2009/09/15

Be Peaceコース二日目(コスタリカ)

コスタリカに到着して2日目。初日にみんなで聞いたのディクラン・ガルブレイスくんのTell Me Whyを、あなたも聞いてほしいので、ここにアップしますね(日本語に訳してくれた方に感謝!)
この「WHY(なぜ)」に応えるために私たちはここにいるのですね。

私が今受けているBe Peaceコースは以前は「ピースアーミー法」と呼ばれていました(2007年に受けました)。非暴力コミュニケーション(NVC)とハートマスを合わせたというところは同じですが、あのときと今回を比べると内容がずっと深まり、整理され、進化しています。

Be Peace コース
「平和は私から始まります」を世界各国の言語で言いました

多くの人がこのコースを卒業し、ファシリテーターになり、小さいグループワークをするときにファシリテーターがついてきめ細かく導いてくれるのです(以前はなかった)。

毎日8時間、5日間で40時間のBe Peaceコースはコスタリカのラスール財団によって世界各地で行われています。いつか日本でもできたら、と思います。

今日はもうとても夜遅く、明日早いので、学んだことの中でもっとも大事なことだけを。

Be Peace コース
日本語のときは誰もわからなくて、笑いがもれました(他のヨーロッパなどの言語とかとあまりに違うので)

私たちの頭と心は普通分離していて、頭が支配的な場合が多いのですが、Be Peaceでは心にフォーカスして、心に頭を(そして呼吸や消化器系など他の臓器も)同調させます。

心に自分がもっとも感謝できるもの(私は太陽。他の人はペットだったり、母親だったり、海だったり、木だったり)を思い浮かべて、心が感謝の気持ちで満ちたとき、脳が心と同調して心の知性が働き、真の問題解決に至ります。

Be Peace コース
NVCの基本(観察をし、気持ちとニーズにフォーカスし、リクエストをする)をまず自分、相手、双方に対してやるワーク。でもNVCのワークをする前にBe Peaceではまずハートと脳を同調させるクイック・コヒアレンスが重要

この練習は、ハート・ガイダンスという4つのステップで行いました。
1、あなたが直面している問題を一つ選ぶ(書く)
2、瞬間同調(クイック・コヒアレンス)をする=ハートに意識をフォーカスし、ハートで呼吸をし、感謝できるものを思い浮かべる
3、心に質問する
4、(心の)答えを聞く

私はこのエクササイズで自分の家族の中の問題の解答を得ることができました。さっそく実際にやってみるつもりです。解答は思いがけないものでした。

今日1日を通して繰り返し学んだのはEMPATHY(エンパシー)。「共感」という意味ですが、Sympathy(同情)との違いは、心から相手の身になってみるところです。同情は例えば「かわいそうね」と自分が外側にいたまま相手を思いやりますが、共感はPut his/her shoesとも言うように、「相手の靴を履いてみる」のです。

Be Peace コース
クイック・コヒアレンスのやり方は1、ハートにフォーカス、2、ハートで呼吸、3、感謝できるものを思い浮かべる(ハート呼吸をつづけながら)。うまくいくとMウェーブが赤から青になり、さらに安定すると緑になります

そして共感には2種類あって、自分自身への共感と相手への共感があります。まずは自分自身への共感から始め(問題が起きたときの気持ちとニーズを探る)、次に相手への共感をし、最後に双方の共感を統合する、という3段階のステップを踏みます。

このデモンストレーションをやってくれたリタマリー・ジョンソンさんの映像をデジカメで撮った(つもりな)のですが、ここにアップする方法がわかりません。10月4日の報告会でお見せできるといいな。

Be Peace コース
迫真のデモンストレーションをするリタマリー。多くの人に涙が

ということで、みなさん、10月4日、文京シビックセンターのスカイホール(26階)でキレイな夜景をみながら、いろいろなお話をしましょうね!

Be Peace コース

おやすみなさい(不完全なレポートでごめんなさい)・・・。

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