原発なくても電気は足りる／岡山と神戸と岐阜

今日はとりあえず玄海原発の運転再開の決定が見送られたことを喜びたいと思います。雑誌『WEDGE』７月号（新幹線のグリーン車で無料配布）では「それでも原発　動かすしかない」という巻頭特集で、原発の早期再開を訴えています。そこには、このまま運転再開をさせないと、来年の４月までに定期点検などで日本のすべての原発が停止してしまうこと（とても喜ばしいですが）に対する危機感が読み取れます。『WEDGE』の編集者やそれを読むグリーン車を利用するような人たちが「原発がなければ電気が足りない」と本当に信じているとしたら、それは勘違いです。

このブログの読者は周知のように、日本は原発がなくても電力は足りています。日本の発電設備と量についての小出裕章さんの説明が明快ですので、ご覧下さい。
http://kingo999.web.fc2.com/instant/denki2.html

水力と火力（と自家発電）で十分にピーク時も乗り切れるのです。ピーク時に足りなくなるというなら（1995年に足りなくなった）、欧米のようにピーク時の産業用の電力供給を調整したり、料金を上げたりすれば、簡単にピーク対策ができます。

３１１以降、計画停電までして、「原発がないと停電する」と脅してきた原発推進側としては、「日本は原発を全廃しても電気は足りている」という事実が国民にバレてしまうことを、恐れているのではないでしょうか。
http://kingo999.web.fc2.com/instant/denki.html

これがバレた後、彼らがやるのは、原油高によるコスト高キャンペーンでしょう。「原発止めると電気が値上がりするぞ〜」「日本経済が停滞するぞ〜」、でしょう。本当は原発につぎ込んだお金をすべて自然エネルギーに投資していれば、日本はとっくに自然エネルギーで自給、自立して、美しく豊かな国になっていたのですよ！

彼らの新しい脅し（原発止めると電気代が上がる）に対しては、節電（省エネ家電への買い替え）と自然エネルギーで対応しましょう。そして、田中優さんが講演で言っているように、電力を自給して電力会社の送電線をテープカットのように、切ってしまいましょう！（いや、それはもったいないので、電力会社に売電しましょう）

さて、私の日本列島行脚も残すところ３日に。明日の岡山でのイベントはこちら：

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きくちゆみさんのお話とNVCミニワークショップ
「311以降の世界を生きる生活の知恵と生き方」（岡山）
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いま、ゆみさんが全国でお話しして回っている中で、特に、みなさんに大好評だった、NVC＝ Non violent Communication
（非暴力コミュニケーション）についてミニワークショップ形式で行ってみたいと思います。

前半を、先日の日曜日（26日）に行われ、満員御礼で終了した、ゆみさん主催の東京平和映画祭で、講演いただいた方々のお話やそこでの新たな情報、特に、NPO法人 環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也さんや自由報道協会の暫定代表の上杉隆さんを始めとした方々からのお話なども含め福島原発からの放射能の問題や脱原発に向けての最新の情報をお知らせします。

東京平和映画祭のレポート（→講演のユーストリーム録画が見られます）
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/06/blog-post_26.html

また、第二部として、放射線の影響を軽減できる免疫の高いからだをつくる方法についてのお話や争いを解決するコミュニケーションの方法＝NVCのミニワークショップなども行います。

ぜひ、ご参加ください！

先日、札幌で行われた、ゆみさんのNVC（非暴力コミュニケーション）の参加者の声はこちら・・・
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/06/nvc.html

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　きくちゆみさんのお話とNVCミニワークショップ
「311以降の世界を生きる生活の知恵と生き方」（岡山）
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　日　時： 7月8日（金）19:00～21:00
　会　場：マイルストーンデザイン〈オープンスペース〉
　　 〒701-0221　岡山市南区藤田367　TEL : 086-296-0025
　 　 アクセス：　http://tinyurl.com/yejn8c9
　参加費：3000円
　お申し込み・お問い合せはこちら↓↓↓↓↓↓
　https://asp.jcity.co.jp/FORM/?UserID=mile&formid=105

そして、神戸。

タイトルは「原発のない未来は可能だ！」
子どもたちを放射能から守ろう

＊原発被害から子供を守る活動の現状
＊放射線の影響を軽減する免疫の高いからだをつくる方法
＊放射能汚染を減らす暮らしの知恵
＊争いを解決するコミュニケーションの方法、ほか

司会：星野めぐる。
講演：きくちゆみ　「つなぐ光」発起人

日時：７月９日土曜日　午後１時半開場
講演：　講演２時から４時まで
参加費：　￥１０００
、
４時半頃まで質疑応答

会場：六甲地域福祉センター
http://www.city.kobe.lg.jp/ward/kuyakusho/nada/keikaku/machizukuri/data/14.html

最後は多治見。
『３・１１後の生き方～NVCを使って、自他とより深くつながるワーク 』
　　withきくちゆみ＋ディナー＆ロー・スイーツ
（＊NVC＝Non Violent Communication:非暴力コミュニケーション）
３・１１は私たちを根底から揺さぶっています。
これからどうやって生きていけばいいの？
私はここでこんなことをしていていいの？

東北関東大震災から４ヶ月のこの日、
3・１１直後に「つなぐ光」を立ち上げ、
福島の支援活動を始めたきくちゆみさんを迎え、
自他とより深くつながるワークを企画しました。

ＮＶＣのリーダーシッププログラム（米国）に２年続けて通い、
ＮＶＣインストラクターを目指しているきくちゆみさんは
「自分とつながり、他人とのつながりも強化するＮＶＣは
３・１１後の世界を生きるのに必ず役立つ」と言います。

しかもヘルシーで美味しい東風谷（とうふや）のディーナーと
ゆみさん手作りロースィーツ付き！

世界を平和にしたいなら、地球を美しくしたいなら、
まず自分自身を平和に美しくしていきましょう！
心を平和に、体を元気にする一期一会のワークを体験してください。

◆日時：７月1０日（日）
14：30開場　15：00開始～1８：00終了予定
◆場所：東風谷（とうふや）
http://www5.hp-ez.com/hp/toufuya/
主に地元産の無農薬野菜や豆腐を使った、
健康的な和風創作料理を楽しめるカフェ
温かさと優しさが感じられる店作りを目標のお店。

◆参加費…￥５０００円
（ディナー＆スイーツ付きワークでこの値段は破格！）

申込先：
玉置　織恵　Orie Tamaoki
☎０５７２－２５－４９０１
携帯　０９０－９９４２－５４８１
メールアドレス　baruhara@re.commufa.jp

これが終わったら、やっと家族に会えます。311の時、家族と連絡が取れなくなった体験をしてから、夫や子どもといる時間がとても大切に思えます。出かけて行くときは、大げさですが「これが最後かも」という覚悟で、出かけてくるのです。


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