもたらす、ロシアのパーマカルチャーのガーデニング運動の可能性がわかりやすく明らかにされます。艱難辛苦にみちた千年紀にもかかわらず、ロシアの家族たちは、自助自足に基づいたユニークな伝統的ライフスタイルを保持しました。それは、今、より充足し、自立した、繋がりのある、ローンに縛られるこのない生き方への一つの道を示しています。世界中で何百万という人々がこれらの考え方を受け入れ、自分たちの菜園で植物を育て始めていることからすると、人類が、もはや調和と平和の時代に入り始めているのかもしれません。しかし、この地球的な変容の究極的な結果は、あなた自身によるとうことはいうまでもありません。」
そして2月11日の講演テーマは『アナスタシアの回帰』。その要旨は:
「私たちの祖先の世界観のもっとも基礎となるのは、生命への尊崇と、生きていない物質から生命が現れることのできる力への魅了でした。彼らには、死への恐怖はありませんでした。なぜなら、彼らは、アナスタシア(ギリシャ語で「復活」を意味する)についての深遠な理解をしていたからです。その理解とは、それ自体だけとしての死は存在せず、誕生・成長・成熟・死・再誕生という自然なサイクルの一部にすぎないというものです。季節の変化や他の普遍的な自然のサイクルの中に、私たちの先祖は、神聖な思考の反映を見、それゆえに、生きた自然との接触を、精神的な充足へのもっとも直感的な道として捉えていました。この様な理解の多くは、以前は忘れ去られ、あるいは、無視されていましたが、今、甦り、地球にかつての輝きを取り戻しはじめています。アナスタシアの意識は、回帰し、その目覚めの中で、春の開花をもたらしつつあります。あなたには、彼女の足音が聞こえますか?」
なんかすごいです。いつか彼女を訪ねてみたい。
アナスタシアの思想と実践が世界に広がり、私たちの暴力的なライフスタイルが見直され、地球と一緒に生きる道、地球を愛して生きる道が選ばれたらいいな、って思います。
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4 件のコメント:
アナスタシアの香川講演
10日11日とも参加してきます!
11日は同時にIZANAI総おどり祭りも開催され、こちらも素晴らしい演舞を全国各地から香川に集結します!
きくちさんには
まだお会いできていないのですが
てんつくマンや豪快な号外などで
お名前を聞いておりました!
近い将来お会いできることを
楽しみにしています!
美穂さん、わー、すごいです。私は倉敷で講演なので行かれないのですが、なんとかしてシェラスキン博士にはお会いしたいと思います。思い切り楽しんできてください。いつかお会いしましょう。近い将来。
アナスタシアさん関係のサイトやyou-tubeを探して見ました。英語でも困ったのですがロシア語には流石に良くわからない点が多く、それとohm-faundation in russiaが少し気に成りました。アナスターシア言えば私の曾祖母の名前で日本名は初子でした。21日は参加したいのですが、見過ごしてしまい、もう締め切られたかもと思い心配です。急いでメールします。もう春一番が吹き暖かく過しやすく嬉しいのですが、冬暖かいと冷夏が襲うと言うのが気象統計であります。今年のお米が心配ですね。ここ1,2年のオーストラリアの気候変動や昨年のヨーロッパの冷夏が北半球の日本にも襲ってきそうな気がしています。
アナスタシア講演会に参加されてたのを
帰って気が付いたのですが会場で、一瞬お会いできてたみたいでビックリしています!
モヒカンの人を見かけませんでしたか?笑
その隣に青い衣装で居たのが私です☆
会話こそ交わせませんでしたが
講演会に一緒に参加できたことが
本当に嬉しく思います!
出会いと繋がりに感謝します!
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