2010/06/22

「経済を回復させる一番の方法は戦争だ」

クイズです。これは、誰の言葉でしょう?

「経済を回復させる一番の方法は戦争だ。アメリカは戦争で(経済が)強くなったのだ」

当時のアルゼンチンの大統領にブッシュが語った言葉が、今度のオリバー・ストーン監督の新作"South of the Border"(米国で2010年6月25日にNYで初公開)の中で明らかにされました。

この作品をデモクラシー・ナウのエイミー・グッドマンが取り上げ、このサイトの30分から31分でその部分を聞くことができます(全部で59分あり、映画の一部がご覧になります)。
http://www.democracynow.org/2010/6/21/academy_award_winning_filmmaker_oliver_stone

『戦争中毒』やドキュメンタリー映画『テロリストは誰?』を日本に紹介してきた私にとって、この言葉は驚きではありません。ウォールストリートの強い影響を受ける米国政府が、ずっとそう信じて、その通りやっていることは明らかですから。

ただし、現役のアメリカ大統領が他国の現役の大統領にそれを語った、ということが注目に値します。そして、そのことがこれまで報道されなかったことも特筆すべきでしょう。

なぜ、このブッシュ大統領の問題発言を誰も取り上げなかったのでしょうか(ちょっと事情を知っている人に取っては、当たり前のことだよ、何をいまさら、って感じですかね?)。

アメリカの経済を回復させるための戦争で殺された人、家族や愛する人を亡くした人、手や足や目や家や仕事を失った人にとって、この言葉はたまったものじゃありません。

ブッシュ大統領がホワイトハウスを去り、オリバー・ストーン監督がいわゆる「反米」に転じた南米諸国の大統領(ベネズエラ、ブラジル、エクアドル、ボリビアなど)に着目したドキュメンタリー映画を作り、それを今回、デモクラシー・ナウが取り上げたために、初めて明らかになったのです。(それをアメリカの友人が私に教えてくれたので、私も知ることができた)

映画、そして、人のつながりのパワーってすごい。

完成作品を観て、もし良かったら来年の東京平和映画祭の候補作品に推薦しようっと!

来年は『ZERO』も完成しているでしょうから(日本語版製作に入りました)、推薦対象になりそうな作品がもういっぱいあるなあ。(第7回が終わったばかりなのに、もう第8回の話をしている私は「懲りない人」だ!)

ところでー、突然話が変わります。

今週金曜日6月25日から二泊三日でハーモニクスヒーリングのワークショップが始まります。あと数名空席がありますので(7月は満席)、今からでも参加を受け付けますのでご連絡をください(04-7097-1011)。


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http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2010/06/weekly-geopolitical-news-and-analysis100621-an-inside-look-at-how-the-satanists-professional-assassination-teams-do-their.html
> … a South Korean professional assassination team was spotted around this reporter’s home in Tokyo.