2010/10/13

『ZERO』@イメージフォーラムあと3日/NVC5日目

昨日の『ZERO』@イメージフォーラムはまた満席だったそうです。残りは3日間(この後都内はまだ決まっていません)ですので、興味のある方はぜひ観に行ってください。

次は、11月6日から2週間、伊勢崎のシネコン「プレビ劇場 ISESAKI CINEMA」で上映が決まっています。(都内は他にはまだ決まっていません)
福島、大阪、京都などからもお問い合わせが来ていますが、正式に上映が決まりましたら、HPでご報告します。
http://zero.9-11.jp/

さて、NVCリトリートの5日目は社会変革とNVCについて学びました。参加者の多くは私を含め何らかの社会活動に関わっています。社会変革が起こるには4つの場での変革が必要です。社会構造(structure:経済、政治、司法など)、社会化(socialization)、人間の行動( human behavior)、人間に関する物語(story about human)の4つのエリアでの変革が必要です。4つはそれぞれ関連しており、一つの変化だけでは社会変革は起こりません。

私たちは社会に変革を起こすためにさまざまな活動をします。その活動の中で交渉する相手がいます。NVCではその相手に敵のイメージを持っている間は、変革をもたらすコミュニケーションはできない、と考えます。

そこでロールプレイを通して「敵」を「ニーズを満たそうとしている人間」であると心から認識できるようにします。自分が正しい、相手が間違っている、と思っている間は相手とつながることはできないし、「変革」は起こせないので、自分のニーズも相手のニーズも満たすことはできません。

敵のイメージがなくなったときに初めて、相手との間に心を開いたコミュニケーションができるようになります。私にとっては、ここが一番難しかったです。例えば、金儲けや資源獲得のために戦争の決定をする少数の人々がいると仮定して、その人に対して「敵のイメージをなくす」ことは簡単ではありません。それでも、ともかく自分と相手の気持ちとニーズを想像し続けます。

それから、初めて相手と会ったときの最初に会話を練習し、最後は自分のニーズと相手のニーズの両方を満たすようなリクエストができるようになるまでロールプレイをしました。

今回私は自分を演じ、相手に自分の敵対している人を演じてもらったのですが、次回は自分が敵対している相手を演じてみたら、もっと深い気づきがあると思いました。ぜひ試してみたいです。

日本でのNVCの学びのチャンスが11月から12月にかけてたくさんあります。そこでお会いできるといいですね!
http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.com/

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