2011/12/28

南相馬市の女性の体調不良/東電の役員報酬5兆5045億円を福島の賠償に!「株主代表訴訟」提起

知人から教えてもらった「ぬまゆのブログ」。震災後、飼い主のいなくなってしまった犬の世話をしている南相馬市の41歳の女性が8月6日から日々綴っています。

その中で、見過ごせない体調不良を訴える記載があります。
http://togetter.com/li/229802
ーーー
ゆうべ、
お風呂で、シャンプーした 後、
手ぐしで、髪を ほぐしたら、

髪が ・・・
「 束 に なって 」 抜けました。

しばらく、
呆然と 立ち尽くしてしまいました。

(中略)

両足の 「 人差し指 の 爪 」 が、
2つ とも ・・・

根元から、そっくり 外れかかって いて ・・・
触ったら、外れました。

いまは、
絆創膏 で、わずかに くっついている 爪を、
覆っています。
ーーー
この女性に対して、南相馬市の医師と名乗る人から、「そんな人いないよ」というコメントも入っています。この女性は311以降、次々根元から抜けて、ぼろぼろになってしまった自分の歯の写真を出して、体調不良が本物であることを訴えています。

医師の肥田俊太郎さんが、「9ヶ月たったら症状が出るだろう」、と話されていたことを思い出しました。311からもう9ヶ月が過ぎました。「冷温停止」状態と言って、住民を汚染地域に戻す動きがあります。チェルノブイリだったら強制避難区域にあたるところにも、まだ子どもや赤ちゃんを含む人々が住んでいる「日本」という国が信じられません。旧ソ連より一般市民の扱いが過酷です。

そんな中、東京電力の株主が、東京電力歴代役員60名に対して5兆5045億円を会社に賠償(返還含め)し、そのお金を福島の賠償に充てるよう 「株主代表訴訟」を提起しました。この賠償額は過去最高だそうです。

その 記者会見の様子はこちらでご覧に下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=SKFhO-EmEU4

この記事は、日本のメディアではあまり取り上げられていませんが、ファイナンス・グリーン・ウォッチでは記事になっていました。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=6143
FGWでは、小宮山宏元東大総長に注目しています。その理由は、小宮山氏が再生可能エネルギー推進など環境問題に取り組み、また企業の社会的責任(CSR)の視点を持っている人だからです。

株主代表訴訟は、株主が会社の監査役に対して訴訟の提起を要請し、それに対して監査役会が60日以内に応じない場合、直接の代表訴訟を起こすことになります。この動きも目が離せません。2ヶ月後も続報を書きたいです。

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

問題解決とETの援助
いつもありがとうございます。
世界中の様々な問題解決のために多くの人々の地道な努力は大切ですが、今、ETとのオープンな交流と技術援助が行われれば、より速やかに解決し平和につながるのではないでしょうか。
放射能無害化の技術も提供されるでしょう。
依存せずに自立心を持つ必要はありますが、地球上の多くの問題は、既に我々地球人の解決能力を超えているのではないでしょうか。
犠牲を最小にするためにもより速やかなオープンコンタクトが望ましいと思います。

そのために少しでも多くの人にETの存在を知ってもらい歓迎する気持ちを持ってほしいです。その気持ちはETに届くでしょう。

広瀬さんのことは20年以上前に東京に原発をという本を読み、最近のご活動からもたいへん素晴らしい方と思っております。
そしてさらに是非、きくちさまからETの情報を知らせて頂き、広瀬さんにもETに関心を持って頂きたいと望んでいます。
ご考慮頂けたら幸いです。
(つづく)