オーナーでアーティストの節子さんのリクエストで60年代のピースソングを、ということだったので、それらを中心にやりました(それ以外にあまりレポートリーがないのです・・)。
今日演奏した歌の中に、ベトナム戦争の頃に流行ったボブ・ディランの『Blowin' in the Wind 風に吹かれて』があります。この歌詞は全く古くなく、今でも通用します。こちらでボブディランの歌を聴けます。
あれから50年近くたった今も戦争はなくなっていないし、もっと巧妙な(たとえば放射能や化学物質による)いのちの破壊は続いています。
『風に吹かれて』を上手く訳してくれた人がいたので、転載します。
http://www.sacrako.com/asset/UTA/wind.html
どれだけ道を歩いたら
人として認められるの?
いくつの海を越えたらハトは
やすらぎを得られるの?
どれだけ砲弾が炸裂したら
闘いは終わるの ?
友よ、そのこたえは風に吹かれてい
答えは風に吹かれている
どれだけ見上げたら
空がみえるの?
いくつの耳を持ったら
人々の泣き声がきこえるの?
どれだけ人が死んだら
もうたくさんだと分かるの ?
友よ、そのこたえは風に吹かれている
答えが風に吹かれている
海に洗い流されてしまう前に
どれだけの年月、山はあるの?
自由をなれるまでに
どれくらいの時間、人々は存在するの?
どれだけ人は見て見ぬ振りをして
顔を背けることができるの?
友よ、そのこたえは風に吹かれていて
答えは風の中にある
Translation by sacraco
ーーーー
「いくつの耳を持ったら 人々の泣き声がきこえるの?
どれだけ人が死んだら もうたくさんだと分かるの ?
どれだけ人は見て見ぬ振りをして 顔を背けることができるの?」
などは、311以降を生きる今だからこそ、心に響きます。
顔を背けずに、しっかり現実を直視して、自分のできることから変えていきたいです。
*読んでくださって、ありがとうございます。あなたの応援がブログを書く励みになりますので、下の緑のボタンをクリックしてくださるとうれしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿