犯人はオサマ・ビンラディンを首謀者とするアルカイダとされ、世界中はそれを信じて米国主導の「対テロ戦争」に参戦し、あるいはそれを支援しています。もちろん日本政府も。当時の小泉首相が、世界で真っ先にブッシュ大統領支持を表明したのを覚えている方もいるでしょう。
ここまでは、誰も異論はないと思います。
ここから先は、米国発マスコミ情報の「信者」(2004年までの自分自身)には酷ですが、「あなたの信じていることには根拠がない」ことを『ZERO』は教えてくれます。これまでの作品との違いは、FBIの職員やペンタゴンやCIAの関係者が顔と肩書きを出して政府説の嘘を証言していることです。
この証言者たちのリストを観てください。イタリアの映画でよくこんなに集めた、と感心します。
http://zero.9-11.jp/about/about_02.html
私が最も驚いたのは、ハーバラ・ハニガーの「これは軍用機だったはず」という証言やFBI職員のコリン・ロウリーの証言。そして、マイケル・スプリングマンの「テロリスト用ビザ計画」の証言も衝撃でした。
そして、最後の息子を亡くした父親・ロバート・マクルヴェインの言葉に胸が打たれます。
「決して一人では観ないで下さい」と書いたのは、見終わった後にいろいろな疑問が沸き起こることが予想されるからです。一人ではその疑問の行き場がありませんが、誰かと一緒に観ればそのことについて話し合うことができます。そして、会場でお渡ししている「911をより詳しく知る資料リスト」を使って、自分たちで調べてほしいのです。
私が日本語版DVDを翻訳制作しただけでも『911ボーイングを捜せ』『911の嘘をくずせ』『9/11:真実への青写真』があります。さらに、『第2回911真相究明国際会議完全記録DVD3枚組』ではグリフィン博士や童子丸開さんや藤田幸久議員の日本唯一の貴重な講演を聞くことができます。
私たち日本語版製作チームが意図しているのは、「気づく人」をたくさんつくること。「気づかれたら困る人」が戦争をしかけ、殺し合いをさせたり、戦争のサポートをさせたりしています。それを止めるのが『ZERO』です。
さて、2010年9月11日から始まった東京都写真美術館での『ZERO:9/11の虚構』の上映は大好評の中、本日終了しました。最終日は169名だったそうです(私は今日からワークショップなので、行かれませんでした)。
次は表参道(青山学院そば)のシアタ—イメージフォーラムのレイトショーが10月2~15日。午後9時からと遅いですが、ディナーのあとにいらしてくださるとちょうどいい時間。デートコースに入れてくださいね。
この映画は、あなたの大切な人と一緒に観て下さいね。
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