2010/06/03

オレゴンの森の「ドームハウス」の中から

オレゴンの森の中のドームハウスに住む友人宅で、日本の雑誌『食べもの通信』の記事を校正しています。40周年特集号に安房マネーの仲間たちの活動(今回は、米山美穂さんの雑穀ベジタリアン料理教室を取材)にフィーチャーしました。

オレゴンのJPG

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それにしても(今、CNNのニュースを観ていますが)、どうしてイスラエル軍(政府)はここまでしてしまったのでしょう。彼らの立場に立ってみれば、「レイチェル・コリー号」という船の名前からして挑発的なのでしょうが、重火器で武装していない人権活動家たちを殺してしまうのはやりすぎです。

AVAAZではガザの封鎖(多くの人々の生活といのちを壊しています)を終わらせるために、署名を集めています。あなたもよかったらぜひ:
http://www.avaaz.org/en/gaza_flotilla_6/?cl=595210206&v=6425

マザー・テレサがいつも言っていました。「愛の反対は憎しみではなく、無関心」と。

ガザで起きていることに注目しましょう。イスラエル政府・軍に、どんな理由があっても、人権活動家たちを殺してしまうのはやってはいけない、と伝えるために。暴力をより大きな暴力で封じ込めようとする私たち人類社会のこれまでのやり方をを変えていくために。

それにしても、鳩山首相の辞任には驚きました。普天間基地移設の問題で沖縄の人々と民主党に投票した日本人を裏切ったのですから、辞任もやむなしとは思うものの、米国政府に対抗することを日本の政治家に望むことはできないのでしょうか。

以下の記事に共感する部分が大きいです。ご一読を!(以下転載)
国家公安委員からマスメディアをはずし弁護士任命~ これだけで民主党政権を継続させねばならない理由十分

北朝鮮が犯人にされている韓国沈没船(天安事件)についてこのブログに書いたところ、さまざまなコメントをいただきましたが(根拠を示せとか)、私と同様の意見の教授が早稲田大学にもいらっしゃいましたので、ご紹介します。

山本尚利(早稲田大学教授)の「新ベンチャー革命 2010年6月1日 No.135」から一部転載します。教えてくださった田辺さんに感謝!
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韓国哨戒艦艇「天安」事件:第二のトンキン湾作戦の失敗だった?

1.どうしても納得できない、天安事件の北朝鮮犯人説

筆者はかつて造船設計技師であったためか、2010年3月26日に発生した韓国哨戒艦艇「天安」撃沈事件(天安事件)の真相に強い関心をもっています。5月20日、韓国政府調査団が、北朝鮮の魚雷攻撃と断定しましたが、その発表を鵜呑みにすることは到底、できません。筆者は本ブログにてすでに、いくつか分析を行っています(注1~注6)。北朝鮮の潜水艦が、米韓軍事演習の最中に、厳重なる警戒網を潜り抜けて、攻撃できる可能性はゼロです。ちなみに、9.11事件で、世界一防空網の厳重な米国防総省ペンタゴンをテロリストが航空機攻撃できたのは、ペンタゴンを乗っ取った米国戦争屋ネオコンの自作自演(Inside Jobs)だったから実行可能だったのです。

続きは→ http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/14656817.html

日本のマスコミ情報というのは、記者クラブ(日本政府がお墨付きを与える)を通したものがほとんどです。戦争をしている国(米国、イスラエル)、協力している国(日本)の政府は、国民に本当のことを知られたくありません。

私たちは国境を越えていろいろな国(とくに、政府が私たちを敵対させようとしている国。たとえば、対テロ戦争ならイラクやアフガニスタン、そして、天安事件なら北朝鮮や中国、そしてガザのことはパレスチナの人々や救援船に載っているFree Gazaの人々)の市民とつながり(北朝鮮は難しいけど、韓国ならつながれる)を作り、複数の情報源から何が本当に起きているのかを、それぞれが探求する必要があります。

このブログが、あなたにとって少しでもオルターナティブな情報源になったり、別の視点を持つ助けになっていたら、私としてはとてもうれしいです。

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2 件のコメント:

是々非々 さんのコメント...

大学教授さんのご指摘、拝読しましたが、結局は管理人様が自らの見方を「補強」するための「意見」に過ぎませんでした。しかも特定の方向にバイアスがかかった・・・。「ああ、またか」とガッカリ。

百の意見よりも、1つの根拠を提示してくださった方が、説得力があります。あえて根拠ではなく意見を掲載するのであれば、反対意見も探し出して併記したうえで読者の判断に委ねる。これが物書きとしての
正道です。

情報すなわちintelligence。インテリジェントな管理人様のこと。決して偏らず、バランスを取りながら、目標実現に邁進されると信じております。

匿名 さんのコメント...

韓国の哨戒艇沈没事件についてですが、
私も裏で仕組まれた可能性はあると思っています。
私が考えているその可能性の理由は、

1.調査団が証拠として発表した魚雷の部品があまりにもバレバレで、もし北朝鮮が事故に見せかけようとしてやったのだとしたら、あんな初歩的なミスを犯すだろうかという疑問。
2.北朝鮮が威嚇の為にやったのだとしたら「やってない」と主張するより、その攻撃の正当性を主張するほうが理に叶っているのではないかという疑問。
3.北朝鮮の脅威を煽ることによる在韓及び在日米軍に関するメリット。

特に上記3については、普天間基地問題で揺れていた時期にタイミングが良すぎると思います。

ただ可能性があることと、実際にそうであることは違うと思います。

当然同じように、報道発表の通り北朝鮮の仕業である可能性もあると思います。
私が考えるその可能性の理由としては、

1.北朝鮮が行ってきた過去の挑発行動と現在の経済状況から判断して、韓国の現政権を脅す必要性にせまられていたと受け止められる材料が多い。
2.米国の犯行だとしたら、万が一そのことにより紛争を誘発してしまった場合、現在の米国内の世論及び議会が参戦に反対する可能性が極めて高いが、その意に反して条約上交戦せざろうえないため、それによるデメリットを考えるとそこまでのリスクを犯してまであのようなことをするとは考えにくい。
3.北朝鮮は今の米国内の世論を計算に入れ、韓国が報復しようとしても米国が止めるであろうという予測を立てることが簡単だったと思われる。よって、いささか大胆な方法であっても戦争にはならない自信があったのではないかと受け止められる。
4.一連の9.11疑惑や在日米軍基地問題などに便乗して米国による陰謀説が湧きおこれば、北朝鮮としては反米的な国を味方につけやすくなる。さらには日米韓の国内世論を混乱させることも可能になる。
5.仮に北朝鮮が最終的に責任を認めたとしても、独自の調査報告をまとめ、金正日が命令して行った攻撃ではなく、現場での何らかのミスもしくは機械的な誤作動などによる事故であると主張し、今後の再発防止を理由に境界線見直しの交渉にもってゆく口実となる。

また、別な可能性としては、実はアメリカと北朝鮮が裏で組んでいるという見方も出来ますが、その可能性は極めて低いと思います。
その考えの理由としては、そのような取引が可能な間柄であれば、もっとリスクが低い別な方法で、お互いにもっと利益を上げる方法がいくらでもあると思われるからです。

現段階で私の知っている情報を元には確信を持ったジャッジはしかねますが、今の段階では、北朝鮮の単独犯行である可能性が最も高いように私には感じます。
勿論、今後私が知りうる新たな情報次第では、この考えが変わるかもしれませんが(笑)

私は基本的に下記のように考えています。

ある事件において陰謀を企てた者が、そのことを隠す有効な方法は、それに対する陰謀論に嘘の情報を掴ませて流させることによって、陰謀論全体の信憑性を落とすことだと私は思っています。
9.11が仕組まれたことであると私は信じていますが、現在それを主張する人々がネットを通じて流す情報の中に、誤った情報が溢れかえっております。
一つの誤った情報の露呈が、その他の正しい情報をもすべて「インチキ」「デタラメ」というレッテルを貼られ、陰謀説全体をただの妄想にすり替えられてしまいます。
なんでも陰謀に結び付けるのは敵の思うつぼで、非常に危険だと思います。

目先の情報によって問題の本質を見失ってはいけないと思います。
きくち様や、私のような者が行っているのは戦いです。武器を使わない情報戦です。既に沢山の犠牲を出しています。最後に勝たなければ意味がありません。
情報の発信元がどこの誰であれ、それが敵であれ味方であれ、全ての情報を疑うことこそ、この戦いを勝利へ導く方法だと私は信じています。
問題の本質とは「なぜ自分は戦っているのか?」という自問を常に持つことによって見失わずに済むと思います。
そして肝心なのは、それと同時に敵を思う事だと思います。「なぜ敵は戦っているのか?」と考えることではないでしょうか。敵の気持ちになり切って真剣に考えることは大切だと思います。
戦争を正当化するために自作自演の事件を企てるというのは上っ面のことです。そんな表面上のことではなく、その戦争の目的は何であるのかという事を考えるべきではないでしょうか。
彼らには彼らなりの「正義」が絶対にあるはずです。いつの時代のいかなる戦争も、戦うのは正義と悪ではなく、正義と正義です。我々とて例外ではないでしょう。

例えば9.11を例にとれば、あの事件の最終目的はどこにあったのか。最終的に誰がどのくらい利益を得たのか。まずはそこをより具体的に誰もがわかるように明確にさせなければ先へ進めません。
誰であれ好き好んで戦争を始める人間なんていません。戦争をしてまでも達成させたい目的があるから、その手段として戦争をするまでです。
戦争以外にそれを達成出来る手段があるのであれば、当然そちらを選ぶであろうと私は信じます。
陰謀かどうかの証拠をぶつけ合うのはただの撃ち合いに過ぎず、問題の本質とはかけ離れた泥沼に陥る恐れがあると私は思います。

そしてこの我々と敵との戦いを、いかにして終わらせるかというビジョンも描いておく必要があるかと私は思います。
何年後か、あるいは何十年後か、はてまた何百年後か、ひょっとすると明日か、もしその時が来たときに、最終的にどういう形で決着を付けるのか、様々なシナリオを常に考えておくべきだと思います。
完膚なきまでにコテンパンにやっつけ敵を消し去るのか。あるいは無条件若しくは条件付きで降伏させるのか。はてまたこちらに有利な条件で和解に持ち込むのか。などなど。

今全体で最も必要なことは、組織を作ることだと思います。
みんなが好き勝手にバラバラに戦いを展開すれば確実に負けます。資金力では到底敵にかないません。それを埋め合わせるのは組織力しかないと私は思います。
現段階では敵の組織力の方が圧倒的に強大です。それを上回るほどの組織力をそろそろ構築し始めなければいけない段階に来ているのではないかと私は感じております。
一般大衆は勿論ですが、各国のマスコミや政界や財界、そして軍を含めた敵の中枢部にも我々の味方を潜り込ませることだと私は思いいます。
「そこまでやるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、そこまでやって本当のスタートラインだと思います。本当の戦いはそこからだと思っています。

長文失礼しました。