2010/10/12

『ZERO』@イメージフォーラムあと4日/NVC4日目

イメージフォーラムでの『ZERO』の上映が残す所4日となりました。この映画を観てくれた田中優さんと安部芳裕さんの感想を公式サイトにアップしました。
http://zero.9-11.jp/voice/voice_01.html

NVCリトリート4日目はカラフル(豊かな)一日でした。

午前中のセッションはNVCの教えをどんなグループに分かち合うか(それぞれの地域に戻ってから)によってグループ分けし、そのグループ(たとえば、学校、ビジネス、親、刑務所、ホームレス、ハンディキャップ、などなど)の人々にわかる言葉で伝える、という練習をしました。NVCの原則はどれも素晴らしいものですが、NVCを知らない人にはそのまま通じません。

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そこで「通訳」(同じことをその世界で通用する言葉で伝える)が必要になります。講師のミキ・キャシュタンが次々と翻訳をするさまは見事でした(私はNVCの対極に位置するようなビジネスのグループにいました)。あのようにNVCの原則を投資と利潤の言葉に翻訳すれば、NVCの言葉を使わずに伝えることができる、ということがわかって新鮮でした。

午後のセッションは参加者がそれぞれ授業をリードする、というのをやりました。私はボブさんがリードするクラスに参加しました。このセッションのポイントは、「リーダーシップトレーニング」なのですから、参加者がそれぞれリーダーを体験することですが、リードしない人たちの課題はNVCに則ったフィードバックを与える、というものでした。

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フィードバックのときに大切なのは、ひたすら具体的な観察、観察、観察、です。意見や判断を入れずに、ありのままを観察し(カメラが観ているように)、その観察したことに対して自分がどう感じ、その感情は何のニーズを満たした(あるいは満たさなかった)かを伝えます。善し悪し、正誤などの判断はしません。

夜のセッションはNVCのアクティビティーについての経験を交換しました。アイスブレイク(導入)、自己紹介の仕方、グロックカード(気持ち/ニーズ)の使い方、共感の会話と共感ではない会話のゲーム、などなどいろいろなやり方をお互いから学びました。

NVCのJPG

そして、後半はペンギンゲームや「LOVE」さがしゲーム、名前をどっちが早く言うかというゲームなど、大笑いしながら遊びました。

あんなに遊んだり、お腹の底から笑ったのは久しぶりです。
子どもの頃を思い出しました。

いくつになっても、思い切り遊んで笑える自分でいたいです。

11月からの日本でのNVCのワークショップやリトリートの情報をまとめました。あなたに合うテーマのセッションがあったら、参加してくださいね。
http://nvcworkshopsinjapan.blogspot.com/

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