http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20110725-OYT8T01172.htm
今年で23回目という国連軍縮会議では、福島第一原発事故を受けて、核の「平和利用」(原発)についても議題に入るとのことで、IAEAの天野事務局長が基調講演します。また、松本市の菅谷昭市長が「原子力安全と医師の視点」というテーマで講演しますので、私も28日は本会議を傍聴する予定です。
軍縮会議会場となったホテルのロビーに、地元高校生の展示。爪楊枝20万本は沖縄戦で亡くなったひとの数。圧巻。
川口順子さん。
プレスもたくさん。
原子力の平和利用をめぐる喫緊の課題の始まる前
全体会議5:原子力の平和利用をめぐる喫緊の課題の議長はチリ。日本からは鈴木達治郎・内閣府原子力委員会委員長代理、松本市長の菅谷昭がパネルに。
原子力発電所は正常の運転でも、日々核分裂生成物(死の灰)生みます。100万キロ級原発でおよそ1トンとも言われる一年間の死の灰は広島原爆の千発分に相当します。小出裕章著『原発のウソ』によれば、すでに日本には広島原爆80万発分の死の灰(放射性廃棄物、核分裂生成物)が溜まっているそうです。トイレのないマンションはもう限界で、実際、今回の事故では私たちのいのちを脅かす放射性物質が環境中に溢れ出てしまっています。
これが一番の問題。
そして次の問題は、通常運転でも被曝労働を前提にしている原発。その被曝労働者の数と実体は、今回の事故で少しだけ光があたったけれど、ほとんどが闇の中。被曝との関係は疑われるガンや心臓病、糖尿病、白血病などでいのちを落としても、労災もなかなか降りないことが指摘されています。
そして、今回のように一旦、事故があったら取り返しがつきません。チェルノブイリで居住不能になった面積は日本の国土の4割にも達します。狭い地震国に原発は愚かな選択だと私は思います。今後は減らしていかないとね!
(その前にマエキタミヤコさんとちょっと「秘密の」打ち合わせ→今、彼女をインタビューして戻りましたので後ほどアップします!重大発表か?!)
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