2010/07/09

田植えは本日夕方終了/『ZERO』日本語版をなぜ制作するのか(私のニーズ)

田植えを体験したい方は今日中にどうぞ(多分今日一日で終わっちゃうから)。最寄り駅はJR安房鴨川、最寄りバス停は「みんなみの里」。そこまできてくれたらお迎え行きます。(必ず前もって 04-7097-1011 ご連絡を)
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さて、『ZERO』日本語版を制作中で昼も夜も(時に夜中も)働いている私ですが、ここまでしてこれをやろうとする私のニーズは何?

ディープニーズは「平和」と「貢献」です。

邦題のサブタイトルがなかなか決まらないで、気持ちが揺らいでいたとき、制作スタッフとのやりとりとの中で気づきました。私たちがこの映画を通して実現したいこと、それは「たくさんの人に気づきを」であることを共有できました。

そう、この作品に興味をもってもらい、まずは知ってもらうこと。対テロ戦争のはじまりがへんだよ、おかしいよ、まだ本当のことは誰も知らないよ(だから「ゼロ」というタイトルなの)、ってことを。

そしてこの映画に限らず、私たちがここでの暮らしや仕事を通して伝えようとしていることは、まさに「自分の人生を自分でコントロールして生きてねー。そのほうが抜群に楽しいよ。マスコミ情報を鵜呑みにしないで、自分で調べて判断してねー」なのでした。

字幕の制作、デザイン担当のフジワラトシカズさんは、「自分の人生を自分でコントロールして生きていく人が増えること。平和は、その結果。」と彼のニーズを教えてくれました。

確かに、平和はその結果ですねー。

そもそも、私と玄さんは、だからこそ、こんな暮らし(手作業で田んぼや畑をやってなるべく自給する)をしているのでした!

フジワラさんは映画のタイトルを決めるやり取りの中で「表現をもっと大切にして! 時代を感じて! (どうしてわからないの?)」と感じていたそうです。

なかなかみんながわかってくれなくて、不満だったのかもしれません。その奥には「平和」というニーズが見えます。

でも、すぐその後、「思いついたら自分でやればいいんだものね。気づいた人。文章する人。映像にする人。デザインする人。etc...それぞれの役割があって、それを橋渡ししていけばいいのだものね。」とあり、うれしかったです。

ニーズを共有できていれば、行動も表現も、自然とその方向にいきます。こういうスタッフで仕事ができることは、何て幸せなのでしょう。

日本語版の『ZERO』、きっと素晴らしい作品に仕上がります。
今は産みの苦しみ(出産と同じで、同時に「楽しみ&喜び」です)。
2010年9月11日の劇場公開をお楽しみに。

9月11日(か12日、18日、19日、20日)に東京都写真美術館でお会いしましょう。イブニングショーは9月11~24日ですが、土日祝日には舞台挨拶をさせていただきますので、恵比寿におります。どうか声をかけてくださいね。

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6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

邦題が何になるか めちゃ楽しみだわ

 そうか ゼロの意味ってそんなことだったのね。

 イタリア映画っていいよね。

 「道」フェリーニ はいいよねぇー

 大好きな映画です。関係ないか・・・・

匿名 さんのコメント...

 
 邦題がめちゃ楽しみです。

 ゼロってそんな意味だったんですね。

 

 イタリア映画っていいですよね。

 フェリーニの「道」は最高です。

 

Yumi Kikuchi さんのコメント...

はい、ゼロは、「911について私たちが知っていることはゼロに等しい、実はまだ本当のことを知っている人は誰もいないのだ」、そんな意味が込められていますよ。

ZEROの邦題は明日、発表します。興味をもってくれてありがとうございます。イタリア映画だけあって、美的センスもいいんです。お楽しみに。

匿名 さんのコメント...

広島県安芸郡坂町 小屋浦
という ところに 住んでいます 荒川豪敏です

いつも ポジティブ心を もらっています

田植え 近ければ 伺いたかったです

zero に続く 様々な 愛

マシュー君の両親へも 届きますように

Yumi Kikuchi さんのコメント...

荒川さん、コメントをありがとうございます。私がいろいろな作品をつくることができるのは、荒川さんのように受け止めてくださる方がいるからです。励みになります。今はまだ産みの苦しみの真っ最中ですが、少しずつ成長しています(仕事のやり方や質も。本当に少しずつ、だけど!)。

9月11日をお楽しみに。広島でも上映できるといいなー(自主上映、も募集しますので、そのときはよろしくー)。

Yumi Kikuchi さんのコメント...

荒川さん、コメントをありがとうございます。私がいろいろな作品をつくることができるのは、荒川さんのように受け止めてくださる方がいるからです。励みになります。今はまだ産みの苦しみの真っ最中ですが、少しずつ成長しています(仕事のやり方や質も。本当に少しずつ、だけど!)。

9月11日をお楽しみに。広島でも上映できるといいなー(自主上映、も募集しますので、そのときはよろしくー)。