2011/12/31

広瀬隆「東電の資産の送配電16兆円を売却し、そのお金で賠償を」

週刊朝日のインターネット番組に広瀬隆さんが登場(12月23日放映)です。アーカイブになりましたので、生放送を見逃した方も観ることができます。ネット放送って優れものです。

タイトルは、「福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ」
http://www.wa-dan.com/hirose/

これ必見。

メルトダウンのあと、メルとスルーして底にたまっている燃料が、今、いったいどこにあり、どうなっているんでしょう。実は、誰もわかりません。それで『収束宣言』はありえません。

さて、今日は日本は大晦日。
NHKが深夜にいい番組の再放送がありますね。これも必見です。

NHK【ETV特集】「ネットワークでつくる放射能汚染地図 3 子どもたちを被ばくから守るために」
12月31日(土) 午前1時45分 再放送  
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/0828.html
311から私が一番エネルギーを注いでいるのが「子どもたちと妊婦さんを被曝から守る」です。「つなぐ光」はそのために立ち上げました。

NHK【ETV特集】「ネットワークでつくる放射能汚染地図4 海のホットスポットを追う」
12/31(土)午前3:15 再放送
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2011/1127.html
海の汚染地図は作れるのか知りたいです。海産物の生体濃縮はどこまでなんだろう。

いよいよ2012年が始まります。

現座、日本で動いている原発は6基です。あと半年で日本のすべての原発を停止させ、それでも停電しないことをはっきりさせましょう(その根拠は広瀬さんのお話の中でご確認ください)。

311以降、超多忙な生・広瀬隆さんにお会いできるチャンスは滅多にありません。メディアには流れない正確な情報を知り、2012年から先を生き抜きたい方は、1月13日に神奈川近代文学館に5時にご参集下さい。広瀬さんが3時間たっぷりお話して下さいます。

昼間は、私が午後1時半から同じ場所でお話させていただきます。そこでもお会いできたらうれしいです。

2012年が地球に生きるいのちにとって、より平和で穏やかな年になりますように。


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2011/12/30

低線量被曝 揺らぐ国際基準—NHK総合

世界一の原発大国(104基)&核兵器生産工場大国に住むアメリカ人にも観てほしい番組:NHK総合 追跡!真相ファイルが昨日、12月28日夜10時55分~11時23分に放映されました。画期的な内容です。
http://www.dailymotion.com/video/xnb9h8
米国イリノイ州の原発周辺の小児ガンの発生が、平均の2倍(100%増)であることも伝えています。だいぶ前に、週刊プレイボーイでジャーナリストの明石昇二郎さんが、福井県原発銀座周辺での悪性リンパ腫の多発についてルポを連載していたのを思い出しました。

これはすでに本になっています。
http://www.amazon.co.jp/敦賀湾原発銀座-悪性リンパ腫-多発地帯の恐怖-明石-昇二郎/dp/4764501155

昨日のNHKの番組で私が一番驚いたのは、チェルノブイリ原発事故後、1500キロも離れたスウェーデン北部のベステルボーテンケンの村で34%もガンが増えていること。その村の当時の空間線量は、日本で今また取りざたされている「20mSv/年」より遥かに低いのはもちろん、国際基準値の1mSv/年よりさらに低い、0.2mSv/年でした。

それでも住民たちはガンの増加の原因をチェルノブイリ原発事故と見ています。トナカイの肉からの内部被曝が疑われていますが、はっきりしません。

「100ミリシーベルト以下は発がんのリスクがない」と日本や世界各国で「国際基準」とされているICRPの低線量許容値が、じつは科学的根拠のないものであったことを、当事この基準を定めた科学者が自ら認めます。NHKがここまでICRP(国際放射線防護委員会)に切り込んだことにエールを送ります。

この番組に関する青山貞一さんの秀逸なレポート:
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp1122...html

見逃した方のために、と、すでに番組を文字おこしして下さった方がいます。ありがとうございます。
http://togetter.com/li/234049

レポーター(サポーター)の室井佑月さんとは、一度、名古屋テレビの『お助け マンマミーア』という番組でご一緒したことがあります。911事件がテーマでしたが、このとき複数いたゲストの中で、私の説(米国政府説はつじつまが合わない)に同意した唯一の人でした。母親として、子どもを安心して健康に育てたい、という立ち位置での揺るがないレポートぶりに共感しました。


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2011/12/28

南相馬市の女性の体調不良/東電の役員報酬5兆5045億円を福島の賠償に!「株主代表訴訟」提起

知人から教えてもらった「ぬまゆのブログ」。震災後、飼い主のいなくなってしまった犬の世話をしている南相馬市の41歳の女性が8月6日から日々綴っています。

その中で、見過ごせない体調不良を訴える記載があります。
http://togetter.com/li/229802
ーーー
ゆうべ、
お風呂で、シャンプーした 後、
手ぐしで、髪を ほぐしたら、

髪が ・・・
「 束 に なって 」 抜けました。

しばらく、
呆然と 立ち尽くしてしまいました。

(中略)

両足の 「 人差し指 の 爪 」 が、
2つ とも ・・・

根元から、そっくり 外れかかって いて ・・・
触ったら、外れました。

いまは、
絆創膏 で、わずかに くっついている 爪を、
覆っています。
ーーー
この女性に対して、南相馬市の医師と名乗る人から、「そんな人いないよ」というコメントも入っています。この女性は311以降、次々根元から抜けて、ぼろぼろになってしまった自分の歯の写真を出して、体調不良が本物であることを訴えています。

医師の肥田俊太郎さんが、「9ヶ月たったら症状が出るだろう」、と話されていたことを思い出しました。311からもう9ヶ月が過ぎました。「冷温停止」状態と言って、住民を汚染地域に戻す動きがあります。チェルノブイリだったら強制避難区域にあたるところにも、まだ子どもや赤ちゃんを含む人々が住んでいる「日本」という国が信じられません。旧ソ連より一般市民の扱いが過酷です。

そんな中、東京電力の株主が、東京電力歴代役員60名に対して5兆5045億円を会社に賠償(返還含め)し、そのお金を福島の賠償に充てるよう 「株主代表訴訟」を提起しました。この賠償額は過去最高だそうです。

その 記者会見の様子はこちらでご覧に下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=SKFhO-EmEU4

この記事は、日本のメディアではあまり取り上げられていませんが、ファイナンス・グリーン・ウォッチでは記事になっていました。
http://financegreenwatch.org/jp/?p=6143
FGWでは、小宮山宏元東大総長に注目しています。その理由は、小宮山氏が再生可能エネルギー推進など環境問題に取り組み、また企業の社会的責任(CSR)の視点を持っている人だからです。

株主代表訴訟は、株主が会社の監査役に対して訴訟の提起を要請し、それに対して監査役会が60日以内に応じない場合、直接の代表訴訟を起こすことになります。この動きも目が離せません。2ヶ月後も続報を書きたいです。

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2011/12/27

脱原発映画祭@脱原発世界会議、詳細プログラム決定!

日本中から、世界中からパシフィコ横浜に集まるみなさん、東京ピースフィルム倶楽部(東京平和映画祭)がお届けする脱原発映画祭@脱原発世界会議のプログラム(スケジュール)が決定しました。

ジャンジャジャーン♫
ーーーー
■脱原発映画祭■ 
   〜こどもたちが笑顔で暮らせる未来に〜

■日 時:2012年1月14日 13:00〜17:00
■会 場:パシフィコ横浜・4F会議室419号(シアター型式・定員140席)

■内 容:映画上映&ディスカッション(ファシリテーター:きくちゆみ)
13:00 開始
挨 拶 (代表:きくちゆみ)(5分) 
【第1部】テーマ:原発の真実と嘘
  1「源八おじさんとタマ」上映(15分・中村徹 制作・アニメ)
  2「原発ほんまかいな?」上映(75分・PARC 制作)
  3 ディスカッション (10分位)      

          休 憩(10分)             
   
14:50 開始(予定)
【第2部】テーマ:子どもたちを放射能から守る 
1「チェルノブイリ・ハート」 上映
(61分・マリアン・デレオ監督・2003年・米)     
2「子どもたちを放射能から守れ!福島のたたかい」 上映
   (37分・湯本雅典 制作)
  
3 ディスカッション(「原発いらない・福島の女たち」からの報告含 む)
   
             17:00 終了

※当日、内容に若干の変更があるかも知れませんので、ご了承ください。


この会議に遠方からいらっしゃる方は、前日開催の私と広瀬隆さんの講演会にも参加して、福島の妊婦さんと子どもたちを311以降サポートし続けている「つなぐ光」を応援しませんか?ご検討下さい。


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2011/12/26

ハワイの雪

あなたのクリスマスはいかがでしたか?私たちは今日がクリスマスです(こちらは今、25日です)。

そして新月なのですね。どうりで星がきれいだと思った。新月と満月は、本来断食の日なのに、友達家族が来てくれたので、クリスマスディナーを満腹に食べてしまった!断食は明日にしよう。

マウナケア

今朝、子どもたちが「雪がないとクリスマスって感じがしないなあ」と言ったので、「じゃあ、雪を見に行こうか」と何の準備もせずにいきなりマウナケアに向かいました。昨日の残りのご飯をおにぎりにして、大根とキュウリのぬか漬けと水、防寒具だけを持って出発!

マウナケア

ハワイの最高峰マウナケアは14796フイート(4205メートル)で富士山より高いのです。私の住むコナからは、ハワイベルトロード(町中ではパラニ通り)をワイメア方面に向い、ワイメアの手前でサドルロードを右折します。

それから延々とサドルロードをヒロに向かって走り、劣化ウラン弾が使われているのではと問題になっているポハクロア軍事演習場を過ぎたところで、マウナケアアクセスロードを左折します。そこからインフォメーションセンターまでは普通車でも行けます。

マウナケア

そこから先は、「四輪駆動車をおすすめします」と言われますが、私たちは普通車で行けるところまで行こう、と山頂を目指しました。そして、結果、山頂まで行くことができました(道は狭いですが、そんなに大変ではありません)。

ただ帰りは坂が急なので、ちょっとブレーキがこげるようなにおいがしました。確かに「四駆推奨」の場所であることは間違いないです。

マウナケア

それにしても、真っ青の空に真っ白な雪。空に映える世界各国・世界の各大学や研究所の観測所や望遠鏡が絶景でした。これまで何十回もハワイ島に来ていますが、マウナケア山頂に行ったのは初めてです。

雪と水の女神ポリアフに家族そろって生きていることに感謝し、そして、私たち家族を含む地球家族の健康と安全を祈りました。

マウナケア

今度は夜に行って、満点の星空を観てきたいです。
あとで写真をアップします。

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2011/12/25

脱原発世界会議の中で「脱原発映画祭」をします!

来月の1月14〜15日開催の脱原発世界会議東京平和映画祭(東京ピースフィルム倶楽部)も参加します。私たちは、1月14日の午後1時から5時まで、「脱原発映画祭」と銘打って、脱原発を促す4作品を上映します。

福島第一原発の4号機の状態にも目配りしつつ、今年の6月30日(または7月1日)には第9回東京平和映画祭をオリンピックセンターで開催する予定です。詳細はホームページでご確認下さい(映画の試写と選定などはこれからです)。

以下は、今日、脱原発世界会議の事務局に送った概要です。
ーー
東京平和映画祭(東京ピースフィルム倶楽部)Presents脱原発映画祭
      ~子どもたちが笑顔で暮らせる未来に~
1月14日(土)午後1時~5時(12時半開場)@パシフィコ横浜・会議室419
進行:きくちゆみ
 
<第1部> 原発の真実と嘘 午後1時~2時40分
『源八おじさんとタマ』『原発ほんまかいな?』
          
<第2部> 子どもを放射能から守る 午後2時50分~5時
『チェルノブイリ・ハート』『子どもたちを放射能から守れ!福島のたたかい』
ーー
脱原発世界会議にすでに参加を決めている方も、まだこれからの方も、上記の作品に興味がありましたら、足を運んで下さい。14日だけの参加ですと前売り券なら1500円と格安です(1本劇場で映画を観たら1800円する)。

詳しいプログラムはこちらから:http://npfree.jp/program.html
私たちの企画は「シアター」というところに記載がありました(まだタイトルだけで、中身がありません)。
http://npfree.jp/program.html#theater

第1部、第2部、それぞれで会場の参加者同士が対話する試みに初挑戦します。映画を観て、感じたこと、疑問に思ったことなどを共有して、面白い発見があるといいな、と思っています。

それでは1月はパシフィコ横浜でお会いしましょう。
その前日の1月13日に神奈川近代文学館でお会いできたら、さらにうれしいです。
(私と広瀬隆さんの講演会をしています。この講演会の収益は「つなぐ光」に寄付をします)
詳細:http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/12/blog-post.html

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2011/12/24

福島第一原発4号機の安全が保たれますよう

海外の情報通の友人たちがこのところ私に聞いてくることは、「福島第一原発4号機がどうなっているか」「フクイチライブカメラを毎日観ているがあまりよく観れなくなった。大丈夫か」ということです。

私は彼らと同じ映像を日々観ているだけで、現場にいないので、その質問に答えることはできません。ライブカメラは二つインターネットで観ることができます。

東京電力: http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/camera/index-j.html
TBS/JNN: http://news.tbs.co.jp/newsi_sp/youtube_live/

私が知っていることは、すでに報道されていて、誰もが知っていることです。

たとえば:
1、311のとき、4号機は運転中ではなかった。
2、ということは、核燃料が格納容器から取り出してあり、プールの中にある。
3、燃料プールは建屋の上部にある
4、このプールの水が蒸発したり、水が抜けたり(4号機の建屋はぼろぼろです)すれば、核燃料は崩壊熱をもっているので、やがて溶けて、大量の放射性物質が環境中に放出される。
4、そのときの汚染は、これまでの汚染の比ではない。

参考になるブログの記事を紹介しておきます。脅すわけではありません。ただ、最悪を想定して対策を立て、安全を確保してほしいだけです(いざというとき、実際役に立ちます)。

ーーーーここから:
山﨑淑子さんのブログ「福島第一原発4号機は崩壊が進んでいる。大量の避難が必要になるかも知れない」
http://enzai.9-11.jp/?p=9851

【フクイチ4号機が危機的状況にあるという報道】「福島第一原発4号機は崩壊が進んでいる。大量の避難が必要になるかも知れない」-ナチュラル・ニュースから。←東電は説明責任を果たせ!

◆「福島第一原発4号機は崩壊が進んでいる。
大量の避難が必要になるかも知れない」
http://t.co/WChh4z1v
http://t.co/N1tsywBy
~~~~~~~~~~~
アメリカの人々は4号機建屋崩壊を非常に心配している
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1037.html

Tue.2011.12.20
【引用貼り付け開始】
4号機建屋の南側の壁は自然崩落したものではなく、重機でとりはずしたもの。

【カレイドスコープのブログから引用開始】
最近、閲覧者の間では、煽り系の記事が増えてきたと言われているナチュラル・ニュースですが、この記事も、若干、その傾向があります。4号機建屋の南側の壁が「崩落」と書かれてあるのですが、これは違います。
下のリンク先に、使用済み燃料プールを取り囲んでいる壁や天井部分が、崩落寸前の状態なので、南側の壁と天井を重機で切り取っている写真のライブラリがあります。
http://enformable.com/2011/12/fukushima-daiichi-reactor-4-removed-wall-portions-near-spent-fuel-pool/
タイトルに、 Removed wall portionsとあるように、使用済み燃料プールの上の屋根(建屋の屋上部分)が崩落して、プールに落ちてしまう前に、取り外しておく作業をやったようです。これをナチュラル・ニュースは、「全壊の可能性」と書いているわけです。
【引用終了】
元記事の続きを読む:http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1037.html
ーーーーここまで。

いずれにせよ、福島第一原発4号機からは目が離せません。これが重篤な状況になったとき、マスコミがどこまで報道するか。メルトダウンを2ヶ月も隠した実績があるので、あまり頼りになりません。

東京電力、原子力安全委員、東芝、三菱、日立など原発製造企業の役員、国会議員、大手メディアのトップクラスなどに友人・知人がいる方は、彼らの動きを見ておきましょう。彼らの家族が避難し始めたら、何かが起きていると考え、できるだけ多くの人に伝え、速やかに行動ましょう。

今日このことが話題になった東京平和映画祭のメーリングリストでは、私はこう伝えました。

「4号機のことはもっとも心配してきました。
海外ではこのことが繰り返し話題に上ります。
核燃料がプールの中にあるだけだからです。
格納容器の中にあるのと、ぜんぜんわけが違います。
水が蒸発したら、あるいは4号機が崩壊してしまったら、アウトです。
また放射性物質の量が桁違い多いです。

『みえない雲』をまた観ました。
リアルです。

いざというときどう行動するかを、大切な人(家族や恋人などと)と話し合って決めて置くといいと思います。」


『みえない雲』はご覧になった方も多いかと思いますが、 原発事故をリアルに描いたドイツ映画です。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=Uo5W-E0idLw
レンタルできます。感動のラブストーリーですので、クリスマスに夫婦や恋人と一緒にどうぞ。

私は間もなく日本に戻ります。4号機が大変危険な状態であることは、現場にいる人たちが一番わかっているでしょうし、そのためのベストの対策をしているとは思います。彼らの努力が実って、原発と彼らのいのちの安全が保たれるよう祈るばかりです。

クリスマスで楽しみたいときに、深刻な話になってしまいました。野田首相の原発事故収束宣言がありましたが、まだまだ収束していません。


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2011/12/23

冬至に

この日がくると、毎年、キャンドルナイトを思い出します。
「電気を消してスローな夜を」

今年もあちこちでやっているかな。
冬至を境に、明日から日が長くなります。
一年で一番夜が長い日。

明日から光が増していきます。

2012年への助走が始まりました。

2011年はいろいろなことがありました。
私を産んで育ててくれた母が、長い闘病生活の末、他界しました。
大切な友人も複数他界しました。
311があり、沢山の方が亡くなりました。

今、私がこうして家族そろって生き延びているという事に、ありがたい気持ちでいっぱいです。

今日は広河隆一さんの「フクシマ集団疎開裁判」(棄却になったが、抗告するそうです)の集まりでのお話をIWJで聞いていました。原子力産業を擁護する力は、あらゆる業界に広がっていて、なんと強く大きいのでしょう。

メディアも、医学会も法曹界も政界も財界も金融界も原子力産業の味方です。
私たちがどんなに頑張っても太刀打ちできません。

それでも、広河隆一さんや広瀬隆さんや小出裕章さんや田中優さんや藤田佑幸さんのような人々がいる限り、私もできるだけのことはやり続けます。その一つが1月13日の「ポスト311・チャリティ講演会」。昼間は私、夜は広瀬隆さん。1月13日、神奈川近代文学館ホールであなたにお会いできますように。

夜明け前が一番暗い。
今日は冬至。
明日から少しずつ光が増して、真実に光があたりますように。
311にも911にも。


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2011/12/22

「収束してないでしょっ!!(怒)」という方必見の広瀬隆さん出演番組

野田首相の「事故収束宣言」って、なんですか、あれ。

放射能汚染にさらされて不安な生活を送っている人がまだ日本中にいるのに。
メルトスルーした核燃料がどこでどうなっているかもわからないのに。
この発言で日本が国際社会からさらに信用を失うことにならないか、心配です。

とき同じくして、鳩山元首相は科学雑誌の「ネイチャー」誌に「再臨界、核爆発の可能性、格納容器底の燃料浸食度」という寄稿をしました。タブーに挑戦する鳩山首相ら「Bチーム」にエールを送ります。詳細はこちらのピースフィロソフィーセンターブログを読んで下さい。

「冷温停止」も笑っちゃいましたが(正常運転中の原子炉じゃないと、冷温停止しません。こわれた原発には使わない言葉)、事故収束はないでしょう。この野田首相の発言に怒りや疑問を抱いた方は、広瀬隆さんの番組をネットでご覧下さい。

子どもたちへの新「(原発推進)副読本」も酷いですね〜。「福島原発事故」を過小評価して、責任を逃れようとしている姿勢が見えます。彼らは国とメディアをあげて情報をすり込みますので、私たちはインターネットを駆使して、伝えられるすべての人に、本当のことを伝えていきましょう。

インターネットにつながれば、この番組は誰でもどこでも観れます!

【番組名】週刊朝日UST劇場
「福島原発事故『収束宣言』大噓の皮を剝ぐ」広瀬隆
http://www.wa-dan.com/
【出演者】山口一臣(前週刊朝日編集長)、成瀬久美(アシスタント)
【放送日時】12月23日(金)21:00~22:00

番組は下記のURLをクリックすれば、無料でご覧になれます:
http://www.ustream.tv/channel/週刊朝日ust劇場でっす
生放送なので、放送前には何も映っていませんが、放送開始時間(23日21:00~)になると自動的に番組が始まります。

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2011/12/21

ローソンが近くにない方へ:1/13の「ポスト311チャリティ講演会」参加方法

今日、メルマガの読者から
「いつもマガジン拝読しております。1月13日のゆみさん、広瀬さんの講演会チケットを申し込みたいのですが、田舎なものでローソンが近くにありませんので、お手数ですがチケットをご郵送頂けないでしょうか。」
というメールをいただきました。

お近くにローソンがない方は、郵便振替による事前振込みでも前売り券と同じ扱い(前売り料金)にいたします。当日、郵便振替用紙の控え(受領票/半券)を受付にご呈示下さい。これがチケットの代わりになりますので、なくさないで大切に保存して下さい。

郵便局もローソンもお近くにない、という方はメールでご相談下さい。方法を考えます。

振込先:ハーモニクス・ライフセンター 00110-1-144224
参加費:昼の部(きくちゆみ) 1500円
    夜の部(広瀬隆)   2000円
*通信欄に「1/13講演会」、昼・夜の部それぞれ何枚かをご明記下さい。

講演会の詳細(チラシ)はこちらです:
昼の部(きくちゆみ:原発止めて地球と一緒に生きる):
http://www.harmonicslife.net/Blog/2011/20111201/StopNuclearPower_LiveWithTheEarth.pdf

夜の部(広瀬隆:福島原発事故の真相 と放射能汚染の恐怖):
http://www.harmonicslife.net/Blog/2011/20111201/Post311_TakashiHirose.pdf

ご希望の方には、フライヤーを10枚単位でご送付いたします。周りのお友達にお知らせいただけると、うれしいです。メールで希望枚数と送付先のご住所を教えて下さい。

この講演会の収益は「つなぐ光」をサポートします。
http://tsunaguhikari.jp/
講演会に参加することで、必要な情報を入手でき、関心の似た人々と集えるだけでなく、福島の妊婦さんと子どもたちをサポートすることができます。

あなたの関心と貢献に感謝します。


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2011/12/19

原発国民投票、大阪がピンチ!

メールで回ってきました。国民投票運動大阪がピンチです。
情報を拡散して、サポートをお願いします(このブログの拡散でも助かります)

ーーーー以下、転載:

終了まであと22日!
2011/12/17現在:
署名数(目標60,000):6507筆
受任者数(目標6,000):2523人

https://twitter.com/#!/WarszawaExpress
「原発」大阪市民投票の署名収集。東京、伊勢、岩手など各地からサポーターが来てくださっています。21日(水)は山本太郎氏も大阪入り。

◆署名収集や内勤の裏方仕事を手伝って下さる方はお電話を⇒http://kokumintohyo.com/osaka/
電080-4481-5930/06-4390-5930

---------- 転送メッセージ ----------
みなさま方へ

みんなで決めよう「原発」国民投票
事務局長の今井一です。
[スタッフ急募!]のお願いメールです。

大阪、東京で署名収集がスタートして一週間が経ちました。
期間2か月の東京に対して大阪は1カ月。したがって、大阪はあと3週間しかありません。
この間、わずかの人数でほとんど眠らずに疾走してきたため、電話応対と受任者・署名者のパソコン打ち込みを担当していた事務局の主要なメンバー2人が、昨日、体調不良で戦線離脱しました。

それで、急ぎスタッフを募ることになりました。このメールは京阪神のみならず全国の方に送信しています。
もし、1週間でも2週間でもやれるという方がおられましたら、ぜひお願いします。
遠方から来られる方は、最寄りの低廉なホテルなど宿泊施設を事務局のほうで用意します(支払いもこちらでやります)。
近隣から通ってくださる方は、交通費を全額こちらで支払います。食事も用意します。
現場に行けないけどカンパをしてやるということでも、ほんとに助かります。
事務所の電話番号や口座番号などはすべてこちらに記してあります⇒http://kokumintohyo.com/osaka/
大阪は切羽詰まった状況になっています。ぜひ助けて下さい。
みなさん、どうかよろしくお願いします。

〒550-0015
西区南堀江3-8-12 良友ビル1階
FAX:06-7635-5392
TEL:06-4390-5930
gvotekansai@gmail.com
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/costarica0012/22063825.html

元東電技術者で福島第一原発で原子炉の運転や核燃料の管理をしていた木村俊雄氏の、内部告発情報をアップしました。
2001年に退社。
1991年10月30日に福島第一原発で事故
海水が漏洩しディーゼル発電機が膝上まで浸水し使用不可となる。

木村氏は上司に
「このくらいの海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が水没して使えなくなるとすると万が一津波が来た時には非常用ディーゼル発電機が全台使えなくなる。そうなると原子炉を冷やせなくなる。津波による過酷事故の解析が本当は必要では」と進言する。
しかし上司は
「その通りだ。君の言う通りだ。
しかし安全審査をやってる人間の中ではこれは実はタブーなんだ」と。
木村氏は2005年にいわき市で発行されたミニコミ誌に「もし、原子力発電所に津波が来たら」というタイトルで投稿「津波来襲により、冷却用海水ポンプや非常用の電源などの機能が喪失するだろうから、結果的には炉心は溶融するであろう」
<参照>
オーストラリアABCは元東京電力技術者の木村俊雄氏にインタビューし、その証言に基いて、東電は津波によるメルトダウンの可能性を
事前に認識していたにもかかわらず、対策を採らなかったと主張している。10年前の東電による事故隠しとデータ改竄についても報告している。
Nuke worker speaks out about tsunami taboo
http://www.abc.net.au/news/stories/2011/06/09/3240251.htm?site=news

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2011/12/18

まだ「原発止めると電気が足りなくなる」と信じている人がいる!

二日前に、「2012年を脱原発の年に」というブログを書きました。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/12/blog-post_16.html

すると、匿名の方から以下のようなコメントをいただきました。読んでいない方もいると思うので、そのまま引用します:
ーーーーーー
頼みますので、再稼働阻止など電気を止めるようなことをしないでください。病院など人の命がかかっています。
冷静に考えれば、一般家庭がいくら節電しても原子力分を賄えないのはお分かりでしょ?
(私も節電は大切だとは思っています)
たとえ原子力を止めて化石燃料で賄ったとしても、電気料金の値上げは目に見えていますし、貧しい家庭は、これ以上電気料金が上がるのも困ります。
また、放射能も恐ろしいかもしれませんが、二酸化炭素による温暖化のほうが、世界規模でもっと恐ろしいのではないですか?
不安な思いも十分わかりますが、もっと現実を客観的に直視してみてください。
ーーーーーー

ちょっとびっくりしました。

なぜなら、日本はすべての原発を止めても電気は足りているからです。

私はこのコメントに対して、以下のようにお返事しました。

-----ここから転載:
あなたが本気で「再稼働阻止な=電気を止めるようなこと」と信じている、と仮定してコメントします(もしかしたら、そうじゃない可能性もあるので)。

日本は原発がなくても電気は止まらないのです。これまでも、これからも。「原発止めたら電気が止まる」と言って脅してきたのは、原発を推進したい人たち(それで潤っている人たち)だけです。

「えっ!足りてたの?」のキャンペーンなど、今では多くの市民が今ではそのことに気づいていますので、どうぞ匿名さんもご自分で日本で必要な最大電力と、火力、原子力、水力、再生可能エネルギー、自家発電の設備容量を調べてみて下さい。節電しなくても足りてます。

参考サイトをあげておきます:
「原発なしでも電気足りてる:小出裕章」
えっ!足りてたの?http://sunaga.org/works/311t.htm
-----転載ここまで。

やはりマスコミの力は絶大ですね。
日本の市民運動、独立系メディアの力ではまだまだ太刀打ちできません。

それでも、このブログとかメルマガとかTwitterなどのネットメディアを使って、一人また一人と「原発なくても電気は足りる」ことを理解する人を増やしたいです。どうかあなたも力を貸して下さい。

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2011/12/17

「平和省」創設運動はどこまで広がっているの?

このブログの読者は、私が「平和省」を創りたいと思っていることをご存知でしょう。

日本には「平和省プロジェクト」があり、世界各国には平和省を創るために活動している仲間がいます。2年に一度、平和省を創る活動をしている世界各国の人々が集まり、「平和省地球会議」を開いています。今年は9月に南アフリカで開催されました。

その報告会が、この日曜日に東京であります!しかも、「ワールドカフェ」を体験できる興味深い試みです。どなたでも参加できますので、あなたもご参加してみてはいかがでしょうか。私はUstreamで参加したいです。

以下は平和省プロジェクトのHPより転載です:
http://ministryofpeace.jp/#houkokukai
ーーーーー
■ 報告会「第5回平和省地球会議 in 南アフリカ」&“ワールドカフェ”で読み解く平和省Q&A

第5回平和省地球会議は2011年10月2日から7日まで南アフリカで開かれました。
平和省の創設を目指す世界の仲間たちは今回どんな議論を交わしたのか。平和省運動グローバルアライアンスはこれからどこへ向かおうとしているのか。

第1部では、日本の平和省プロジェクトJUMP を代表して会議に参加した勝見貴弘が、生の映像を交えて会議の様子を報告します。
今回の会議は、ワールドカフェ方式で進められました。ワールドカフェは、参加者の主体性と創造性をフルに引き出す話し合いの方法です。

第2部では、「平和省Q&A」を題材に課題の解決策を探る創造的対話にみなさんもご参加ください。
第5回平和省地球会議のファシリテータを努めたMeranie Kiley 氏の協力の元、ワールドカフェをじっくり体験してきた勝見がファシリテートします。

プログラム
13:45 「第5 回平和省地球会議in 南アフリカ」
     報告;勝見貴弘(45 分) 質疑(15 分)
14:45 休憩
15:00 「ワールドカフェ方式で読み解く平和省Q&A
     ~創造的対話を体感しましょう~」
     ファシリテータ:勝見貴弘
     課題提供:JUMP 小冊子編集チーム
16:40 閉会

 ◆日時:2011年12月18日(日)13:45~16:40
                  (開場13:30)
 ◆会場:TKP スター貸会議室 日本橋 第1会議室
      東京都中央区日本橋1-8-3 第四江戸橋ビル
      Tel: 050-3803-5920
      東西線「日本橋」駅 C5 出口・D4 出口 徒歩4 分
      半蔵門線・銀座線「三越前」駅 B6 出口 徒歩3 分
      JR「東京」駅 八重洲北口 徒歩9 分
      地図

 ◆参加費:一般1500 円(予約1000 円) 学生800 円(予約500 円)
 ◆参加予約:先着30名、件名は「12/18 参加希望」とし、お名前と電話番号をご明記ください。
       メール:infoあっとministryofpeace.jp FAX:047-498-4104(藤野)
 ◆主催:平和省プロジェクトJUMP http://ministryofpeace.jp/
 ★ Uストリームで配信します。(「平和省」で検索)
 ★ Twitter のハッシュタグは #平和省 または #heiwajump を。

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2011/12/16

2012年を脱原発の年に

311原発震災から早九ヶ月が過ぎ、2011年も残すところ2週間となりました。

全国の空間線量は落ち着いてきていますが(ハーモニクス・ライフセンターのある鴨川は0.1μSv以下)、全国で瓦礫を処理(焼却)することで、また大気中、焼却灰の中へ、そして土壌から水系へと放射性物質は移動してしまいます。

汚染瓦礫などはその場で処理する方が被害が小さく済みます。全国に拡散させてしまったら、今、日本中で起きている助け合い(西や南に住む人が、東と北に住む人に、より汚染の少ない食べ物や住まいを供給しています)ができなくなってしまいます。

放射性物質について政府やメディアなどが言う「除染」とは、実際には「放射性物質の移動」のことです。放射性物質を一カ所に集めて、環境から隔離するということはもちろん有効ですので、やったほうがいいですが、集めた放射性物質も長い年月(半減期の10倍程度)を待たなくては無害化されません。

そこが熱処理や化学処理で分解できる化学物質と放射性物質の違いです。半減期の短い放射性物質はどんどん消えていきますが、長いもの(30年ほどのセシウムやストロンチウム、2万4千年ほどのプルトニウムなど)は、私たちが生きている間はなくなりません。つまり、残りの人生、これからずっと対策が必要、ということです。

チェルノブイリ周辺では、まだ25年前の事故の影響が続いています(その一部は『チェルノブイリ・ハート』という映画に描かれている通りです)。福島、そして日本も世界も、今後長い間今回の事故の影響が続いていくでしょう。そんな放射能汚染の中でも、私たちはたくましく生き抜いて、いのちを次世代につないでいきたいです。

それには、これまでにも増して、各自が食や暮らしの工夫で、免疫を高めておく必要があります。とくに子どもたちの食生活には気を配ってあげたいですね。

化学物質も放射性物質も発がん性や催奇性が疑われますので、311の教訓を得た日本人は、かつて日本の祖先が完全循環の中で生きてきたことを思い出して、「自然のもの(本物)」に頼って暮らしていきましょう。農業は自然農や有機農業を応援・推進し、各家庭では、掃除も洗濯も美容もキッチンにあるもの(酢や塩、重曹など)だけでやりましょう。家庭でできる自然な暮らしの工夫を詳しく知りたい方は、牧野佑子さんの『楽して得して徳して楽しく暮らそう』(350円)が参考になります。

さて、今日のテーマ(私の誓い)は「2012年を脱原発の年に」です。このまま原発の再稼働を各地で阻止すれば、実現可能です。

「美浜の会」HPより「全国の原発の状況」:
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/genpatsu_jyoukyou_20111208.pdf
再稼働ストップ作戦「ナノハナ革命」:
http://nanohana.me/?page_id=800

年明けにはパシフィコ横浜で「脱原発世界会議」が開催されます。私ももちろん参加します。会場でお会いできるのを楽しみにしています。14日は「東京ピースフィルム倶楽部(東京平和映画祭)」Presents「脱原発映画祭」を午後1時から5時まで開催していますので、ぜひいらしてください。

「脱原発世界会議」のチケットが発売開始されました(ローソンチケットLコード:37341)
http://npfree.jp/ticket.html

東京ピースフィルム倶楽部のトップページにも案内が載りました:
http://www.peacefilm.net/home.html

世界から100名のゲストを招き、日本全国から「脱原発世界会議」に結集します。1月、パシフィコ横浜でお会いしましょうね。

私からみなさんにもう一つお誘いです。もしあなたが横浜までいらっしゃるのなら、前日に神奈川近代文学館ホールで開催される広瀬隆さん(夜)と私(昼)の講演会があります。

詳細はこちら:
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/12/blog-post.html

チケットはローソンチケット(Lコード:37105)で発売中:
http://l-tike.com/pc/d1/AA01G01F1.do?DBNID=1&ALCD=1

私は311以降、民間でいち早く福島原発周辺の妊婦さんと子連れ家族の受け入れを始めた「つなぐ光」を応援しています。もう最近は報道も減り、関心も薄らぎ、「つなぐ光」の資金は底を尽きました。それで、収益を「つなぐ光」に寄付するためのチャリティイベントです。汚染地域に住む妊婦さんと子どもたちのサポートは、これからも長い間必要になると思うので、あなたのできるサポートをお願いする次第です。

つなぐ光HP:http://mothership2012.ti-da.net/


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2011/12/15

地震の可視化:東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図

話題になっている映像なので、もうご覧になっている方も多いと思いますが、「2011年1月1日00:00~10月15日00:00に日本周辺で発生したM3.0以上の地震まとめ」です。
http://www.youtube.com/watch?v=QGH08OyQXg4&feature=youtu.be

今年1月1日から10月15日までの気象庁発表データを元に作成した地震の発生地点・規模・時刻分布図とのことですが、3月11日以降、地震の回数も大きさも格段に増えています。

ビジュアル(可視)化のパワーはすごいですね。これを作成した方に感謝と敬意を表します。ありがとうございます。

こんな地震の巣窟に原発があること自体が問題だと思います。

日本の優れた技術とか、日本人の勤勉さとかでどうにかなる問題ではないですね。

「地震国に原発は無理」とつくづく思わされる映像でした。

10分足らずですが、「百聞は一見に如かず」です。まだ原発を続けようとしている方にも特に観てほしいので、拡散を希望します。


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2011/12/14

2012年1月17日@原村ピースドーム「RawFoodを知る!作る!食べる!」

山崎淑子の「生き抜く」ジャーナル!
http://enzai.9-11.jp/
をGoogleで検索すると「This site may harm your computer.」と出て来て、彼女のページに飛べないです。妨害されているのかしら?山崎さん、大丈夫かな?

今日のテーマは年明けの私の講演先の紹介です(この後、次々、紹介していく予定です)。

たった今、原村ピースドームの朝見りえさんから届いた案内を転載します。こちらに写真とフライヤーもあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/peacedome1/2013357.html

ーーーーーーー
311以降、千葉鴨川からハワイ島に移住したきくちゆみさんが年明早々、元気に帰って来ます!!

今回は、今年の2月に開催してとっても好評だった、RawFoodを知る!作る!食べる!の第2弾です。
注目のエイジレス料理”RAW FOOD(ローフード)” きくちゆみさんのセンスいい腕で簡単に美味しいお料理を手早く作ります。
今回は冬まっただ中の原村。
”冬にローフード?”という心配をよそに(笑)きくちゆみさんは、日本の発酵食や冬の野菜を使った温かスープ(48°以下)など、次々と作って行きます。
RawFoodの基礎知識、料理教室、RawFoodフルコース食事会のとっても贅沢なワークショップです。
定員20名です。予約を必ず入れてください。
前回の満載RawFoodの模様はこちらから→ http://blogs.yahoo.co.jp/ilove_eco/19086618.html

また今回も参加者からのご要望にお応えし、料理教室の前夜16日(月曜日)にきくちゆみさんの講演会を行ないます。
311以降、活動、生活拠点を,鴨川~沖縄~ハワイ島と移して行ったきくちさんファミリーの現在の思い、暮しぶり、活動などをお聞きするとともに、ゆみさんがライフワークとして取り組んでいるNVC(非暴力コミュミケーション)への思い、その他,いつも通り日本の外から観た日本の現状やこれからの日本についてもお話ししていただきます。

ーーーーーー転載、ここまで。

確かに、冬にローなんて、体を冷やすからダメ、と3年前までの私なら言っていたでしょう。でも、マクロにローを取り入れたおかげでパワーアップした今の私は、そうは言いません。

冬のローは、発酵食をたっぷりいただきます。
日本に元々ある発酵食と冬野菜で、いろんなロー料理を作ります。

デザートを含め5品は作る予定ですが、いつも6、7、8と増えてしまいます。野菜を観ているうちに、いろいろなアイデアが浮かんできて(野菜が「こうして食べて」と言ってくる感じです)、いろんな料理が生まれていきます。今回もどんな食材と出会うか楽しみです。一部、ロー食材(ローナッツなど)はハワイから持ち込みますが、私のローフードは基本、ローカル&オーガニック、なるべく包丁一本でできるもの、です。

実は今日、ハワイ島に京都でローフードを教えているマコさんがいらしていて、ヒロで一緒にお食事をしました。彼女もお料理のセンスが抜群なので、15日にコナにいらしたら一緒にいろいろなお料理を作ってみたいです。彼女は毎日、私のブログを読んでくれている、と言っていたので、とてもうれしかった(なので、今日はヒロからの帰りがとても遅くなったけれど、こうして書いている次第)。読んでくれる人がいるから、書けるのです。どうもありがとう!!


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2011/12/13

「逃げたくも原発だらけ地震国」わかち愛 、でも残り8基!

東京ピースフィルム倶楽部の大島さんが、川柳を送ってくれました。

   放射能漏れてカタカナ溢れ出す /満風
   逃げたくも原発だらけ地震国  /わかち愛
   絶望の空に希望と描いてみた  /やせ蛙

私が共感するのは、「逃げたくも原発だらけ地震国」です。

まあよくも、これほどの地震国に原発をこんなにいっぱい建てちゃっいました!

地震国に原発を建てれば、いつかはこうなることはわかっていたので、本当に「311原発震災」は人災だと思います。

でもわずかな希望もあります。

311以降、日本の稼働中の原発はグンと減り、今はたったの8基。まもなく7基になります。

再稼働STOP作戦 これなら原発を止められる!
http://nanohana.me/?page_id=800

4月末には残り1基になります。

そして9月末には日本中の全ての原発が止まります。

あくまで再稼働をストップできれば、です。

なので、これが大事です。
再稼働、ストップしましょう。

また「電気が足りなくなる」とあちらは(脅し)計画停電とかするかもしれないので、省エネもしましょう(本当は足りているのだけど、省エネには賛成)。

来年1月14、15日には、パシフィコ横浜で脱原発世界会議があります。東京ピースフィルムは協力団体として、14日に「脱原発映画祭」を開催することになりました。
http://npfree.jp/about-conference.html
私は両日参加するつもりなので、誰に会えるか今から楽しみにしています。

2012年の私のメインテーマは、脱原発と持続可能な暮らしです。日本だけでなく世界中で脱原発をしなくては、大気と水と物質が循環するこの地球では意味がありません。


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2011/12/12

「もう、つかれました・・・」

福島第一原発から飛散した放射性物質の種類と名前、その影響などはこちらからどうぞ:
http://savechild.net/archives/3891.html

あなたがもし人助けのために、給料なし、休みなしで、ずっと働くことになったら、どうなるでしょうか?
つかれきって、心身がやつれてしまうでしょう。

私は自分の大切な友達をそのような状況に追いやってしまいました。

311以降、私は「せめて妊婦さんと子どもたちだけでも放射能源から遠ざける必要がある」、と一番日本で安全とそのとき思った沖縄(今でも、日本では一番放射能の影響は低い場所の一つです)で、友人たちと「つなぐ光」を立ち上げました。1月21日には沖縄県庁で「つなぐ光」発足の記者会見をし、以下で事務局長の中川角司さんをインタビューしています。
http://kikuchiyumi.blogspot.com/2011/03/blog-post_6921.html

福島周辺の子連れ家族や妊婦さんを沖縄で受け入れ、サマーキャンプで20人の福島の子どもたちを受け入れ・・・と、「つなぐ光」は今日まで休む間もなく走り続けてきました。

ところが、最近ではもう福島のニュースも減り、政府の安全キャンペーンも奏功した上に、人々の関心も薄れ、寄付も途絶えました。沖縄でのボランティアも減り、もうこれ以上続けるのは困難という状況になりました。

それでも、事務局を八面六臂の活躍で切り盛りしている友人夫妻は、自分たちの生活と仕事を文字通り後回しにして、要請がある限りなんとかして活動を続ける、と言ってくれています。

「もう、つかれました」というメールをいただいたとき、申し訳なくて、泣けてきました。9ヶ月も本業を休み、助けが必要な人のサポートを休みなくし続け、これからも状況は好転しない・・・(一度環境中に出てしまった放射能は、半減期の10倍の時間を待つしかないので)。

助けが必要な人はまだまだ沢山いるのに、それを続けるのに必要なサポート(寄付)はありません。報道はなくなっても、今でも「助けて」の声は「つなぐ光」に届き続けています。

このままでは、友人たちがつぶれてしまいます。

2012年1月13日の「ポスト311・チャリティ講演会」は、そんな状況を少しでも改善したくて企画しました。このイベントをなんとか黒字にして、その収益を「つなぐ光」に寄付したいです。

このブログを読んで下さる方に、私はいつもお願いばかりしていますが、今日もまた、お願いになってしまい申し訳ない気持ちと、なんとかしたいという気持ちと、切ない気持ちが入り交じって、これを書いています。

どうか1月13日、お時間と興味のある方は、講演会に足を運んで下さらないでしょうか。前売り券はローソンで買えます(Lコード:37105を入力)。http://l-tike.com/pc/d1/AA01G01F1.do?DBNID=1&ALCD=1

遠くの方は、講演会の情報をお友達に伝えて下さい。チラシが完成しましたので、ぜひあなたの周りで配っていただけないでしょうか。10枚単位で送りますので、送付先と配布できる枚数をメールで教えて下さい

また、資金援助が可能な方は、どうぞ「つなぐ光」をご支援下さい。先月からレスキュー対象範囲が100km圏内から200km圏内になりましたので、かなり広範囲の子どもたちに手を差し伸べることができます(対象者がいましたら、教えてあげて下さい)。

寄付金送り先:

*沖縄銀行 恩納(オンナ)支店 普通口座 1240915 つなぐ光
*郵便振替 記号17040 番号7490451 つなぐ光
*ゆうちょ銀行 店名:ナナゼロハチ 普通口座 0749045


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2011/12/10

ネットでも買える「ポスト311・チャリティー講演会」

ローソンチケット、ネットでも買えるのですね。これは便利。
http://l-tike.com/pc/d1/AA01G07F1.do?txtFreeword=37105&x=28&y=7

というわけで、今日は1月13日のお誘いです。

私は今、広瀬隆さんの話を日本中の人、特にお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、そしてこれから子どもを産む可能性のある女性に真剣に聞いてほしいのです。

政府の安全キャンペーンを鵜呑みにしないで、この問題で重要な情報を発信し続けて来た広瀬隆さんの話を一度でいいので、聞いて下さい。311は日本をどこに連れていこうとしているのでしょうか。

彼の3時間の講演は、あっという間に終わるほど迫力があり、ためになります。彼の話を知っている人と知らない人では未来が変わってきてしまうでしょう。

どうぞ、1月13日は「神奈川近代文学館」へお集り下さい。昼間は私、夜は広瀬隆さんの講演です。そしてこの講演会に参加した人は同時に、福島の妊婦さんと子どもたちをサポートできるのです(収益は、「つなぐ光」に寄付するチャリティー企画。現在、つなぐ光のレスキュー対象範囲は福島第一原発から200km圏内になりました)。

「ポスト311・チャリティー講演会 昼の部:きくちゆみ、夜の部:広瀬隆」は、全国のローソン(Lコード:37105)で前売り券発売中です。ネットからも予約できます。

ここをクリックし、カレンダーで昼の部か夜の部を選べば、予約完了です。やってみて下さい。

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2011/12/09

映画が好き?来年の東京平和映画祭、実行委員募集中!

2004年に映画好きで、平和を創りたい有志が始めた「東京平和映画祭」。「知ることが平和を創る始めの一歩」を合い言葉に毎年1回、オリンピックセンター大ホールで開催してきましたが、今年は311原発震災をきっかけに「脱原発」をテーマにした映画祭でした。

福島第一原発からの放射能汚染がじわじわと広がる中、来年の映画祭(2012年6月末開催予定)ももう一度、「脱原発」を中心テーマに開催したいと、動き出しました。放射能汚染の中で子どもを安心して産み、育てるのはしんどい。今、日本で起きていることは、まるで「目に見えない戦争」のようです。

私たちは今、一緒に映画祭を創ってくれる仲間を探しています。

もしあなたが映画が好きで、日本の原発を止めて安心して暮らしたい、と思っているのでしたら、私たちと一緒に来年の第9回東京平和映画祭を創り上げませんか?

急ですが、明日、来年に向けての試写会が始まります。来年1月開催の「脱原発世界会議」に東京ピースフィルム倶楽部(東京平和映画祭の主催団体)は協力団体としてかかわり、1月14日に「脱原発映画祭」を会議中の企画としてやります。

あなたは同じ志を持つ仲間を創りたくないですか?

映画を通して事実を学ぶ。
大切なことを広める。
知ることで行動を変えていく。
仲間を増やす。
仲間と支え合い、助け合う。
そして、子どもたちが安心して生きられる社会を創る。

私たちはこんなことを目指して、映画祭を続けています。

<第9回東京平和映画祭 第2回実行委員会>
◆日 時:2011年12月10日(土)13:30~16:30
◆議題:脱原発世界会議の持ち込み企画について
     第9回映画祭について
◆会場:SCATセミナールーム
  地図:http://vpress.la.coocan.jp/scat.html
      (普通のマンションの2階です。)
 <アクセス>
 ・東京メトロ東西線「神楽坂」駅下車徒歩5分
 ・東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅下車7分

明日は『原発ほんまかいな』を試写する予定です。また、議題としては脱原発世界会議の持ち込み企画のほかに、第9回映画祭について話し合います。

あなたのご参加を心待ちにしています(私はハワイ島からスカイプで参加です)。


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原子力協定、参院外交防衛委でも可決。でもあきらめない。あなたの声を手紙のファックスで国会議員に

東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)さんからのメールを転載します。福島第一原発の放射性物質が世界中に広がり、生きとし生けるもののいのちの質を損ない、ドイツ、イタリア、スイスなど諸外国政府が原発からの撤退を表明しているのに、当事者の日本が原発輸出なんて、信じられない。あまりに無責任すぎます。

あなたも手書きのファックスを私たちの代表である国会議員に送りませんか。
[転送・転載歓迎]
ーーーーーーーーーーーー
危険かつ無責任な原発輸出に道を開く原子力協定が、8日の参院外交防衛委員会で賛成多数で可決されました。与党民主党の筆頭理事である谷岡郁子議員は採決を棄権し、理由を「党を裏切るか、福島を含め原発のない時代を願っている人々を裏切るかの問題だ」と語ったそうです。

民主党:原子力協定採決で党筆頭理事が棄権(毎日、12/8)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111209k0000m010021000c.html

原子力協定を可決=与党筆頭理事は退席―参院委(時事、12/8)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011120800050

原子力協定 参院委員会で可決(NHK、12/8)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111208/t10014499081000.html

谷岡議員は質疑の中で「通常はこうした条約には関心が持たれないが、この数日間、多くのファックス、メール、電話がかかってきた。内容は『時期尚早』『反対』ばかりであり、一通も『急げ』というものはない」と述べ、地震や冷却水供給などの問題点を指摘、安全確保がなされない場合はプロジェクトを中断させることを担保しておくべき、と主張していました。

そして、国会会期末の本日9日(金)、午前11時30分からの参院本会議で採決が強行され、承認が図られようとしています。衆参それぞれたった3時間の審議のみ、ヨルダンとの協定の問題点は何らクリアーされず、ベトナムに関する参考人質疑さえ放棄されました。そこにあるのは、三菱重工などプラントメーカーへの利権提供の意志だけです。

恥ずべき状況ですが、最後までできることをやりましょう。衆議院に続いて、与党民主党からより多数の「造反」が出ることが今後のためにも重要です。

民主党議員に、9日(金)午前11時30分からの本会議採決で賛成しない(反対ないし棄権を!)ようFAX、電話を集中してください!
<タイムリミットは9日午前11時>

【働きかけてほしい民主党参院議員】(独断に基づくもの:少し増えました)

相原久美子   (FAX)03-6551-0611  (TEL)03-6550-0611
有田芳生     (FAX)03-6551-0416  (TEL)03-6550-0416
江田五月     (FAX)03-6551-1204  (TEL)03-6550-1204
大河原雅子   (FAX)03-6551-0417  (TEL)03-6550-0417
大島九州男   (FAX)03-6551-0910  (TEL)03-6550-0910
岡崎トミ子    (FAX)03-6551-0415  (TEL)03-6550-0415
金子恵美     (FAX)03-6551-0502  (TEL)03-6550-0502
神本美恵子   (FAX)03-3508-0010  (TEL)03-6550-1119
今野東      (FAX)03-6551-0811  (TEL)03-6550-0811
櫻井充      (FAX)03-6551-0512 (TEL)03-6550-0512
谷博之      (FAX)03-6551-0608  (TEL)03-6550-0608
谷岡郁子     (FAX)03-6551-0524  (TEL)03-6550-0524
ツルネン・マルティ (FAX)03-6551-0923 (TEL)03-6550-0923
中村哲治     (FAX)03-6551-0815  (TEL)03-6550-0815
那谷屋正義   (FAX)03-6551-0409  (TEL)03-6550-0409
白眞勲      (FAX)03-6551-1116  (TEL)03-6550-1116
姫井由美子   (FAX)03-6551-0510  (TEL)03-6550-0510
福山哲郎     (FAX)03-6551-0808  (TEL)03-6550-0808
藤末健三     (FAX)03-6551-1009  (TEL)03-6550-1009
藤田幸久     (FAX)03-6551-0914  (TEL)03-6550-0914
藤谷光信     (FAX)03-6551-1122  (TEL)03-6550-1122
舟山康江    (FAX)03-6551-0522  (TEL)03-6550-0522
増子輝彦     (FAX)03-6551-0602  (TEL)03-6550-0602
松野信夫     (FAX)03-6551-0720  (TEL)03-6550-0720
森ゆうこ  (FAX)03-6551-0805  (TEL)03-6550-0805
横峯良郎  (FAX)03-6551-1003  (TEL)03-6550-1003

[民主会派]
平山誠      (FAX)03-6551-1018  (TEL)03-6550-1018

<参考>
【緊急声明】問題だらけのベトナム/ヨルダンへの原発輸出
      ~拙速な原子力協定批准に抗議
http://dl.dropbox.com/u/23151586/1_111130_nuc_export.pdf

後藤政志さん(元東芝原子力プラント設計技術者)からのメッセージ
http://dl.dropbox.com/u/23151586/7_111130_nuc_export.pdf

原子力協定承認へ 福島事故の教訓を忘れたのか(愛媛新聞、12/4)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201112047060.html

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

★原子力協定に反対、棄権した議員への民主党執行部による「処分」に
NOを! 国対委員長、幹事長に「処分されるべきは、危険で無責任な原
発輸出に加担する民主党執行部です!」との声を至急届けてください。

平野博文 国対委員長  (FAX)03-3502-5025  (TEL)03-3508-7080
輿石東 幹事長      (FAX)03-3593-6710   (TEL)03-6550-0322

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2011/12/08

小学生のための放射線副読本

小学校で配られる放射線についての副読本を読んでいました。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2011/11/04/1313005_01_2.pdf

その中に「一度に100ミリシーベルト以下の放射線を人体が受けた場合、放射線だけを原因としてがんなどの病気になったという明確な証拠はありません」 という記述がありました。

NukeTextのJPG

私たちの税金で文科省はこんなの配っているんだ。子どもの時から放射能は怖くないという「安全教育」。乳幼児死亡率があがるとか、流産や異常出産、先天性障害が増えるなどは、100ミリシーベルト以下でも沢山の証拠があるのに。

なかなか広まらないけれど、アーネスト・スターングラス博士の講演録を再掲しておきます。私はこの副読本より、彼の方を信頼しています。
http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/

以下は、元の記事を確認していない(日本語と英語以外は読めない)のですが、面白いし、さもありなんと思ったのでhttp://unhappybday.tumblr.com/より転載します。本当にこんな報道がされたのかはわかりません。パロディーかもしれない(北朝鮮の報道には、笑ってしまう)ですが!
ーーーーーー
ドイツの報道
・東北関東の人口の6割が今後放射線症で5年間の間に亡くなる
・生き残った国民の内、4割は放射線症の病気にかかる
・現在いる未成年者の8割は40歳まで生きることが不可能
・今後出生する子供の内、健康体で生まれるのはわずか15%のみ

北朝鮮の報道
・日本政府は国民を無差別大量虐殺しようとしている
・隠蔽工作、捏造報道、言論統制を繰り返し国民の虐殺を企てている
・意図的に放射能汚染物を海流に流し、近隣国家の国民の虐殺と国家転覆を企てた
・無差別大量虐殺を企てる国家が我が国の法制度に因縁をつけるモラルも権利も無い
・世界は我が国を制裁する前にこの無差別大量虐殺国家に制裁を加えるべきだ

ベラルーシの報道
・ソビエトの悲劇を繰り返すのか
・医師団が提供した健康被害に関する資料を日本政府は受け取り拒否
・問題を直視せず感情論に流される政策は悲劇を生むだけだ
・広島・長崎を忘れてしまった日本の末路は悲劇としか言いようがない

フランスの報道
・原発を正しく扱えない子供の様な電力会社の職員では事故も起きて当然
・今回のメルトダウンは猿がパソコンをできないのと同じようなものだ
・日本政府は国民の命よりも懐に入る金をとった。国家自体が末期症状

ーーーーーー
上記の報道の中で、私が共感するのはベラルーシです。

311を悲劇に終わらせたくない。

これをチャンスに日本が脱原発できるように、脱原発世界会議(1月14&15@パシフィコ横浜)に参加します。

その前日の1月13日、良かったら、広瀬隆さん(夜)と私(昼)の「ポスト311・チャリティー講演会」にもお運び下さい。ローソンチケットで前売り券発売中(Lコード:37105)!


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2011/12/07

ドイツ放射線防護協会会長:日本は「希釈政策」を停止するよう緊急に勧告する

友人に教えてもらったEisbergの日記より、ドイツの放射線防護協会・会長のDr. セバスティアン・プフルークバイルの声明(日本語訳)を転載します。

これが日本でトップニュースになりますように!

粉ミルクのセシウム(放射能)汚染について、「薄めれば大丈夫」、なんていう人をNHKはテレビに出さないで下さい。大丈夫じゃありません。粉ミルクは赤ちゃんの飲み物で、赤ちゃんは3時間に一度ミルクを飲みます。大人とは放射能の感受性が違います。そもそも、311以降の日本の基準が高すぎるのです。それ以下だから安全、というのが間違っています。

きっこのブログのこの嘆きを私も共有します。
http://twitter.com/#!/kikko_no_blog/status/144089373229592576
酷すぎる。悲しすぎる。赤ちゃんや子どもを大人たちが守らなくてどうする。

日本のお母さんたちへ。今は、悔しいけれど、日本よりドイツを信頼するより仕方ないです。
ーーーーーー

放射線防護協会

Dr. セバスティアン・プフルークバイル

2011年11月27日 ベルリンにて


報道発表


放射線防護協会:放射線防護の原則は福島の原子炉災害の後も軽んじられてはならない。

放射線防護協会は問う:住民は、核エネルギー利用の結果として出る死者や病人を何人容認するつもりだろうか?

放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されていないものと混ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁止に抵触しています。ドイツ放射線防護協会は、この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告するものであります。さもなければ、日本の全国民が、忍び足で迫ってくる汚染という形で、第二のフクシマに晒されることになるでしょう。空間的に明確な境界を定め、きちんと作られ監視された廃棄物置き場を作らないと、防護は難しくなります。「混ぜて薄めた」食品についてもそれは同じことが言えます。現在のまま汚染された物や食品を取り扱っていくと、国民の健康に害を及ぼすことになるでしょう。

焼却や灰の海岸の埋め立てなどへの利用により、汚染物は日本の全県へ流通され始めていますが、放射線防護の観点からすれば、これは惨禍であります。そうすることにより、ごみ焼却施設の煙突から、あるいは海に廃棄された汚染灰から、材料に含まれている放射性核種は順当に環境へと運び出されてしまいます。放射線防護協会は、この点に関する計画を中止することを、早急に勧告します。

チェルノブイリ以降、ドイツでは数々の調査によって、胎児や幼児が放射線に対し、これまで考えられていた以上に大変感受性が強い、という事が示されています。チェルノブイリ以降のヨーロッパでは、乳児死亡率、先天的奇形、女児の死産の領域で大変重要な変化が起こっています。つまり、低~中程度の線量で何十万人もの幼児が影響を受けているのです。ドイツの原子力発電所周辺に住む幼児たちの癌・白血病の検査も、ほんの少しの線量増加でさえ、子供たちの健康にダメージを与えることを強く示しています。放射線防護協会は、少なくとも汚染地の妊婦や子供の居る家庭を、これまでの場合よりももっと遠くへ移住できるよう支援することを、早急に勧告します。協会としては、子供たちに20ミリシーベルト(年間)までの線量を認めることを、悲劇的で間違った決定だと見ています。

日本で現在通用している食物中の放射線核種の暫定規制値は、商業や農業の損失を保護するものですが、しかし国民の放射線被害については保護してくれないのです。この閾値は、著しい数の死に至る癌疾患、あるいは死には至らない癌疾患が増え、その他にも多種多様な健康被害が起こるのを日本政府が受容していることを示している、と放射線防護協会は声を大にして指摘したい。いかなる政府もこのようなやり方で、国民の健康を踏みにじってはならないのです。

放射線防護協会は、核エネルギー使用の利点と引き換えに、社会がどれほどの数の死者や病人を許容するつもりがあるのかと言うことについて、全国民の間で公の議論が不可欠と考えています。この論議は、日本だけに必要なものではありません。それ以外の原子力ロビーと政治の世界でも、その議論はこれまで阻止されてきたのです。

放射線防護協会は、日本の市民の皆さんに懇望します。できる限りの専門知識を早急に身につけてください。皆さん、どうか食品の暫定規制値を大幅に下げるよう、そして食品検査を徹底させるように要求してください。既に日本の多くの都市に組織されている独立した検査機関を支援してください。


放射線防護協会は、日本の科学者たちに懇望します。どうか日本の市民の側に立ってください。そして、放射線とは何か、それがどんなダメージ引き起こすかを、市民の皆さんに説明してください。


放射線防護協会

会長
Dr. セバスティアン・プフルークバイル

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2011/12/05

311から間もなく9ヶ月。311の逆の113講演会、チケットが動き始めました

2012・1・13(311の逆の日です)の広瀬隆講演会のチケット、動き始めました!感度の良い(幸運な)方に感謝です。お得な前売り券は ローソンチケットで発売中(Lコード:37105)!
「ポスト311・チャリティー講演会」 
昼の部:きくちゆみ講演会
夜の部:広瀬隆講演会
*今、一番必要なことを教えてくれる『原発破局を阻止せよ』の広瀬隆さんのお話をたっぷり聞きたい方は夜の部へぜひ。小さな子どものいるお母さんは昼の部の私の講演会へどうぞ。
ーーーーー
まもなく311から9ヶ月経過します。低線量被曝の影響が目に見え始めるのが9ヶ月ぐらい、と確か医師の肥田俊太郎さんがおっしゃっていた記憶がありますが、ここに来て瓦礫の処理が始まって、全国各地に放射性物質が広がっていくことを心配しています。

あなたはもう署名しましたか?グリーンピースのお魚調査と署名は効果抜群ですね!
http://www.greenpeace.org/japan/sakana/?sup20111205
「今回の署名や魚貝類商品の抜き打ち調査は、みなさまのご寄付で実現しています。ということなので、可能な方は経済支援(ご寄付)をよろしくお願いします。

そして、今日の注目したい優れものサイトはナノハナ

この中にあり「再稼働STOP作戦 これなら原発を止められる!」は最も実現可能な脱原発への道筋です。
http://nanohana.me/?page_id=800

54基の商業原発のうち、現在稼働しているの9基になりました。ついに、一桁になったのですね!45基は事故、故障、定期点検で止まっています。そしてもちろん、どこも停電なんてしていません。9基しか動いてなくても、十分電気は足りています。

このまま再稼働を許さなければ、来年中には自然に全ての原発が止まります。これ、実現可能だと思いませんか?

止めましょう。

日本から世界に先駆けて、脱原発しましょう。そして、世界中がまねしたくなるような、新しい持続可能な社会を作り上げましょう。子どもたちが元気に、笑顔で育つように。

放射性物質による汚染マップにはいろいろありますが、これから子どもを産む可能性のある人、妊婦さん、子どものいる方は一番厳しい(危険性を強調)データを参考にしましょう。私は、いつも厳しい意見を言ってくれる『原発破局を阻止せよ』の広瀬隆さんの話を広めたいので、彼の講演会を1月13日横浜でやります。


p。s。Occupy運動から、パンチョ・ラモスというメキシコ人のスゴいリーダーが現れました。彼はまるでガンジーの生まれ変わりみたいです。先日、オークランドの市役所前で瞑想中に逮捕され、釈放されたパンチョ・ラモスの言葉に「 The best Revenge is Forgiveness(最高の復讐は許すこと)」がありますが、こういう人がリーダーになる時代がついにきたので、ワクワクしています。

日本では12月10日は、「がんばろう!さようなら原発1000万人署名」12・10集会。13:15からのオープニング・コンサートでは元・頭脳警察のPANTAが登場!集会の後に、パレードするそうですので、鳴りモノや自分だけのメッセージを持って、東京・日比谷野外大音楽堂へどうぞ。

12月11日は、経産省包囲ですね。首都圏の方はぜひ、経産省をオキュパイしてくださいね。


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2011/12/04

音楽と光の祭典 Music and Light Festival

今日はハワイ島のホルアロアでMusic and Light Festivalが行われました。私たちは、「スタジオ7」というアートギャラリーの節子さんの依頼で、ミニコンサートをしました。人前で玄さんと演奏(玄さんはギターと歌、私はフルート)をするのは久しぶりです。

Yumi & Gen

音楽は楽しいですね〜。もう少し毎日の暮らしに音楽があるといいなあ(最近は余裕がなくて、なかなか音楽を楽しむ時間が取れません)。

オーナーでアーティストの節子さんのリクエストで60年代のピースソングを、ということだったので、それらを中心にやりました(それ以外にあまりレポートリーがないのです・・)。

今日演奏した歌の中に、ベトナム戦争の頃に流行ったボブ・ディランの『Blowin' in the Wind 風に吹かれて』があります。この歌詞は全く古くなく、今でも通用します。こちらでボブディランの歌を聴けます

あれから50年近くたった今も戦争はなくなっていないし、もっと巧妙な(たとえば放射能や化学物質による)いのちの破壊は続いています。

『風に吹かれて』を上手く訳してくれた人がいたので、転載します。
http://www.sacrako.com/asset/UTA/wind.html

どれだけ道を歩いたら
人として認められるの?
いくつの海を越えたらハトは
やすらぎを得られるの?
どれだけ砲弾が炸裂したら
闘いは終わるの ?
友よ、そのこたえは風に吹かれてい
答えは風に吹かれている

どれだけ見上げたら
空がみえるの?
いくつの耳を持ったら
人々の泣き声がきこえるの?
どれだけ人が死んだら
もうたくさんだと分かるの ?
友よ、そのこたえは風に吹かれている
答えが風に吹かれている

海に洗い流されてしまう前に
どれだけの年月、山はあるの?
自由をなれるまでに
どれくらいの時間、人々は存在するの?
どれだけ人は見て見ぬ振りをして
顔を背けることができるの?
友よ、そのこたえは風に吹かれていて
答えは風の中にある

Translation by sacraco

ーーーー
「いくつの耳を持ったら 人々の泣き声がきこえるの?
どれだけ人が死んだら もうたくさんだと分かるの ?
どれだけ人は見て見ぬ振りをして 顔を背けることができるの?」

などは、311以降を生きる今だからこそ、心に響きます。

顔を背けずに、しっかり現実を直視して、自分のできることから変えていきたいです。

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2011/12/03

12/3日、「音楽と光の祭典」で演奏/アクアポニクスとバイオドーム

明日、ハワイ島のホルアロアという町で音楽と光の祭典が開催されます。ホルアロアはアーティストコミュニティで沢山のアートギャラリーがあるのですが、その中の一つ「Studio 7 (スタジオ・セブン)」で5時半から演奏することになりました。入場無料ですのでお近くの方はお出かけください(ハワイ島でこれを読んでいる人はいますかね?)。

初めての経験なので、とても楽しみです。

さて、私が今注目しているのが、アクアポニクスという農法。アクアポニクスは、アクアカルチャーとハイドロポニクスを足した造語で、ハイドロポニクスと違い水の中の栄養は、魚の排出物によって賄われます。魚も食用にできるので、魚と野菜の供給が同時にできてしまう画期的な農法です。狭い土地でも大量に野菜の生産ができるので、私たちもチャレンジしてみようかと思っています。

コナでは毎週土曜日にこちらで見学ツアーも無料開催されているので、興味のある方はどうぞ。私たちも明日の午前中にでも見学に行くつもりです。

食の流通が止まり、人々が困ってしまう日はそう遠くない未来にあり得ると思います。それまでに一人でも多くの人が、ご自分の食べ物を栽培できるようになるように、これから活動を強化します。

経済の崩壊も欧州が先か、米国が先かわかりませんが、遠くない将来あるでしょう。今、多くの人が金や銀に投資していますが。本当に経済が崩壊したとき、金や銀は食べられません。

私は今投資するなら、食料を生み出すことができる農地や栽培方法(技術)だと思います。たとえば、このバイオドームにも注目しています。
http://www2.onlinemeetingnow.com/register/?id=e97c61dcd5

日本でやっていらっしゃる方がいましたら、教えてください。ドームハウスは私たちがオレゴンから輸入していましたが、このバイオドームはまだ日本でやっている方を知りません。日本にも導入できたら面白いし、持続可能な暮らしの創造に役立つと思います。


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2011/12/02

2012年まであと1ヶ月 瞬間瞬間、いのちを応援する選択を

いよいよカウントダウンですね。

2012年については、マヤ歴の終わりの年とかアセンションとかいろいろなことが言われていますが、311原発震災が起きて、放射能汚染がこれまでにも増してグローバルになり、私たちの生き方、エネルギーの選択、経済のあり方(お金のt使い方/預け方)、安全保障のあり方、食のあり方、健康の維持の仕方など、ありとあらゆる分野で、見直しと選択が迫られています。

あらゆる分野で、いのちを応援する選択をしませんか。

たとえば、なるべく食やエネルギーを地域で自給する選択はどうでしょうか。まずは食べ物を地元で、次にエネルギーも地元で自給する方向に向かって歩み始めましょう。

買い物をするばかりの消費者(コンシューマー)を少しずつ卒業して、何かを生み出す生産者(プロデューサー)になりましょう。

私はとても小さい規模ですが、まず自分自身から、我が家からそのようにしていきます。今は食べ物、もう少し資金的に余裕ができたらエネルギーも自給していくつもりです(今はひたすら節約)。そして、世の中を持続可能にする仕事もプロデュースしていきたいです。

バイオドームという試みも面白いと思います。日本でやっている人いるかしら?(小さい土地で、食の自給が可能になります)。これ、たったの500ドルで建てたそうです。すごい!!
http://www.biodomerevolution.com/

そしてたった今、ドイツのドキュメンタリー映画『第4の革命』の予告編を観て、ドキドキしています。ドイツが脱原発に大きく動いたのをサポートしたドキュメンタリーと言われています。

日本の映画なら、鎌中ひとみ監督の『ミツバチの羽音と地球の回転』がありますね。

もちろん、再生可能エネルギーで100%自給することが可能なのは知っていましたが、絶大な権力を持つ既得権益層が邪魔をして、なかなか実現は難しかったのです。それがドイツでは311原発震災を受けて、一気に加速しました。

あらゆる物事には陰と光があり、表と裏があります。

311は、長い目で人類史を振り返ったときに、エネルギーデモクラシーに向けたターニングポイントになるのかもしれません。この映画、一人でも多くの人に観てほしいです。この映画を全国展開するためのパートナーも募集しているので、ぜひ立候補してはどうでしょうか。

さて、1月13日のイベントについて、昨日書きましたが、私は1月は講演やローフードや共感のコミュニケーション(非暴力コミュニケーション)ワークショップをしながら日本各地を回ります。お近くでお目にかかれたらとてもうれしいです。

およその予定を書いておきます。詳細は、日程が近づきましたら、アップします。もし私があなたのお近くに行くとき、興味とお時間がありましたら、参加をご検討ください。

1月の帰国中の日程はもうほぼ埋まってしまいました。私への講演依頼はお早めにお願いします。1月の次の帰国は多分3月か4月、その次は6月になります。

*「共感のコミュニケーション」とは今、私がアメリカで勉強中のNVC(非暴力コミュニケーション)の私の好きな呼び方です。「非暴力」という言葉より、否定語の入っていない言葉が好きです。

1月13日 ポスト311・チャリティー講演会@神奈川近代文学館
1月14/15日 脱原発世界会議 パシフィコ横浜
1月16日 原村ピースドーム きくちゆみ前夜祭
1月17日 原村ピースドーム ローフードのフルコースと311以降の生き方
1月18日 共感のコミュニケーションのワークショップ@愛知県豊田市
1月19日 講演会/ローフードパーティー@京都
1月20日 共感のコミュニケーションのワークショップ@神戸
1月21〜22日 共感のコミュニケーションのワークショップ@沖縄
1月24−25日 共感のコミュニケーションのリトリート@鴨川
1月26、27日 共感のコミュニケーションのワーク@札幌
1月28〜29日 共感のコミュニケーションのリトリート@余市
1月30日 脱原発講演会@東京(未定) 

おまけ@ハワイ島
2月2〜5日 フランソワ・ボーソレイユ NVCリトリート@ハワイ島
       アドバンスコース How to share NVC from the inside out
     *一番、ザトウクジラが観られる季節です。

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2011/12/01

本日(12月1日)発売、「ポスト311・チャリティー講演会」 昼:きくちゆみ/夜:広瀬隆

広瀬隆のJPG

今、私が一番話を聞きた人は、広瀬隆さん。それは彼の『原発破局を阻止せよ』を読んだから。私の知りたかったこと、みんなに知ってほしいことがぎっしり書かれていました。読了後すぐに連絡を取り、来年1月13日に講演をお願いしました。
フライヤーはここをクリックすればダウンロードできます。(PDF - 334 KB)

今日から全国のローソンで、広瀬隆さんの講演を含む「ポスト311・チャリティー講演会」の前売り券が発売になりました。
ローソンチケット Lコード:37105

端末機のロッピでLコードを選択し、この数字を入力すれば前売り券がご購入できます。当日券は500円高くなります。

来年の1月14、15日はご存知の通り世界中から横浜に結集して「脱原発世界会議」が開催されます。

その前日に行われるこの講演会は、沖縄で福島の妊婦さんと子どもたちをサポートする「つなぐ光」を資金的に支援するためのチャリティー企画です。そのため、普通の市民団体が企画する講演会より料金がやや高めになっています。

午後1時半からと5時からの二部制で、昼の部の私の講演は1500円、夜の部の広瀬隆さんの講演が2000円(当日はどちらも500円+)。妊婦さん、小さなお子様のいる方、将来子どもを産む可能性のある方、沖縄やハワイに住んでみたい方はぜひ昼の部にいらして下さい。日本に暮らすすべての人におすすめしたいのは、夜の部(午後5時から)の広瀬隆さんの講演です。

311原発震災は、まさにこの数十年間、原発の危険性を訴え続けた広瀬隆さんが警告していたことでした。広瀬さんはこの事故のあとも一日も休まず、精力的に言論活動を続けています。週刊朝日で『原発破局を阻止せよ』を連載中なので、ぜひ読んでください。広瀬さんのお話は、政府や(原発推進)学者や企業メディアよりずっと信頼できます。

1月13日には、彼が今一番私たちに伝えたいことを3時間たっぷりかけて話してくれます。場所は横浜の中華街の近くにある神奈川近代文学館ホールです。企画てしている私も、今から楽しみです。

実は、広瀬さんの講演タイトル「福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」決定までには、彼と私の間に意見の相違がありました。

私は今でも放射能汚染地域に住んで迷っているお母さんなどにこの講演会に来てほしいので、「恐怖」をタイトルにいれたくないと言いました。すると、広瀬さんは、「放射能について知らない人に知らせたいからこそ、「福島原発事故の真相と放射能汚染の恐怖」とするべきです。」と返事をくれました。

そして「日本は今、破滅の寸前にあります。このままでは、おそらく何年ももたないでしょう。どこの会場でも、3時間で、途中で帰る人など一人もいません。生活と命がかかった問題です。それでも帰りたいほどの人間は、帰ればよいのです。実際には、3時間が一瞬で終ります」と続けました。

日本を原発破局からなんとか救い出そうとしている広瀬隆さんの情熱が伝わってきて、私は自分の意見を引っ込めました。

昼の部の私の講演タイトルは「原発止めて 地球と一緒に生きる」です。「地球と一緒に生きる」は私のデビュー作(1993年)のタイトルですが、この本は実は反原発が主なテーマです。311原発震災が現実となった今こそ、私は日本は原発を止めて、地域でエネルギーや食を自給する社会に変換するときだと思っています。311原発震災では打ちのめされましたが、今やっと日本でも原発に疑問を持つ人が増えたこと、原発54基中44基も止まり、10基しか動いていないことはうれしいです。再稼働させなければ、来年5月末までにすべての原発が順次定期点検で止まります。
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/genpatsu_jyoukyou_20111125.pdf
もうそろそろみんなわかっていると思うけど、「原発止めると電気は足りなくなる」はうそなんですよ。

以下は昼の部のフライヤーです。脱原発世界会議に参加する方は、一日前に横浜入りして、こちらにもどうぞ。
フライヤーはここをクリックすればダウンロードできます。(PDF - 703 KB)

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2011/11/30

調達価格等算定委員会の人選に待った!

なんじゃ「調達価格等算定委員会」って?

どうやら再生可能エネルギーの買い取り価格の決定をする委員会らしい。その委員が買い取りに否定的な人が多い。これではせっかくの再生可能エネルギー促進法が台無しになってしまう、ということで、マエキタミヤコさんたちが緊急(アピール)記者会見をしました!以下、転載します。
ーーーーーーーー



緊急アピール             平成23年11月29日

「調達価格等算定委員会」国会同意人事案に異議あり!
速やかに同意委員人事案の差し替えを求める
                               アピール名義人

提案されている国会同意人事案では、再生可能エネルギーの普及が阻まれてしまいます。「進藤孝生氏」「山内隆弘氏」と「山地憲治氏」の同意人事案に反対。「大島堅一氏(立命館大学教授・国会参考人意見陳述)」、植田和宏京都大学教授、飯田哲也環境エネルギー政策研究所長への変更を求めます。

>>>緊急アピール<<<
「調達価格等算定委員会」国会同意人事案は
異議あり! 偏っている! 差し替えて!

再生可能エネルギーの普及を促進しようという「再エネ法」。ところが提案されている 国会同意人事案では、5 人の算定委員会に、再生可能エネルギーの普及を阻んできた「進 藤孝生氏」「山内隆弘氏」「山地憲治氏」の 3 名が入っています。特に進藤氏は法の成立 自体に反対した人でもあります。これでは骨抜きもいいところ、成立した意味まで失い かねません。かわりに大島堅一氏(立命館大学教授・国会参考人意見陳述)、植田和宏氏 (京都大学教授)、飯田哲也氏(環境エネルギー政策研究所長)を委員に提案します。

☆再生可能エネルギー促進法 太陽光・風力・地熱・バイオマス・小水力などの再生可能エネルギー(以下、再エネ)を電力会社が一定期間・
一定価格で全量買い取り爆発的に普及させようとしています(迅速かつ大量の普及をめざして)。 ☆調達価格等算定委員会
再エネの「買取価格と買取期間」を審議する「中立的な第三者機関」です。再エネの爆発的普及は「買取価格 と買取期間」にかかっています。

☆「調達価格等算定委員会」の国会同意人事が、国会による慎重な審議も無しに決められようとしています。今の 提案は、進藤孝生氏(経団連地球環境部会長、新日鐵副社長)、山内弘隆氏(一橋大学教授)、山地憲治氏 (地球環境産業技術研究機構理事・研究所長、元東京大学教授)、辰巳菊子氏(日本消費者生活アドバイザー・ コンサルタント協会理事・環境委員長)、和田武氏(日本環境学会会長)です。このうち3名は以下の理由から不 的確です。

◎「進藤孝生氏」は、次の理由から、きわめて不適格です。 1)「再生可能エネルギー促進法」に明確に反対しています。よって、再生可能エネルギーの普及を図るという法律の趣旨に反します。 2)新日鉄の副社長であり、エネルギー多消費産業である鉄鋼業界を代表し、電力価格への上乗せに反対しています。よって「調達価格等算定委員会」の中立性が大きく損なわれます。

◎「山内隆弘氏」と「山地憲治氏」は、次の理由から、不適格です。
1)ともに、RPS 法(電気事業者による新エネルギー等に利用に関する特別措置法)で固定価格買取制度を批判してきた中心人物です。
2)山内氏は、国会参考人意見陳述でも、「一律の買取価格でエネルギー種間で競争」することを主張し、自然エネルギーの買取価格と期間を「住宅用太陽光(余剰電力買取)、大規模太陽光(全量買取)、その他」の 3 区分化を推進してきた中心人物です。 また、山地氏は、その一律の買取価格をとりまとめた経済産業省の新エネルギー部会長です。よって、「区分の細分化(太陽光、風力、地熱などの区分、形態、規模等により価格と期間を定める)」国会での修正・合意に反します。

<呼びかけ団体>順不同・2011 年 11 月 29 日現在
エネシフジャパン有志、e シフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)、サステナ、 環境エネルギー政策研究所(ISEP)、WWF ジャパン、FoE Japan、気候ネットワーク、 グリーンピースジャパン、大地を守る会、原水爆禁止日本国民会議、虔十の会、 原子力資料情報室、みどりの未来、環境市民、R 水素ネットワーク、日本環境法律家連盟、 環境と暮らしを考える集い、足元から地球温暖化を考える市民ネットたてばやし


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2011/11/29

ハワイで田植え

元東電社員が東電を辞めたわけは?福島第一原発で働いていた木村さん。東電学園なんていう企業内高校があったことを初めて知りました。授業料無料で給料も出て、ここを出たら必ず東電入社が約束されていた企業内高校でしたが、2007年で閉校になったそうです。

http://www.youtube.com/watch?v=nTPrI6_h6Gw
また
http://goo.gl/RkJxZ

福島から疎開中の木村さんは今、高知県で自給自足を目指しています。なんかうれしい。より自給的な方向(グローバリゼーションの真逆です)に世の中が向かって行けば、環境破壊も戦争も原発もいらなくなりますからね。

さて、自給と言えば、私にとってはやはり田んぼが必要です。ハワイ島には田んぼはないので、木枠とビニールでプールの田んぼを裏庭に作ったことを二日前に書きました。

田んぼ作りのJPG

今日はその田んぼにに田植えをしました。大きさは6帖の部屋ぐらいなので、あっという間に終わりました。200苗ぐらいあったでしょうか。基本1本植えで、最後の方は苗が余ったので、2〜3本ずつ植えました。

うまく育つでしょうか(大きくな〜れ)。ときどき生育状況を報告します。

田んぼ作りのJPG

このミニミニ田んぼがうまくいったら、次はもう少し大きいところで挑戦したいです。半反(150坪、この25倍ぐらい)あれば一家で一年分ぐらいのお米が穫れます。本当はハワイの伝統的なタロイモ畑(やはり田んぼと同じように水を張って植えます)を借りられたら理想的なのですが、まだ貸してもらえるタロイモ畑は見つかっていません。

田んぼ作りのJPG

食べ物とエネルギーは地域ごとに自給自足していくのがこれからの時代の主流になると思います。千葉県鴨川でやっていたように、ここハワイ島でも小さい規模でもいいので食べ物とエネルギーの自給を目指して、できることから始めています。

田んぼ作りのJPG

あっという間の田植えだったけど、やっぱり田植えは楽しい!!ワクワクし、神聖な気持ちにもなり、瞑想のようでもあります。一粒がうまく分けつして育てば2000粒になるいのちの奇跡。お米って本当にありがたい。今日のご飯(大根の間引き菜が沢山あるので、黒ごまを入れて菜飯を作りました)も最高でした。

田んぼ作りのJPG


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2011/11/28

太平洋を非核に:原発も原爆もいらない

太平洋の真ん中からアローハ。

311以降、毎日放射能レベルをチェックする習慣がついたのは、良いことだと思っています。本当に多くの人がそうするようになっているので、意識が高まるからです。

私は原発も原爆もこの世界からなくしてしまいたい、と思っています。

ここハワイ島には米軍の広大な演習場があり、実弾演習で劣化ウラン弾も使われています。なので、以前から放射能レベルが高いことがごく一部の活動家の間では話題になっていました。

しかし、なんせここは観光で食べている島。誰もそんなこと話題にしたくないのです。情報は捜しても出てきません。そして、これからハワイ諸島の他の島から広大な土地のあるハワイ島に軍事基地が移転してくる(現在の基地がさらに拡張される)予定です。それをどうしたら食い止められるのか、地元の仲間を捜し始めたところです。

私の知る限り、反対運動のようなものはありません。

太平洋は1960年代に核実験場とされました。美しい島々には自給的に平和に暮らす人々がいたのに、その頭上で米国もフランスもイギリスも核実験を繰り返しました。本当に悲しい、惨いことです。その影響は今も続いていると私は思っています。

先日、APEC対抗会議のMana Nui Conferenceに参加しましたが、太平洋諸国のNGOが集まり、今の経済至上主義のAPECのやり方に協力しないことが確認されました。

参加したメンバーの中には、古くから非核太平洋をめざして活動している人たちがいました。非核は核兵器だけではなくて、もちろん原発もです。

私はこちらに来てからはRadiation Networkを見ていますが、最近のハワイ島の放射能レベルは日本より高いときが多いです。
ハワイとアラスカ:http://radiationnetwork.com/AlaskaHawaii.htm
(私が今いるのは、一番大きいハワイ島の西側、コナというところ)
日本:http://radiationnetwork.com/Japan.htm

CPMという単位は私にはなじみがないのですが、カウント・パー・ミニットで1分あたりの放射線がぶつかる回数のようです。今日は40cpmでした。ネットで調べてみると、これはだいたい0.3μSvに相当することのようで、もし本当ならかなり高いです。鴨川では一番高いときでも0.2μSvでした。ちなみに、日本の公衆被曝許容量の年間1ミリSvを時間にすると、0.1141μSvですから、それを遥かに超えてしまいます。

この島には原発はないし、原子力産業もありません。汚染源がどこなのか、福島なのか、米軍の演習場なのか、それとも私たちの知らない何かなのかもわかりません。

ともかく言えることは、これ以上人工放射能を生み続けてはいけない、ということ。これを世界のコンセンサスにするにはどうしたらいいのか、この島の中でもこういうことが話し合えるような仲間を捜しているところです。


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2011/11/27

ハワイで田んぼ作りに初挑戦!

2006年にハーモニクスライフセンターで招聘したアーネスト・スターングラス博士。そのときの講演録(通訳をさせていただきました)がこちら。彼のことを知らなかったら、私は今の活動をしていません。

スターングラス博士は311原発震災後の日本のことをとても心配されています。
http://www.youtube.com/watch?v=TPO7Tft0YlQ
もう80代後半のはずですが、お元気で何よりです。
ーーーー
さて、本題。
今日は一日土まみれ、汗だくでした。

ハワイ島は常夏なので、植物の生育がとても早いです。ということは、雑草の生育も早い、ということです。それで今日は雑草抜き。そして最近一挙に落ちてしまったマカデミアナッツの収穫(すぐに収穫しないと、中身をマングースに食べられてしまうのです)。大きなかごに一杯採れました。

田んぼ作りのJPG

前にも書きましたが、私たちは今、芝生と観葉植物でいっぱいだった庭を、芝生をはがし、その下の瓦礫を除いて、畑に変えています。鴨川でやっていたように、ここでも自給自足を目指しています。すでにレタス、トマト、ミニトマト、ネギ、大根、人参、チンゲンサイ、ほうれん草、小松菜、カブ、パセリ、ナス、カボチャ、ケール、スイスチャード、春菊などを育てて収穫しました。半年前まできれいな芝生の庭だったのが信じられません。

田んぼ作りのJPG

田んぼ作りのJPG

裏庭には元々オレンジ、レモン、金柑、ココナッツ、マカデミアナッツ、パパイヤが植わっていましたが、私たちはさらにバナナ、アボカド、コーヒー、マンゴー、カカオを植えました。バナナは1年で収穫できるそうですから、楽しみです。

田んぼ作りのJPG

そして今日、ついにミニ田んぼを作り始めました。ハハ!

私たちのいるところは溶岩だらけで土があまりなく、水もないので米作りは諦めていたのですが、玄さんが2×4の木材を買ってきて、枠をつくり、ビニールをしいてプールを作り、土を入れ、水を入れ、ミニ田んぼを作り始めたのです。種籾は鴨川から持ってきたので、少しだけ苗床を作り、もしうまく水がたまったら、田植えができます(まだできるかどうかわかりません)。

田んぼ作りのJPG

田んぼ作りのJPG

田んぼ作りのJPG

さあ、どうなることでしょう。お楽しみに。

もしここでも米が作れることになったら、私たちの自給率はぐっと高まります。まあ、美味しいカリフォルニア米が安く買えるのですが、米作りの喜びには変えられません。

これでバナナとアボカドが採れたら言うことなしです。アボカドは5〜10年ぐらいかかるでしょうが、その間は落ちているのを拾ったり、ファーマーズマーケットで買います。

こんなハワイで暮らしてみたい方、今なら円高で家を持つことも夢ではないですよ(1ドル150円だった時代のことを考えると、半額で買えます)。我が家の近所には、こちらにも家を持って、日本人でハワイと日本を半々に暮らしている方(ご年配のご夫婦が多いですが)が複数います。

来年1月13日の午後1時から、横浜の中華街の近くにある神奈川近代文学館ホールで私の講演会がありますが、そのとき、そんなハワイの話もしようと思います。ハワイ島に興味のある方、暮らしてみたい方、ぜひ、いらしてください。収益は、「つなぐ光」に寄付するチャリティー講演会です(冬休みも福島の子どもたちを沖縄で遊ばせたいのです)。昼の部が私、夜の部(午後5時から)が広瀬隆さんです。

広瀬隆さんは、今、日本各地で講演をされていますが、週刊朝日に「原発破局を阻止せよ」という連載をされていますので読んでみて下さい。同タイトルの本は日本人必読だと思います。発言は厳しく、正確で、みんなのいのちを本当に大事にしている広瀬隆さんを私は信頼しています。

私にとって2012年初仕事の「ポスト311・チャリティー講演会」。12月1日よりローソンチケット(Lコード:37105)で前売り券が発売になります。昼の部が私の講演会で1500円、夜の部が広瀬隆さんの講演会で2000円です(当日はそれぞれ+500円)。

翌日からは脱原発世界会議(1月14、15日)ですから、遠方の方も1日早く横浜入りして、13日の夜は一緒に食事でもして、それから翌日、一緒にパシフィコ横浜へ行きませんか?

「YES」という方は、こちらにメール下さいね。

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