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閑話休題。きわめて個人的な話です(ので、興味のない方はこの先は読まないでください)。
私は口を大きく開けようとすると、左側の顎関節が「ガクン」となります。これは顎関節にゆがみがあることの証拠で、これを放置すると、偏頭痛や慢性の肩こりなどさまざまな不快な症状が現れることがあります。
今回北海道の余市にあるゲストハウス「はれるや」でNVCのリトリート(泊まりがけの修養会・合宿のこと)を二日間行ったのですが、「はれるや」の1階には台湾式の足もみ(若石健康法)の治療室が併設されています。ここの宿に泊まった方は、女将の聡子さんが作るおいしくて健康的な手料理を味わいながら、ご主人の由人さんの名人芸とも言える「足もみ」を受けて、心身を共に癒すことができるのが魅力です。まさにここは、「自分の体を自分で治したいと考えるお客様の治癒力を高めるお手伝いをする民宿」で、目の前の海も癒し効果を高めてくれます。
今回、NVCリトリートでこの宿に泊めていただき、由人さんの足もみを受けたのですが、彼は私の慢性肩こりの一つの原因が顎関節のゆがみにあることを見抜きます。自分自身、日々操体法などで体の歪みを調整し、健康を保ってきたつもりでいましたが、慢性の肩こりだけは消えたことがありません。子どものときにむち打ち症をやっているし、一日にパソコンに向かっている時間がとても長いので、これはもう治らないだろうとあきらめていたのです。
「ゆみさんの肩こりの原因の一つは噛み合わせだと思う。僕の友人で噛み合わせを治してくれる歯科医師が札幌にいるから、今回一度診てもらったらどうかな」と、彼は私の足をもみながらいいました。それで彼は早速、歯科医師の尾崎先生に連絡を取ってくれ、私の仕事の合間の空き時間と彼のスケジュールを調整してくれたのです。尾崎先生は噛み合わせや顎関節の調整を得意とする「エンゼル歯科」の院長さんで、由人さんとは互いに信頼を寄せる仲間です。
10月3日、余市から小樽に出て、そこから高速バスに乗り、「札幌ターミナル」で降りると、数ブロックの和興ビル8階に「エンゼル歯科」はありました(札幌の街は碁盤目で東西南北がはっきりしているので、住所さえあればその場所を見つけることができます)。そこは全国から顎関節の調整をしてもらいに患者がやってくる歯科医でした。エンゼル歯科で顎関節の歪みを取り除いたり、あるいは軽減したりするだけで、長年の不定愁訴が消えてしまうことが口コミで広がり、遠方からも患者さんが来るようになったのです。
私は由人さんの紹介で、しかもすぐにハワイに戻ってしまう、ということで、特別に時間を作って顎関節調整(矯正)の処置をしてもらいました。
その結果かどうかわかりませんが、昨日は夜ベッドに横になった瞬間、朝までぐっすり眠りました。子どもの頃はずっとそうでしたが、最近、特に311以降は寝付きも悪く目覚めても疲れが残っている感じになっていたのが、嘘のように朝までぐっすり眠ることができ、目覚めも最高でした(その前の晩、食べ放題の懇親会であんなにたくさん食べたのにもかかわらず、です)。
ローフードを始めたときも、目がすっきり覚める体験をしましたが、それよりさらに深い眠りでした。よく働いて、とても疲れていたせいかもしれないし、顎関節調整の結果かもしれません。この後、私の肩こりがどのように変化していくかが楽しみです。
10月10日の「ご近所さん祭り」を終えたらすぐ私はハワイ島に戻りますが、次は1月に北海道でNVCのワークショップとリトリートの開催が決まり、戻ってくることになりました。そのときまでに今日作っていただいた噛み合わせの矯正器を毎日着けて、肩こりが少しでも減ったら万々歳です。変化がでましたら、またこのブログでお知らせします。
健康に興味のある方のために、エンゼル歯科とはれるやの連絡先を記しておきます。
エンゼル歯科:札幌市中央区南一条東二丁目 和興ビル8階 予約制:011-221-7615 院長:尾崎勇二
はれるや:北海道余市郡余市町浜中町242-1 電話:0135-23-4660 携帯:090-4130-2653
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