2009/09/13

アーリントン・ウエストの劇

第3回911真相究明国際会議のポストカードはここからダウンロードできます:
http://www.harmonicslife.net/gallery/main.php?g2_itemId=775
今、ロサンゼルスで次のフライト待っている10時間の間に、旧友のフランク・ドリルさんに会って、彼も友情出演している「Cross My Heart」というミュージカル(劇)を観てきました。

アーリントン・ウエストの劇
戦争中毒』の出版人・フランク・ドリル、Cross My Heartのプロデューサーのピーター&サリーと再会

原作はドキュメンタリー映画「Arlington West」です。アーリントン・ウエストについては、このブログでも何度か書いていますが、対テロ戦争でイラクやアフガニスタンで亡くなった米兵たちのことが報道されないことに対して、退役軍人たちが彼らの死を無駄にしないように海岸に足跡の墓地を作って、祈る、ということから始まりました。

アーリントン・ウエストの劇
2009年9月12日「Cross My Heart」を初演したハリウッドのベンバード劇場

そこには戦争に反対の人も賛成の人も来て、毎週日曜日祈りを捧げます。この市民活動は今や全米に広がって、911から8年経った今日も続けられています。そこを訪れる人々をインタビューしたものを映画にしたピーターとサリーが、今度は実際に息子や夫を失った人たちをキャストにしてパワフルな劇を今日、ハリウッドのラインバーグシアターで初演しました。

アーリントン・ウエストの劇
チケットは売り切れ

涙、涙、涙・・・でした。あとで写真もアップします。

アーリントン・ウエストの劇
911事件から8年たった今も「対テロ戦争」は続き、毎週日曜日、ロサンゼルスのサンタモニカのビーチで「アーリントン・ウエスト」は続けられ、十字架の数は増え続けている

もう飛行機に乗らなくてはいけないので、ここまでで一度アップします。あとはコスタリカからつながることを祈って。

アーリントン・ウエストの劇
イラク戦争で唯一の息子を失う体験を共有する3人の母親。劇に出演し、それぞれの堪え難い経験を語った(会場中がすすり泣いていた)

いってきます!

アーリントン・ウエストの劇
サリーとピーターは『アーリントン・ウエスト』のDVDをアメリカの高校生に無料で配り続けている。寄付できる人はサポートしてください



アーリントン・ウエストの劇
「5154」は、今日までにイラクとアフガニスタンで亡くなった米兵の数。「これは先週末の数だから、今週亡くなった数を足すともっと増えてしまうわ」



アーリントン・ウエストの劇
涙の後の笑顔。大舞台をやり遂げた勇気ある3人の母親たちと。「兵隊に志願する若者をなくせば戦争はできない。そのために私たちの体験を語り続けます」

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