2010/09/14

♪ 平和を創る人に幸いあれ:サラ、スーザン、そして藤本監督 ♪ - 16分20秒 - 4.2 MB

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映画『ZERO:9/11の虚構』は初日満席(190名+α)、2日目129名、3日105名と予想を上回る順調な入りで、関係者一同、驚いています。

東京に滞在しているときに同宿した『アメリカばんざい』などの監督・藤本幸久さんをインタビューすることができました。藤本監督は、今月末から、自作6本を持って「辺野古を考えるー是国上映キャラバン」を6ヶ月かけて敢行します。
http://america-banzai.blogspot.com
その心意気に共感し、私も鴨川で11月15日に監督をお招きして、我が家で上映会をする予定。詳細はブログでご案内しますので、お楽しみに(先着30名)。

そして今日は、明日帰国する冤罪被害者のスーザン・リンダウアーさんのお別れ会に行ってきました。
http://enzai.9-11.jp
スーザンは911事件後、すぐに米国議会で可決した「愛国者法」の逮捕者第1号。しかも冤罪(イラクのスパイをしたという罪)。スーザンは元々平和活動家で、イラクの経済制裁にも反対していました。その活動故、イラク代表部とつながりがありました。

それに目を付けたCIAは、イラクとの間で情報提供などをする協力者になるようスーザンに近づき、彼女は承諾(ただし無給。その理由は、有給だと一生秘匿義務があり、戦争に反対の彼女としては、それはできないから)。彼女がその役割を引き受けたのはひとえに「戦争を回避するため」でした。

しかし、彼女は「愛国者法」によって逮捕され1年近くも勾留されます。(詳細は今週の『週刊金曜日』に)

その刑務所で同室だったのが、山崎淑子(サラ)さん。彼女が捕まったのは911事件がらみの詐欺の共謀罪で、こちらも冤罪。日本で3ヶ月勾留された後、日米犯罪者引き渡し条約によって、日本国憲法に守られることなくアメリカに引き渡され、理由もわからないまま7ヶ月勾留されます。

そこで司法取引を受け入れ(罪を認めたら出してやる、と言われたが、嘘)、実刑判決を受けて、結局2年近くを刑務所で暮らします。病気の体を引きずるようにして帰国し、ホームレスになって死にかかっていたところを聖路加病院でいのちを取り留め、今やっと、自らの尊厳を取り戻し、また平和を創るために歩き始めています。

そんな過酷な体験を生き抜いた2人が、9月3日から今日まで日本各地(東京、広島、大阪、神戸、長崎)で講演し、最後の訪問先長崎では、長崎大学の戸田先生のご尽力で、テレビ出演も実現しました。

本当によかった!

これから日米でお二人の本が出版されます。暖かいサポートを引き続きお願いします。

聖書には「平和を創る人に幸いあれ」という言葉があります。

平和とはどこか遠くにあるのではなく、今この瞬間を自分自身と自分と一緒にいてくれる人に愛を持って接することだと思う今日この頃です。この瞬間を平和(=愛=光)で、満たすことです。

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2 件のコメント:

フクヤン さんのコメント...

 「平和をつくる人たちは幸いである。彼らは神の子と呼ばれるからである。」(新約聖書 マタイによる福音書 第5章第9節 )です。
 私もクリスチャンの端くれとして、そうありたいです。

匿名 さんのコメント...

 藤本監督の映画上映会は30人でいいんですか?たしか阪大のI先生も応援しているんです。阪大で911検証会議を計画してますから、この監督も応援しなくっちゃ。
 
 スーザン、サラさん強行スケジュールをご苦労様でした。
 
 ZERO の上映は、是非全国展開してほしいですね。 

  911高知検証会議はこちらでみれます。http://www.youtube.com/user/yushkoba720?feature=mhum