2010/08/02

生きること、死ぬこと

いのちあるものは、必ず死を迎えます
誰も例外なく

だから殺してはいけない
自らいのちを絶つのはもったいない
100%死はやってくる
それまでは生きよう
息を吐いて、微笑もう
ひと呼吸ごと、呼吸ができる奇跡に感謝して

いのちが生まれること、そしてそのいのちが育つこと、続いていくことは奇跡の連続です。私が今こうして生きているのは、私の両親とそのまた両親(祖父母4人)、そのまた両親(祖祖父母8人)とずっと時の始まりから今まで、無事子を産み育てることができたおかげ。あなたもそうです。

奇跡のいのち同士が、たまたま日本に同じ時期に生まれ、似たような興味を持ち、こうして出会っています。

今こうして生きていることって、どれぐらいの確率なんだろう。
人と人が出会うこと、共に時を過ごしたり、何かをやることって、奇跡なんです。
生きているだけで価値がある、生きているだけで奇跡なんだ、って本当に思います。

昨日、母を病院へ見舞いました。腸閉塞で入院していましたが、脳梗塞を併発して、意識がありませんでした。もう体が衰弱しているので手術は出来ないとのことでした。

それでもずっと体を触って話しかけていると、時々眼の焦点があったり、こちらの話しかけに応じて、まばたきをします。手足は冷たかったけれど、体は暖かい。ずっと足をマッサージしながら温めていると、少しだけ暖かくなってきました。

母は生きている。

約束事があるので鴨川に戻りましたが、それが終わったらすぐ病院に向かいます。

私を産み育ててくれた母
いつの間に私より小さくなった母
私を生んでくれてありがとう
育ててくれてありがとう
いっぱい心配かけて、ごめんなさい
いつも応援してくれて、ありがとう

家族のJPG
元気だった頃の母(中央)。姉と私の娘とで、母娘3代

家族のJPG
玄さんのお母さんもまだ元気(現在96歳)。お母さん、ありがとう


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6 件のコメント:

フクヤン さんのコメント...

 詩と文を読んで、私も身に沁みました。
 本当に生きていることって、奇跡ですね。
 両親に感謝です。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

本当に生きているって、奇跡の連続なんです。そのことに気がつくと、何もかもに感謝したくなりますね。ひと呼吸ごとに、ありがとう、ありがとう、と。

ひろみ さんのコメント...

ゆみさん、
ALO~HA~!

生きることを大切にしている人って、輝いています。精一杯自分ができることを一生懸命やっていて、素敵です。

最近の哀しい事件のことを考えると、本当に生きているのかな・・・って思うこともあります。身近にいる親を大切に出来ないなんて・・・。哀しすぎますよね。私は海外に住んでいるので、親に何かがあったときにすぐに駆けつけることができません。だからこそ、元気でいて欲しいと願っていますし、私のことを変に心配させないように、できるだけこまめに連絡を取るようにしています。

そんなことを考えた記事の中に、ゆみさんのこの記事をリンクで紹介しました。取り急ぎご連絡まで。。。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

ありがとうございます。ひろみさんはハワイですか?父を見送り、いつか母を見送るのだなあ、と思っていましたが、父のときと違って、今回は心の準備ができています(母は長く病気だったので)。それでも話ができない、意識がないっていうのは、切ないですね。でも、そばにいて、足をさすって、手を握って、腎臓を暖めて、胸腺を手当して、話しかけていると、きっと聞いているんだろうな、って思っています。ご紹介感謝。いのちの奇跡に感謝する人が増えることを願って!

ひろみ さんのコメント...

ゆみさん、HOLAa~!

私はスペイン・マドリッドに住んでいます。ALO~HA~!を使うのは、ホ・オポノポノを知って、ハワイについて調べていて、挨拶言葉としてのALOHA~!が、人々の心と豊かに明るくすると感じたから、意識して使っているんです。
であった時、別れる時どちらでも使えて、さらに出会いに感謝する気持ちも込められるって素敵ですからね・・・。

ゆみさん、いろいろとお忙しいでしょうが、限りあるお母様と過ごす時間を大切にしてくださいね。。。私もいつそういう日が来るかもしれませんが、その時に慌てないように心構えをしておこうと思います。早く親孝行できるようにならなくては・・・。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

マドリットですか。大好きなところです。スペインはかねがね住みたい(長期滞在したい)ところ。そのうち会えるかしらね〜。今、ZEROの日本語版制作をしていますが、バルセロナ在住の童子丸開さんと一緒にやっています。ネットのおかげで、世界中にいる仲間と仕事ができて、ありがたいです。母は小康状態(意識はないままだけど)。たまった原稿を書きつつ、なんとか時間を捻出することに必死です。