http://www5.pf-x.net/~gotama/index.html
さて、今度の本『テロ&戦争詐欺師たちのマッチポンプ』がもうセブンアンドワイのサイトにありました。アマゾンにもあるのかな?と思って調べたら、こっちにもありました。
http://www.amazon.co.jp/超みえみえ-テロ-戦争詐欺師たちのマッチポンプ-なぜ世界は黙ってこれを見過ごすのか-きくちゆみ/dp/4199060618/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1250947646&sr=8-1
今日のブログには、死語になりつつある(のかしら?)「マッチポンプ」の意味を書きます。なぜなら、この本をやっと書き上げた(校了した)ことを2人の友人に話したら、双方から「マッチポンプってなに?」と聞かれたから。
2人ともごく普通の日本人で妙齢の聡明な女性。彼女たちがピンとこないタイトルじゃ、大変!と思って、今からもうタイトルは変えられないので、せめてこの言葉の意味を知らせ、復活させる努力をします。
「マッチポンプ」の意味はーー
Wikipediaでは:
「マッチで火をつけておきながら、それをポンプで消す」というように、自分でわざわざ問題を作り出しておきながら、そ知らぬ顔で、自分がそれを解決することで賞賛や利益を得るような、偽善的な自作自演の手法を意味する和製英語である。」
インターネット国語辞典goo辞書では:
〔和製語。自分でマッチを擦って火をつけておいて消火ポンプで消す意〕自分で起こしたもめごとを鎮めてやると関係者にもちかけて、金品を脅し取ったり利益を得たりすること。
「最強!覚えなければ恥をかく用語集」では:
自分自身で揉め事や騒動を作って起きながらそれを解決したり、解決すると持ちかけてさも自分の手柄のように振る舞い賞賛を得たり他人を騙して利益を得たりする事を言う。
ということです(ネットの辞書って便利です)。
つまり、「自分が意図的に起こした問題を自分で解決することで利益を得る行為」ということですね。戦争を画策して、双方に武器を売って儲けるとかは、昔からよくあるマッチポンプ。カラダに良くない化学物質や放射性物質をバラまいて、病人をつくり、また医薬品や放射線で治療して儲けることなんかも、マッチポンプの典型的な例ですね。インターネットでウィルスをバラまいておいて、ウィルス対策のソフトで儲ける、とか。
そうそう、タミフルで儲けたラムズフェルドさん(日本は随分買わされたみたいね)が、SARSや鳥インフルエンザや新型インフルエンザなどのウィルス開発に関わっているのではないかという疑惑がありますが、これなんかも典型的マッチポンプ。
この言葉の意味がわかると、世の中の実に多くのことが「マッチポンプ」であることが見えてきます。
この本では、テロを自分で起こしておいて、「対テロ戦争」で解決しようと同盟国に持ちかけて、大儲けをしている行為を指しています。
ちなみに、「マッチポンプ」は和製英語(厳密には、ポンプはオランダ語)なので、日本でしか通じません。
http://en.wikipedia.org/wiki/Macchiponpuによると、この言葉が最初に使われたのは1960年代だそう(私と同年齢)。
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2 件のコメント:
この本はテロ戦争の本質を突いていますね!
ありがとうございます。まだ読んでいただいていないので(出版は9月予定)、読んでみて、本当にそう思ってくださったら本望です。どの戦争もたいていは、でっちあげで始まっていますからね。一度戦争が始まると、戦争は延々と続き、始めた理由がなんだったかはどうでもよくなってしまうんですね。殺し殺されるのは一般市民ばかり。偉い人は命令はするけど、安全な場所にいて、マッチポンプで大儲けです。
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