2011/07/19

子を持つ親なら…ふくしま集団疎開裁判を支援してください

今日は私が何か言うより、福島のお母さんの声をそのまま転載します。今、我が家にも福島県からお客様がいらしています。まもなく(7月19日、6時半から)福島会津若松の「アピオスペース」でバズビー博士の講演会が始まります。お近くの方はぜひ、お出かけください。

なお、明日は国会議員向けの報告会がありますが、あなたの選挙区の議員にぜひ電話かFAXで参加を促してください(一般の方は、午後2時~4時半(開場1時半)に東電前の千代田区立内幸町ホールへどうぞ)。

<ECRR科学事務局長来日報告会>(議員とプレス限定/一般の方はご入場できません)
2011年7月20日(水)午後16時30分~18時30分   
会場 : 衆議院第1議員会館第2会議室 定員:42名
連絡先:議員とプレス限定ですので、一般の方は別会場へお願いします。
連絡先:office.sokai@gmail.com (議員・プレス担当:入沢)

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福島県の佐藤昌子と申します。
パナソニック電工裁判では大変お世話になりました。

原発事故から悪夢のような4ヶ月が過ぎました。
皆様からの心温まるご支援、心より御礼申し上げます。

「集団疎開裁判」へのご協力のお願いと、欧州放射線リスク委員会(ECRR)議長のクリス・バスビー博士来日公演のお知らせのため
メールいたします。重複をご容赦ください。

福島に住む私たちが、今もっとも恐怖に感じているのは内部被爆です。
私も子を持つ親として、子供や若者の内部被爆が心配でなりません。
スーパーには復興の名の下『地元野菜』ばかりが並んでいます。
地元産以外の野菜を口にするのはとても困難な状況です。

怒りと絶望感が広がる中、
福島県郡山市で小中学生を持つ親達14名が
郡山市に対し、年1ミリシーベルト以下の安全な場所で教育を実施すること
を求めて仮処分を申請しました。
学校ごとの疎開を求める「集団疎開裁判」です。

郡山市をはじめとする福島県内の子供たちの多くは、
すでに外部被曝だけでも1ミリシーベルトを超えており、
尿からはセシウムが検出されています。
普段と変わらない生活を送る子供達を見ていると、胸が痛み、私達大人の責任を強く感じます。一刻の猶予もありません。
個人での避難だけでは子供達を救えません。

裁判をサポートしていただいている、クリス・バスビー博士の緊急来日が実現し、各地で講演会を開催することとなりました。
欧州放射線リスク委員会(ECRR)では、原子力推進の立場の(ICRP)よりもはるかに厳しい基準(一般公衆では10倍厳しい年0.1ミリシーベルト)を設けています。

「集団疎開裁判」の詳細及び、クリス・バスビー博士の公演日程については、
下記ブログに紹介されています。
http://fukusima-sokai.blogspot.com/2011/07/ecrr1721_11.html

講演は、7月17日(日)東京から始まりますが、
突然の連絡で申し訳ありません。

会津若松講演のチラシは下記のサイトです。
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/110713Aizulecture.doc

ECRR基準を広く伝え、裁判に勝利することは、
安全神話を振りまき、経済復興だけを優先して県民を危険にさらしている県や国の政策を替える力となり、脱原発にも繋がると信じています。

世界初となる「集団疎開裁判」への署名、クリス・バスビー博士講演費用のカンパのご支援を心よりお願い申し上げます。

お手数ですが、署名用紙は下記よりお取り出しください。
http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/Signature.pdf

ふくしま連帯ユニオン宛てにお送り頂いてもかまいません。

 ふくしま連帯ユニオン
   〒963-8041 郡山市富田町下小次郎木32-1

         メール rentaiun@gmail.com

         FAX 024-973-7529
         TEL 024-973-6794

短期に多くの署名を集める必要があります。
メールをお知り合いの方々に転送いただければありがたいです。
子供達を救うために皆様のお力をお貸しください。
心よりお願い申し上げます。

 佐藤 昌子(元パナソニック電工裁判原告) 福島県郡山市在住


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