2010/10/04

『ZERO』初日@イメージフォーラムに田中優さん!

10月2日から始まったイメージフォーラムでの『ZERO』レイトショー。

「午後9時からなんて、勘弁して〜(という声が私の中から沸き起こるのは、家にいるときはこの時間にはお風呂に入っているか、すでに寝ているかのどちらかだから)、いったい誰が来られるの・・?」、と言っているのはどうやら田舎暮らしの私ぐらいのようで、初日は満席、2日目も2/3がうまりました。

なぜレイトショーかというと、そこしか空いていなかったから。

映画館って普通は半年先ぐらいまで何を上映するか決まっているんですって。私たちはこれから営業しようっていうのですから、さあ大変!!
って思っていたら、昨日は福島と島根、今日は群馬の劇場から上映の申し込みがありました。

これって、ものすごくラッキーなことらしいです。

何もかも初体験の私にはよくわからないんだけど、東京都写真美術館での『ZERO』先行上映が、79.4%という集客率だったというのは、画期的だそうです(ほとんど前宣伝ができていなかったから、なおさらです)。

うれしかったのは田中優さんがイメージフォーラムの初日に観に来てくれて、さっそくメルマガにこんな記事を書いてくれたこと(彼は書くのが早くて的確)。
http://archive.mag2.com/0000251633/index.html

一部、引用します。
ーーーーーー
メルマガ<持続する志>10月4日号より

陰謀論という名の陰謀
             田中優

田中優さんの JPG

 「ZERO」という映画を観てきた。ZEROというのは2001年に世界貿易センタービルを襲ったいわゆる「911事件」のグラウンド・ゼロに、ビンラディンがやったという証拠ゼロ、米政府がまとめた公式評価に真実ゼロをかけたものだ。しかし911事件の公式見解に疑問を持った途端、周囲からは「陰謀論者」のレッテルが貼られ、えも言われぬ疎外を受け、あるいはひどい中傷を受ける。だからぼくも、積極的には自分が公式見解を信じていないことを言いたくない。
 しかし内側はどうかと言うと、ずっと信じていない。38メートルのボーイングが5メートルのペンタゴンの穴に入りはしないし、イギリスのBCC放送の記者が「ただ今入った情報です。貿易センター第七ビルが崩壊したとの情報が入ってきました」と放送している後ろに、当の第七ビルがまだ建って映っていたことも超能力で知ったとは思えない。ひとつ信じられないなら、ひとつながりで理解される一連の事件だって信じるわけにいかない。
 それはぼく自身の内側で信じるわけにはいかないのだ。ところが多くの人の判断は、周囲の人たちのムードに左右される。周囲が「陰謀論」などと怖いレッテルを貼られる環境の中で、自分だけの見解は持てないようだ。しかし「真実」以外に何を信じると言うのだろうか。

ーーーー続きは、こちらで読んでください。

やさしい優さんは「ぼくが心配になったのは毎回貴重な情報を届けてくれているきくちゆみちゃんが、「陰謀論者」のレッテルにナイーブになりかかっていること」と書いてくれましたが、私は大丈夫です。

ある市民活動系のメーリングリストで、私(たち)の主張(政府公式説は嘘)が蓋然性のない「陰謀論」として批判された、というのが背景にあります。

私は『ZERO』の情報は信憑性が高く、対テロ戦争を止める力があると思っています。だからこの映画が日本の通津浦々に広がるまでやめません。「対テロ戦争」はインチキなんですぐにやめさせなくてはいけない(日本政府も米国をサポートしてはだめです)。戦争というものはいつでもこういう事件を利用して起こされるものだ、というのをみんなに知ってほしい。ぜったいに戦争をサポートしてはいけないし、良い戦争なんてない、というのを、当たり前の常識にしたいです。

そして、この星から戦争を早くなくしたいです。

911事件の公式説明に疑問を投げかけるだけで「陰謀論者」とレッテルを貼ってくる人たちは、自分の立場や価値観を崩されることを恐れている人たちだと思っています(大学の先生とか、大手マスコミの人とか、911政府公式説を信じている政党の支持者とか)。

平和運動をしている人の中にいる「蓋然性がないから911自作自演説はあり得ない」という人は、真実とか平和ではなく、別の何か(優さんは、「自分の利益や名誉・立場を優先してしまうのなら、そりゃ他の人の判断が自分の利益を台無しにしかねないのだから、他者の存在を消去したくもなるだろう」と喝破しています)を優先しているとしか思えません。

優さんの書いてくれたことは、私に大きな勇気をくれました。どうもありがとう。

『ZERO』は群馬、福島、そして島根へと飛び火します。

『ZERO』を観た方は、どうぞあなたかメディアになって周りに伝えてください。
『ZERO』をまだ観てない東京近辺の方は、イメージフォーラムへ足を運んでください。東京近辺ではない方は、あなたの町の劇場(映画館)にも『ZERO』をリクエストしてくださいね。

映画館に映画をリクエストする方法はここに書きました(いわきは、この手紙を地元の方が持ち込んでくれて、上映にこぎつけました。ありがとう!!)。
http://zero.9-11.jp

*応援ありがとうございます。人気Blog Rankingに参加しているので、クリックしてくださるとメディアからは伝わりにくい大切なことが伝わる助けになります。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ゆみさん、先日、広島からコメントしたものです。
なんと島根で上映するのですね!!!
この映画、地方で最初に上映するのは広島からと思い、例のサロンシネマに今日、先のブログのコピーと映画のチラシのコピーをもってリクエストにいってきましたが。。。。。

地方の中心地ではない島根や福島で上映されるということは、すごいですね!!!

人類最初の被爆地、広島でこの映画が最初に上映できたらと思いましたが。。。。

これからですね!!

Yumi Kikuchi さんのコメント...

はい。これからです。ZEROは映画に力があります。映画がかたり歩いてくれるでしょう。どうぞ、ぜひ広島でも!
対テロ戦争、早く止めたいです。戦争で亡くなる人がいなくなりますよう。殺し合っている場合じゃありません。助け合って、生きていきましょうね。

いつき さんのコメント...

島根在住の いつき です
911のことをまわりに話しても???とおもわれることが多くなかなか話せませんが
島根で上映ときいて びっくりしています

いつ どこで 上映されるのでしょうか?

Tony Coolbar さんのコメント...

ゆみさんはじめまして。トニーと申します。
初めて投稿します。
私は、現在仕事の関係でアメリカ在住の
日本人です。
お恥ずかしい話ですが、アメリカに4年も
住んでいながら、911陰謀説に興味を
持ち始めたのが、ごく最近です。
YOU TUBEの映像のなかにゆみさんの
講演会を収めたものがあり、今日ブログを
訪問した次第です。
若い頃からアメリカに憧れ、今ここで仕事しているわけですが、もし陰謀説が本当であれば、これだけの大きな嘘を大きな力で隠し通せる恐ろしい国である。という認識を初めて持ちました。
時間がたてば、ますます色々なものが封印されるでしょう。人々の気持ちも風化していきます。そんななか、ゆみさんの活動を応援します。恐らくこの『ZERO』という映画、今のところアメリカで見れることは、ないでしょう。
是非、日本で見てみたいです。
年末一時帰国しますが、その時期の公開予定はあるのでしょうか?

Yumi Kikuchi さんのコメント...

上映情報は確定したら、『ZERO』の公式サイトに掲載します(まだ交渉途中なので)。

年末年始はまだ上映予定がありません。観たい人が、近所の劇場に私の10月1日の手紙:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2010/10/zero.html
を印刷して、映画館(劇場)に持っていって『ZERO』を上映してください、って言ったら、上映してくれるかもしれません(いわきの場合は、それで実現)。

なんていったって、劇場はお客様がたくさんきてくれることを望んでいますから。数人で働きかけたら、いけるのでは?