2009/04/10

西表島で出会った粋な若者

沖縄から戻って、たまっていた事務作業や原稿を片付けつつ、明後日4月12日は横浜の文学館でのローフード講演会(玄さん、ともちゃんと一緒という初の試み!)、翌週(4月15−19日)は韓国で行われるミサイル防衛を止める国際会議に通訳として同行し、その帰りにはアースデイ東京の「東京平和映画祭(東京ピースフィルム倶楽部)ブース」でミニ上映会で解説、と毎日楽しく元気に働き続けます。もちろん、家族のご飯やおやつも作りながら、です。

さて、沖縄では素晴らしい出合いに恵まれました。忘れないうちにブログにちょっとずつアップしていきます。

その自然の豊かさから「日本のガラパゴス」と称されることもある西表島は沖縄最西端にあり、沖縄県では本島に次いで2番目に大きい島です(石垣島より大きいことを行くまで知りませんでした)。そこに人口2千人なので、お隣の石垣島(4万5千人)とは残された自然の豊かさが違います。

石垣島からフェリーにのって、まずは東側の古見をという集落にある「友和村(ゆうわむら)」で二泊させていただきました。それから島の反対側の干立村(ほそだてむら)に移動し、最後の1泊を「まーちゃんバンド」のまーちゃんの実家である民宿「海ぬ風(ぱいぬかじ)」で一泊させていただきました。

東海岸から西海岸まではバスが運行しているのですが、その日は友和村の石原孝子さん(この若夫婦もとっても素敵なのでまたいつか紹介できたらいいな)が送ってくれて、私たちがインターネット接続を探し求めていたので、村の元気な若者に紹介してもらったのです。(結局、ネット接続はできませんでした)

西表島のJPG
西表島で出会った希望の星

彼の名はしんごくん。若いけど二人の子どものパパで、とってもキレイな奥さん(今、3人目をご懐妊中)と西表島で4人暮らし。彼は21歳のときに合宿運転免許をとりに沖縄に初めて行き、とても気に入ってあちこち旅するうちに西表島でイノシシ狩りをして暮らす人の生き様に惚れ込み、頼み込んで弟子入りし、その術をマスターし、今は田んぼで米をつくりながらイノシシ狩りをし、西表の伝統文化を受け継ぐことにも熱心な若者(だいたいあってる?)。

西表島のJPG

エコロジー意識もとても高く、廃油をつかってディーゼル車を走らせることも実験中。排気ガスからは天ぷら油のニオイが。こういう車ばかりだったら、空気もきれいになるよね。

西表島のJPG
食廃油からディーゼル車用軽油を精製する手づくりプラント。笑顔がいいよね。

西表島のJPG
路地で遊ぶ子どもたち

石垣島ではあまりみられなかった石垣が西表にはありました!逆に石垣島は私の住む鴨川よりも大都会なので驚きました。石垣の町並みが観られると思っていたのですが、ほとんどなかったので残念でした。

子どもたちが路地で遊ぶ姿は、東京下町で育った自分自身の姿と重なり、とてもなつかしかったです。こういうところで子育てしたいよなあ(子ども同士を遊ばせるのに、アポとかいらないし・・・)と思いました。

夜は真吾くんの案内で、島ホタルの大乱舞を見せてもらいました。西表ではこの他、土ホタルや海ほたるも観ることができます。

西表島のJPG
手に止まったホタルを見せるマナ

西表島のJPG

最後の晩は、まーちゃんの実家でもある「南ぬ風(ぱいぬかじ)」でまーちゃんのお父さんと一緒に真吾くんお手製の生酒(どぶろくみたい)を飲みました。このお酒は実においしかった。ローフードでもあるので体に良く、二日酔いすることもまったくありませんから、わたしでも飲めます。(ちなみに、私は生酒は飲みますが、加熱殺菌してある一般のお酒は飲みません>我が家にアルコールをプレゼントしてくれる方へ)。 

*読んでくれてありがとう。人気Blog Rankingに参加しているので、クリックしてくださいますか?ランクが上がると読む人が増え、メディアからは伝わりにくい大事なことが伝わるから。

0 件のコメント: